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2024年2月23-25日、母校の長野美術専門学校が毎年行っている「美専展」に行ってきました。
在校生が一年間に学んだことの集大成としてここで作品を発表します。
卒業してから思うことですが、教わるだけではなく、学ぶ姿勢が大事だと。
講師の先生は学生から見たらただの講師なのかもしれませんが、講師であるということは社会に出て結果を残した方たちなのです。
その方たちから直接教えを受け、それを吸収できる時間。
その大切さ。学校にはいろんな資料書籍も転がってる。
今更ながら学び放題だったのではないか。
昔の自分を叱りつけたい。
もっと学べと。

北野カルチュラルセンター吹き抜け
会場に用意された掲示板
美専展会場外の様子
リーフレットと生徒さんが製作した絵馬の工程などを記した冊子

一応、審査員の方などによる優秀な作品を表彰するなども行われましたが(お一人だけアニメ作品を制作された方がいて完成度スゲーと思いましたわ)、それより個々がどれだけ面白いことをしようと試みたか。そういったところを私は見たいと思いました。
気に入った作品数点を挙げ、それに対して感想を残すこともできるのですが、できるだけノミネートされていない生徒さんに対して感想を残してきました。
客観的な意見がどれだけ響くかはわかりませんが、今後の生徒さんたちの糧になったら幸いです。

少し気になったのは、展示の中にアクリルキーホルダー的なものを作ったり、そういったものも有りました。
ダメだとは言わないのですが、それってちょっと違うんじゃないかなって思ってしまいました。
確かに見栄えが良くなる。でもそれって努力の結果生み出されたものではないかなって。販売の際に色々展開するのは当然なのですが、うまく言葉にできませんが違うと感じました。
プレゼンとしてそういったものを作るのはいいと思う。
万が一、その生徒さんがこれを読んだらゴメン。
悪いとは言わないし私の個人的感想なんで気にしないでね。

今は色々な専攻があるらしく、展示の内容も様々で、見ごたえ有りました。
ただ学生のうちになんでもやっておくのも手ですよ。
私も二年になってデザインの授業が嫌で嫌で。
今思うともっと講師に投げてどうしたら向き合えるが模索すべきだったと思います。
あと、個々の成果に関しても格差が大きくあるように感じました。
それも学生の間に努力すれば縮めることのできる差ではないかと思います。
中学や高校の頃から美術やデザインを目指していた生徒と、美専にはいってから目指し始めた生徒。差が出るのは当然です。でも頑張ればなんとかなると思う。
いちばん大事なのは今学んでいること、全て基礎ができていてこそ。
未来のある美専の生徒さんにサチアレ。

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