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おはようございます。

私が10年前に起業した時にいつも懐に入れていた言葉です。

一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め

佐藤一斎(1772~1859年)は江戸の儒学者。
34歳の時に朱子学の塾長になった。70歳の時に、幕府が設立した唯一の大学である「昌平坂学問所」を統括した。門下生は3000人以上といわれ、には渡辺崋山、佐久間象山さくましょうざん山田方谷やまだほうこく等、幕末に活躍した人材を弟子として多く輩出している。

40代から焼く40年かけて著した著書「言志四録」で西郷隆盛(1828~1877年)は生きることの大切さと学習することの大切さを学んだという。

この格言は「一張の提灯を下げていれば暗い夜道も暗い闇も怖がることはないただ自分の足を照らすその一つの灯りを頼みにして歩き進めばよい。」ということを言っており、どんなに先が見えないような窮地に陥ったような場合でも嘆き悲しんだり、迷うことなく自分自身の生き方、志を信じて進めばよいのだという意味が込められている。

誰もが立ちすくんでしまうような暗闇の中で、不安に包まれて歩むときに足元を照らしてくれる灯りがあることはどんなに力強い支えになるか分からない。
その灯りとなる意志や目標をしっかりと持ち、その光が照らす道を力強く歩み進んでいきたいものである。

今日も素敵な一日にしちゃいましょう!

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