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16)悔しいと思うときほど成功のチャンス

今日は、「悔しいと思うときほど成功のチャンス」ということを書こうと思う。

というのも、今回のサッカーワールドカップの日本代表が、まさにそんな状況だと思ったからだ。

この心から悔しいと思う気持ちは、目標が達成される手前でしか実感できない気持ちである。

悔しいという気持ちは、もうそこまで手が届いているのに届かないという位置まで来ているという証拠でもあるのだ。

僕が、こんなことをいうのも何だけど、今回のワールドカップでの日本代表は、あと少し、ちょっとした何かが足りなかったからベスト8の夢が断たれたのだと思う。

むしろ日本に勝ったクロアチアは、これまでのクロアチアのサッカー史の中で日本以上に悔しい経験を何度も重ねてきているのだと思う。

だからこそ、彼らにはギリギリの試合を勝ち抜くことのできるメンタリティーを持っていたのだと思う。

彼らはきっと、これまでに何度となく「現状維持ではダメだ、何かを変えなければならない」という思いを痛感してきたのだと思う。

そういった差が日本とクロアチアにはあったのだと思う。

日本代表は、今回の大会で健闘こそしたけれどクロアチアに負けないくらいの骨子があったとは思えない。

選手一人ひとりとしてのレベルは上がってきていていて、ヨローロッパのチームとも引けを取ることはなくなってきているけれど、チームとしての骨組みがなかったように思える。

きっとクロアチアにあって日本になかったものは、そういったチームとしての骨子だったと思うのだ。

今回の敗戦はとても悔しかったけれど、そういった意味では負けてよかったのかもしれない思う。

今後、日本サッカーが躍進していくためには必要な敗戦だったといえると思うのだ。

なぜなら、ギリギリのところで負けたということは、改善すべき点はさほど多くないということであり、この敗戦から、目標を達成させるため最後のピースを見つけることができようになるからだ。

本気で悔しいと思うからこそ、本気で成功のチャンスを見つることができるようになるものなのだ。

日本サッカーの実力は、ワールドカップでベスト8に入るための実力は、もうすでに持っていて確率でいうなら90%くらいまで来ているといっていいだろう。

しかし、それが達成できていないのは、あと10%くらいの何かが足りないということだ。

この10%の何かを変えることができるようになれば、毎回とはいえないけれど、高確率でベスト8以上に到達できるようになるだろう。

今回の悔しさは、そういった高いレベルの悔しさなのだ。

こういったことは、何もサッカーに限ったことではないと思う。

誰もが、こういった経験を重ねながら生きているといっていいだろう。

自分の人生を振り返ってみても「あと少し」という思いを何度も繰り替えしてきた。

そして、悔しいかな僕の場合は、そういったときほど、諦めてしまっていた。

目の前にゴールが近づいていたのにもかかわらず、力尽きてしまっていたり、やっぱり駄目かと思ってしまって諦めてしまっていた。

だからこそ、悔しいと感じたときほど諦めていけない。

ほんのわずかなことを変えることができたなら、目的は達成できるところまで来ているはずなのだから。

悔しいと感じれば感じるほど、ゴールが目の前にあるということを忘れてはいけない。

悔しさを感じたなら、足りなかった僅かな何かを見つけて、それを変えればいいだけのことなのだ。

このことに気づけたなら、悔しさが成功するために必要なアイテムであるということを理解できるようになるだろう。

悔しさは、自分自身を醸成させる。

醸成とは、ある機運・情勢をつくり出すという意味でもある。

自分自身を醸成出来たとき目標は必ず達成させられる。

悔しさは、自分自身を醸成させる力となる。

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