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サーバいじりメモ

時間があるので中古で買ったサーバ(HPE ML30 Gen9)をいじっている。やったこととか、学んだことを記録しておく。

サーバにOSインストールしたり、UEFIの設定変更したいときにモニターとかキーボードとか接続するのめんどい問題

iLO(HPE Integrated Lights Out)を利用するとネットワーク経由でサーバの管理ができる。サーバに電源が入っていなくても通電さえしていれば利用可能。

iLOのFWアップデート

2.55→2.82にアップデートした。
HTML5版のRemote consoleが使えるようになった。

アップデートは下記の記事を参考にして実施した。


iLOのIPアドレス変更

左カラムのメニュー: Network > Shared Network Port
画面上部のタブ: IPv4

Enable DHCPv4のチェックを外して必要な項目を修正する。


Proxmox NodeのIPアドレス変更 (1台構成の場合)

下記のファイルを修正して再起動

  • /etc/network/interfaces

  • /etc/hosts


ProxmoxのLXCをTerraformで構築

ざっくり解説

  • Terraform実行用のロールを作成し必要な権限を割り当て

  • Terraform実行用のユーザを作成しロールを割り当て

  • 上記で作成したユーザの権限でAPI Tokenを生成

  • Terraformを実行するマシンの環境変数を設定

    • PM_API_URL

    • PM_API_TOKEN_ID

    • PM_API_TOKEN_SECRET

  • Terraformコードを作成し、init, plan, apply

コードは下記のRepositoryで管理している。

https://github.com/eirayimiguk/homelab/blob/main/terraform/proxmox/container/pi-hole/container.tf


.tfstateの管理を楽にやりたい

AWS S3をbackendとして使うとお金がかかるのでなんとか無料でやりたい。でも手動で管理はしたくない。で、調べてたらTerraform Cloudの無料プランが良さそうなので、こちらを利用することにした。

Terraformの実行環境はリモート(Terraform Cloud上の環境)か、ローカル環境かを選択できるが、リモートでの実行は速度に不満があったため、ローカル実行を選択した。


Linux CLIで簡単なCPUベンチマーク

apt install sysbench
sysbench cpu --threads=4 --time=600 run


外形監視の導入(New Relic)

下記のリンクから無料でサインアップ

手順に従ってProxmoxにAgentをインストール

sysbenchを実行したときの様子


今後やりたいこと

  • コンテナとVMのリソース監視 (Prometheus + Grafana)

  • Cloud-init or Ansibleを利用してコンテナ初期設定の自動化

  • Nature Remo Eを買ってスマートメーターの情報取得・可視化

  • 普段使いのネットワークと検証用のネットワークのセグメント分割


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