今回はリメイク作品の解説です。

2020_075でも書いたミュシャさんのモンテカルロのオマージュ作品です。ポーズは全然違いますけど。後ろの植物（何だったかは忘れました）が左下から右上に伸びている構図がオマージュポイントですね。
かなり昔に一回作っていてそれを新たに作り直しました。色はだいぶ抑えています。最密度も上げています。

私がデジタル切り絵を始める前に書いた「moon」の２連作のうちの１点です。
中央の骨は恐竜の化石の図鑑を見ながら書いたので構造的にあながち間違ってはいないはずです。カラーインクで描いています。
まあ、月の化石という時点で構造も何もありませんけど。この部分は当時の手書きをスキャンして少し色などの調整をしたものです。なので珍しく解像度に依存していますから拡大には限度が有るところが難点です。moonの文字も当時のものをなぞったものです。
数年前の金井ご乱心でこの元の作品を始め、学生時代の課題、デッサン、作品などを捨ててしまったのが今になって悔やまれる所です。
※私は傷心がマックスに達すると自暴自棄になって身の回りのものをすべてを捨てにかかります。

元絵はちょっと昔過ぎてどうしてこういうスタイルなのか定かではありません。脚のリボンはボディピアスです。体細いですね。

皆さん、ホタルってみたことありますか？
私は田舎に住んでるはずなのに今まで一度もホタルのヒカリを肉眼で見たことがありません。
死ぬる前に一度は見てみたいものです。
この絵は夏の湿原を散歩している所です。