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【才能を見つける子育て】努力なんてたかだか全体の5%以下

こんにちは。Sです。

突然ですが、皆さんは一番大事なのはなんですか?

お金、家族、友人、恋人…まぁ色々ありますが、「成功」する秘訣は?と聞かれたら、大抵の人が「努力」と答えるのではないでしょうか。それもそうです。努力はやるべきです。でも、私が言いたいのは「努力」というのは成功するための行動の5%しか占めていない、ということです。

私は現在高校生で思春期後半に差し掛かりますが、中学生の思春期真っ只中の時は丁度、何もしない不登校の引きこもりでした。

そんな時に周囲が私に言った言葉といえば「もっと努力をしろ」でした。情熱もなく、好きなこともやりたいこともない私にとって何を努力するっていうんだ、と心の中で悪態を吐いていました。

でも、今は音楽プロデューサーになる、という夢のために様々なことを調べて経験もしています。そのきっかけは、やはり好きなアーティストがきっかけでした。

私の人生を成功というジャンルの中でいえば、現在私は「努力をしている」ということになるのでしょう。ですが、何故その努力を「たかだか5%」という言葉で片付けられるのか、というと

成功に一番大事なのは「発見」だからです。

この発見、がなければまず努力はできません。

中学時代の私はこの「発見」をまだしていなかったのです。発見をするために大事なのは好奇心。そして最も大事なのは自分の意見、意志です。「もっとこうすればよくなるんじゃないか」「自分ならこうしてみたい」といった自己の確立が大事なのです。

何もきっかけを与えずに「努力しろ」というのは結構酷な話だと私は思うんですよね。

情熱もなくゲームや携帯をダラダラ弄っては引きこもってる子供を見ると、将来が不安にもなるでしょうが、そんな子供に「努力をしろ!」と怒ったところで仕方の無い話です。なぜなら、その子供には「発見」のきっかけをまだ得ていないのです。

例えばですが、エジソンが白熱電球を作ったのは、なにもいきなり「白熱電球を作るために努力しよう!」と考えたわけではありません。

「ロウソクの火だけでは不便だ」という自分の意見と、光るシステムを作る方法を考えるという好奇心が「白熱電球」という発見を生んだのです。この発見が全体の90%以上を占めるわけです。白熱電球を作るための試行錯誤という努力は発見の後に付いてくるわけです。つまり、私が言いたいのはいきなり努力を提示するわけではなく、発見するための好奇心や自分の意見を出すための自己形成を育てるのが、成功する子供を作るための教育だと思うのです。

私は両親は居らず、児童相談所と祖父母の家を行ったりきたりの生活で、まともに親からの教育を受けなかったのですが、私の教科書となったのは音楽でした。

音楽は常に私に問いかけ、好奇心を与え、アーティストの姿は私の自己形成に影響を与えました

ハッキリ言いますが、「発見」のない努力はほとんど無駄です。まずは発見をするべきです。何かに好奇心を抱き、自分の意見を持つべきです。

時には子供に問いかけ、何が好きかを聞いてみるのもいいと思います。発見がどこかに転がっているかもしれません…

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