ししゃも

短編小説、かずきの大剣連載中です!

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かずきの大剣 第5話:尻戦(けっせん)の時〜体剣の勇者〜

5話「尻戦(けっせん)の時〜体剣の勇者〜」 俺達はフェラチオーネを出て峠を下り、西の国へと入った。そこから数ヶ月が過ぎたある日だった… 俺の目に見覚えのある金髪の騎士が目に入った。間違いない、アスピアだ。部下であろう10人ほどの騎士を引き連れている。俺はリアとアザゼルに指示をして、後をつけることにした。 かずき「あいつらどこに行くんだ…」 リア「お城の入口に入るみたいだよ?」 アザゼル「ほんとだ…」 俺達は数十秒で作戦を立てた。 まずアスピアにアザゼルが飛び込み、

    • かずきの大剣 第4話:峠の町フェラチオーネ

      4話「峠の町フェラチオーネ」 山を登り、俺達3人は峠の街「フェラチオーネ」と言う町に着いた。着いた頃には既に日は沈んでおり、俺達はすぐに宿屋を取り晩飯を食べる事にした。 かずき「着いたなーフェラチオーネ。なあアザゼル!ここは何が有名なんだ?」 アザゼル「…そうですね…ここは精力魔法発祥の地ですので…魔族やエルフや獣人族のキャバクラや風俗…後はサキュバスとかも店を出してますね…農産品とかも特に有名な物はなくて…夜で生計を立ててる町ですね…」 リアの視線が一瞬だけ俺を向いた

      • かずきの大剣 第3話:漆黒の剣士アザゼル

        3話「漆黒の剣士アザゼル」 それはリアと旅に出て1年後のある大雨の日 いつも通り俺達2人は西の国を目指して山道を登っている所だった。西の国へは遠い。飛行魔法や転移魔法があればすぐに着くが、リアはその魔法を習得していない為と、西の国の1番大きな騎士団収容所が最西端あるので、そこに向かうには2年の月日が必要だった。アスピアが居る可能性としては、そこが1番高いと踏んでいる。 かずき「よし。この山を下ったら西の国と東の国の国境付近だ。」 リア「そうね。やっと西の国に入るのね!」

        • かずきの大剣 第2話:東の国の聖女リア

          2話「東の国の聖女リア」 ???「大丈夫ですか??お名前言えます?」 透き通るような美声で俺は目を覚ました。 かずき「…あ、はい…かずきです。」 恐る恐る目を開ける そこにはシスターの服装を着たとても綺麗なエルフの姿があった。 ???「良かった〜!起きられましたか!私はリアと申します!近くの草原で倒れてる人が居ると連絡を受けてあなたをこの教会に運んで来たんです〜!」 彼女はリアと言うらしい。 見かけ通り元気っ子だ。 エルフ特有の長い耳、それに白い肌に緑の目ツヤのある髪。

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          かずきの大剣 第1話:剣と魔法とデカ●ンの世界…?

          かずきの大剣 1話「剣と魔法とデカ●ンの世界…?」 ジャキン…(剣を抜く音) アスピア「私に宣戦布告するとはいい度胸ね」 かずき「あの時の屈辱を今日は晴らしに来た。まぁお前に対しての恨みは消えないがな。」 あれは俺がこの世界に足を踏み入れた3年前のこと 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 俺は自室のベットで寝ていたのだがいつの間にか異世界に転移してた。 そこは剣と魔術の世界。エルフだってドワーフだって居る。時代は中世と言ったところ。魔王との戦いはすでに終息し、人々は平和に

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