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最近の話3 バス停待ちの若者に一言

私はいつも帰宅の際は、駅からバスに乗って帰ります。
そのバス乗り場には、椅子が四つほどあります。
普通に順番通りに、最初に来た人からその椅子に座ってくれたらいいのですが、時々椅子には座らない人たちがいます。
最初の四人は椅子に座れるのに、一番初めに来た人が椅子に座らないと、次の人もその次の人も椅子には座れません。

私は腰痛持ちなので、いつも電車でもバスでも、空いている椅子があればすぐさま座りたい口なのですが、バス待ちの際に空いている椅子を見ると、前の人が詰めてくれないかな~と思ったりします。

椅子に座らないのは、特に若い人が多いようです。
若い人なら腰痛もないだろうし、立っていても疲れないでしょうが、そうではない人たちもいることを知ってほしいと思うのです。

以前に、バスの乗り場で、四つの椅子が空席で、一番初めに並んでいた二十代の若者が立っていて、そのあとを二十人くらいのバス待ち人がずらっと立っている光景を見て、疲れていた私は空いている一番目の席に座ってバスを待っていたことがあります。

やがてバスが来て、乗り込む時に、一番初めに並んでいた若者が私のほうを鋭い目つきで睨んで、バスに乗り込みました。

もちろん、バス待ちの一番初めの椅子に座っているとはいうものの、私が先にバスに乗り込む気持ちなど一切ないのに、その若者は「オレが一番なんだから!」と言わんばかりに、私を睨みつけてバスに乗り込んでいった。

座る座らないは個人の判断かもしれないけれど、順番待ちをしているのであるから、私が思うに、ちゃんと順番通りに座ってくれたら何の問題もないのです。

私は、これが今の若者の実態なのだろうか、と少し嫌な気持ちになりました。
自分の気持ちだけでなく、もう少し、他に対する思いやりの気持ちも持ってほしいと思うのです。


ヒドリガモ

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