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スウィープフィートの魔法の末脚

シザリガーです! 
今日の京都9R白菊賞に私たちの愛馬スウィープフィートが出走し惜しくも2着でした。惜しい、、、
2着だったんですが、あまりにも内容が良く急遽この記事を書いてます

今回のレースは収穫の非常に大きいレースで、着順以外100点満点の結果だと思ってますし、「クラシック」で戦える能力を見せてくれてくれたと思います。 祖母スイープトウショウの末脚を彷彿とさせる末脚が見れて感動しました!!

今回はレース回顧をしつつなぜ2着なのに能力の高さを証明できたのか、そして今後のローテについてを深堀していきたいと思います
 
ちなみに私は運よく去年も忘れな草賞勝ち馬で秋華賞まで進んだDMMバヌーシーのグランベルナデットに出資していて、その時に牝馬クラシックの賞金の積み方やローテをがっつり調べていたので、そこらへんの人間より詳しいです(笑)


レース回顧

レース回顧ですが、今回のポイントは

・ドスローの前有利な展開で1.3着は逃げ、2番手馬なのにほぼ最高峰からこの馬だけ飛んできた
・前回前半3F34.9ですら折り合ってないのに今回はドスローでも折り合った
・明らかに持ちタイムで格上の相手を撫で切った
・なんじゃあの末脚は

の4点です!

まずは今回のレースで一番強かった馬は絶対にスウィープフィートです
なぜ断言できるかというと明らかにスウィープだけの不利要素が多かったからで、
・京都最終週の1枠1番
・出遅れからの接触で地方馬と一緒に最後方追走
・ドスロー前残りで最後方のポジション
・ノーザンじゃないのに10日間競馬
などなど挙げればきりがないです。正直直線向くまで勝ち目はないんじゃないかなってぐらいしんどい競馬でした

まず枠です。1枠1番は最悪で最終週の馬場で先入れの奇数枠で待たされた挙句2番馬との接触もあってポジションが最後方になりました

ぶつかってしまった直後

そこから態勢を立て直して、ドスローの中折り合って足を溜める競馬が出来たのが今回の最高の収穫だと思います!
前走より遥かに遅いペースでも折り合得たのは本当にすごい事だと思いますし、厩舎力を感じました(ちなみに同じドスローだったベゴニア賞の2歳牝馬ガルサブランカは掛かって勝利を零した印象です)

600M通過が36.9の中この子の600M通過が38秒ぐらいでした、、この時点で普通は勝負ありです。
それぐらい致命的な展開不利だったと思います

終わったと思ってました

そこから少しずつ押し上げていって外に出していったのは外差し傾向の馬場を考慮すれば鞍上の好判断だと思います! ただここでも内枠なのが響いて距離ロスの大きいコース取りになっていました。ここの区間で勝ち馬は11.2秒の脚を使っていたので京都内回りの急激なコーナーを外を回りながら差を詰めていくのは相当な足を使わされたと思います



←の馬なんです

しかし直線を向いてから祖母譲りの末脚を発揮します!!!
ラスト2Fは逃げた勝ち馬が11.3→11.6の足を使ってます。その勝ち馬をあの位置から追いかけたスウィープフィートは一体何秒で駆け抜けたのでしょうか?
想像するだけで興奮します

どう考えてもやばい馬ですよね 新馬戦の時にジリ足と聞いたんですが、3ヶ月余りでとんでもない豪脚になりました!!何て成長力なんでしょうか!?

こんなラップで後方から馬券内になるケースは中々見ない
大外の馬なんです。
理解不能な末脚に私の頭は脳汁ぴゅっぴゅ

とまあめちゃくちゃ強い内容でした!直線は興奮して記憶がないです(笑)

大きな収穫を改めてまとめると
・ドスローでも折り会えた
・キレッキレの末脚
だと考えます

 これなら距離延長にも対応できますし、今日の内容と血統だけを考えた桜花賞よりオークスの方が実は適性があるのではないかと個人的には思いました。こんな夢の様な話が現実に見えるぐらい今日のレースは濃厚な内容でしたね(着差だけは悔しい)

 何より祖母ゆずりの末脚で上り3F33.1を叩き出せたのが今回の最大の収穫だったと考えます。
正直、もうちょっとポジションが前なら勝てましたし、直線で左鞭を入れたときに寄れてなければ勝てましたし、最内枠じゃなければ勝てたレースだったと思いますけど私的にはこのレースで勝つ以上に今回見せてくれた魔法の末脚は今後の長い馬生においての武器になると思います。いいレースでした



今後のローテ

まず次走はG1阪神ジュベナイルフィリーズに登録しており、3/11の抽選で出走可否が決まる状況です 個人的にはここで中一週でG1に挑戦するより、桜花賞、オークスに向けて疲れを取りつつ賞金加算していく方がいいと考えています
が、目の前にG1出走が見えてるのに出走しない事に反対な会員さんがいるのも間違っていないと思います。G1に出資馬が出れるのなんて夢ですよね、わかります

ただ、抽選落ちしたときに自己条件に出走するのは私は反対です。
それは、G1週の自己条件が阪神2000Mエリカ賞と中京1400Mしかないからです 桜花賞を目指すのに別の条件でわざわざ中1週で使うのは違うと思います
それなら1月最初の週の中山1600M G3フェアリーSか、祝日の京都G31600M シンザン記念まで待った方がいいと私は考えています

理由は2つあって、まず間隔をあけれるのが1点   もう一つが1勝クラスを買っただけの習得賞金では桜花賞ボーダーに入らない可能性が高いからです。
実は昔見たく900万円(1勝クラス勝ち)がボーダーだったときとは違って今の牝馬クラシックのボーダーは高いです
この「習得賞金」がクラシック出走可否に置いて1番大事な要素になります

去年は牝馬が混合重賞を勝ちまくった影響で習得賞金ボーダーが跳ね上がり、阪神JF2着で収得賞金1700万円のシンリョクカがボーダーギリギリで、3歳リステッドを勝利した習得賞金1600万のユリーシャですら出れない事態になりました

ということは、一勝クラスを買ったところで桜花賞には出れないんです。メリットは桜花賞トライアルを抽選なしで受けれる点ですが、トライアルは実はそこまでフルゲートになりません
去年私もグランベルナデットでクイーンCを未勝利勝ちのみの時に戦いましたが、あの時も最終的には非抽選で出走できました。(無理なら阪神3歳1勝クラスつわぶき賞に行く話はあったけど)ほかのトライアルも抽選になるケースは意外と珍しいのです

 ですので1勝クラス勝ちに意味はありますが、それなら1戦で桜花賞確定できる習得賞金の稼げる重賞レースに行くべきだと考えます。最悪2着でも1勝クラス以上の習得賞金が入るのも大きいです

この1勝クラス以上の習得賞金という点が大事で、これが手に入ればオークスにはほぼ確で出走できます。オークスは距離不安の陣営が多いので一気に習得賞金のボーダーが下がり、去年は1勝のみ習得賞金400万のイングランドアイズですら抽選で出走できました。(そのころ忘れな草賞を勝った愛馬グラベルちゃんは陽炎で無念の出走回避です。頭真っ白になるぐらい悲しい出来事でした)

この習得賞金は優先出走権がない場合必須になります。去年もそうだったんですが、この習得賞金の争いが鮮烈なのがクラシックです。クラシックに出るためにもどの陣営も必死で習得賞金を稼いできますこの作業は選ばれし馬を持ってないとできないので超楽しいんです。正直去年超楽しかったです(笑)

まとめ

今回の白菊賞では惜しくも2着に敗れてしまいましたが、この仔が見せてくれた魔法の末脚は今後の馬生を明るく照らしてくれるものでした。あの強烈な追い込みを見た後はもう興奮しまくりでしたね!負けたのに(笑)

冗談抜きで祖母スイープトウショウがちらつきました。私は現役時代はリアルタイムで見てないんですけど、ウマ娘の推しキャラなんで、何回も何回もレースシーンは見ていました。こういう瞬間があるからこそ一口馬主は最高ですよね! 
この記事を書くのにかなりの回数レースを見返したんですが、いつか届くんじゃないかって思っちゃうほどの脚ですよね! 気持ちいんですけど1着じゃないのでなんかもどかしい気持ちも正直あります。

そんな悔しさとエモさを感じながらスウィープフィートの次走を楽しみにしています!!
それと、今回のレースとYGGさんのレース後更新で改めてこの陣営についていこうと思いました 10日間競馬といい作戦といい本当大胆な陣営で頼もしいです。最高の陣営と馬に巡り合えた事を感謝したいです!
こんな夢みたいな事を考察できるのもすべて馬とクラブと陣営のおかげです

夢を見せてくれて本当にありがとう。一緒に頂点の景色が見れる事を願っています。
殴り書きをしてるので、ミスがあるかも知れません。何か疑問点や感想があれば書き込んでくれると嬉しいです!
スキをもらえたらモチベーションになります。いつも付けてくださってありがとうございます🙇‍♂️

最後まで見ていただきありがとうございます!!
案外ウマ娘もガチでやってるんです↓

私のつよつよスイープトウショウです。


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