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セフレ、時々ラーメン屋。

「明日あいてる?」

今日は前回の記事に出てきたイケモツとの最近の話を書こうと思う。

その日、私は出社しており、自宅に着くのは20時半ごろの予定だった。
その時間から何か作るのも面倒だということになり、UberEatsしようと連絡を取り合った。

私が退勤する頃、「何か頼んでおくね」と言う彼にとりあえず任せ、私はお酒を買って帰路についていた。
帰宅後少ししてイケモツがうちのインターホンを鳴らす。

「お疲れ~」「あれ、なんか髪型変えた?」なんて会話をしながら家に上がってくる彼の手には何やら紙袋が。(ちなみにここ2ヵ月美容院にも行ってないし髪型を変えていないが)

「今日は、天一(てんいち)やで~!」

ほう。そうきたか。
いやちょっと待て、UberEatsで頼むものか?普通ピザとかじゃない?ていうかいつ配達受け取ったの?もしかして自宅から持ってきた?それともうちの最寄付近で受け取ったの?
聞きたいことも多かったが、なんか気まずくなりそうだったのでとりあえずスルーした。

「これな、ちょっと調理必要でな、キッチン借りるわー!」

そう言ってアウターを脱いですぐ、なぜか我が家のキッチンに立ち始めるイケモツ。身に着けてきたキャップはそのままだった。
説明書を見ながら、計量カップやら鍋やらを物色している。

説明するのが難しいので、天一のUberEatsでなぜ調理が必要なのかについてはこちらを参考にこの先を読んでいただきたい。
まあ要はスープをお湯で溶かして麺と湯がき、すでに完成品で同封されいているトッピングを乗せてやっと食べれます。(もはや天一の記事みたいになっとる)

フード付きのパーカーを着てキャップをかぶったままなので、本当にラーメン屋のバイトにすら見えてくる。そんなイケモツの姿を見て笑わずにいられようか?
本人は至って真面目で、ボケる様子もなく楽しそうにキッチンに立っているのだ。

「へいお待ちー!」

その声と同時にお店で出されるのと同じようなクオリティの、熱々のラーメンが出てきた。(ちなみにラーメンは大変美味しかった)
これが彼氏とか、大好きな人だったらもしかすると愛しいって気持ちになるのかもしれないけど、さすがに「癖強いな」という感情でいっぱいだった。

結局一番お伝えしたかったのはここまでの話で、そのあとのコトなんてご想像の通り。
まあ、取りざたすることとすれば、お風呂上りにYouTubeを見ながらキツめの柔軟ストレッチを強制されて痛かったこと、イケモツの通っているメンズ脱毛の効果が絶大で、脇がつるつるなことを自慢されたことくらい。(もはや私よりも)

セフレの家で突然ラーメン屋になったり、2月はサウナに12回行ったことをドヤ顔で報告してくる癖強めなイケモツ。たしかにあんたのイチモツは天下一品だよ。

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