見出し画像

83.夢中が人生の質を向上させる

どんなことでも夢中になれることがあると、人生を前に運んでいけるようになります。

また、夢中になれることを最優先事項にすれば、その対象を軸にして生活の組み立てができるようになるため、日々の暮らしに明確さが生まれ取捨選択が容易になっていきます。

そして、夢中になれることに集中できるようになっていくと、それを極めていけるようになっていくため、結果として他者の役に立てるようになっていきます。

こういったことから、どんなことでも「自分の好き」をためらうことなく実践していけば、人生の質が上がっていくのは当然といっていいでしょう。

人は「自分の好き」で生きられるようになると、生きづらさが消えていきます。

昨日の記事にも書きましたが、生きづらさは自分がしたくないことをしていると生まれてしまうものです。

しかし、「自分の好き」に夢中になることができれば、楽しさとともにあることができるため、生きずらいという思いが一瞬で消えてしまうものです。

人は「いまここ」になれる瞬間に、心地よさを感じます。

瞑想で「いまここ」になることが難しくても、自分の好きなことに夢中になることができれば、一瞬で「いまここ」になることができます。

「いまここ」とは、自分の自我が消えることで体感できることです。

自我とは、他者から自分がどう見られているか、どう見られたいか、と考えることでもあるため、自我が強く出ているときは、ある意味で自我で自分を防御していたりします。

しかし、例えば大好きなアーティストのコンサートに行って夢中になって音楽に浸っている瞬間には、他者からどう見られているかとか、どう見られたいかといった思いが消えているものであり、そういった瞬間はまさに「いまここ」の状態になることができています。

「いまここ」とは、自我という防壁を消してしまうものであり、「いまここ」の状態になることができると、その対象と一体となるような快感を得られるようになります。

夢中になるということで得られる「いまここ」の一体感は喜びであり、人は、こういった喜びを求めて生きているといってもいいかもしれません。

夢中は人に元気とやる気を与えてくれます。

その元気とやる気が、その人の人生を輝かせてくれるのです。

こちらは、先日訪れたホキ美術館で購入したポストカードです。

人の夢中は、これほどまでに精巧な絵を描かせてしまう力を持っていたりするものなのです。

夢中に貴賤はありません。

どんなことでも夢中になれることは、人を前向きにさせます。

夢中が、人をヒマラヤの山頂に到達させるし、水深8000メートル近くまで到達できる潜水艇を生み出してしまいます。

何かを収集するのでも、誰かの追っかけをするのでも、その人にとって夢中になれることであれば、それがその人を前向きにさせ、やる気を生み出してくれます。

そして、そういった前向きさや、やる気が人のエネルギーを昇華させ、その人に輝きを与えることになります。

夢中のエネルギーは純粋であり、そういった純粋さが生きることの喜びへとそのまま直結していきます。

「夢中」=「いまここ」=「純粋なエネルギー」=「一体感」=「喜び」

人が夢中で生きられるようになると、必ず達成感や満足感も得られるようになっていくものであり、その達成感や満足感は、そのまま自分に対する自信に繋がっていきます。

こういったことから、夢中が一人ひとりの人生の質を上げることができるのです。

夢中が、自分の中に潜む可能性を広げてくれます。

夢中が、自分を予想もできない世界へと運んでくれることもあるでしょう。

また、一人ひとりの夢中が感動を生み、他者にもよい影響を与えることもできます。

そういった意味でも、より多くの人が、自分の夢中を実践して生きていけるようになると、この世界は楽しくて平和な世界になっていくことになります。

幸せは夢中の中にあります。

しかも、夢中が新たな夢中を生み出してくれたりします。

どんなことでも、自分を夢中にさせることがあれば、人は必ず幸せになることがでます。

一つの夢中が、自分の人生を大きく飛躍させてくれるのです。


いつもサポートありがとうございます。感謝ですー😆👍💓