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ワーホリの話102

こんにちは!
しんやです!

オーストラリア一周の旅、第8週目を迎えたようです。さて、今週の動き方は、以下のようでした。

【VIC(Victoria)州】
Melbourne(メルボルン)→(フェリー、車も一緒に)→
state border(VIC/TAS)

【TAS(Tasmania)州】
Launceston→Hobart→Derby→Launceston

【VIC州】
メルボルン→state border(VIC/NSW)

【NSW(New South Wales)州】
Albury→Wagga Wagga→Yass→state border(NSW/ACT)

【ACT(Australian Capital Territory)】
Canberra(キャンベラ)→state border(ACT/NSW)

【NSW州】
Goulburn→Wollongong→Dubbo→Bourke

タスマニアに渡るには、2つの選択肢がある。空路をとるか、海路をとるかーー。

せっかく行くのだし、タスマニア島にある大きな2つの街「Launceston」と「Hobart」に足を踏み入れたいとは考えていました。島の北に位置するLauncestonから南のHobartは、直線距離でも200kmほどあり、スケジュール的にもバスよりも車を利用した方が便利だと思っていました。

また、メルボルンから飛行機であれば約1時間、フェリーを利用すれば12時間、約半日かかる計算です。「さて、どうしたものか」と数日、思案を続けたのですが、飛行機で行ったとしてもタスマニアで新たにレンタカーを借りる必要があり、フェリーでは費用もそれなりにかかるが、車も一緒に持っていくことができ向こうでも移動などが楽だろう、との結論から往復をフェリーで行くことにしたのです。

メルボルンは「Port Melbourne Beach」近く、タスマニア行きの大型フェリーと同名の「Spirit of Tasmania」のターミナルから、タスマニア島北側の「Devonport」に向かう。その間、夜7時に出発し朝7時ごろに着いたので、12時間の移動だ。

宿泊については、フェリー内に数種類の部屋(個室やシャワーが付いているなど)が用意されており、オプション金額が発生する。また、船首側にはリクライニング付きの座席シートがずらりと並べられたエリアがあり、1人につき1座席が割り当てられるのですが、ここは“無料”となっているのです(ぼくは往復共にタダを選択しました)。

着港後、Devonportから1時間ほど車を走らせるとLauncestonの街が現れます。

歩き回ってみた。

シティーパークの中には、姉妹都市協定でニホンザルたちを見ることができたり、タスマニアで造られているビール「James Boag」のブリュワリーでは工場見学やミュージアムの見学、実際に味わうこともできた。

Hobartでは、にぎやかな中心部だけでなく、海に面していることもあり港の様子を眺めることもできる。また、港近くにある「Salamanca Place」と「Hampden Road」の通りがメインとなって、伝統的な建築物が現存されズラリと連なっている様は、その一帯の色や空気を少し特別なものにしています。

タスマニア3日目は、Hobartから北東の方向にある“Derby”まで進路をきった。この地名は“ビーチサンダル”に描かれているものなのだが、実はWA(西オーストラリア)州で一度、同名の街に訪れていた。ビーチサンダルの製作者はどちらの町を意図して作った物か分からないので、とりあえず行ってみることに(そんなことよりも、なぜ1つの国に同名の町が2つもあるんだ笑)。

Derbyに着いてみると、小さな町で、雨が降っていたせいか、ほとんど人がいるように感じられなかった。チラッと見たところでは、大きな貸し自転車屋さんがあったので「レンタサイクル」が推しなのではないかと。町の周りに自転車で巡れるスポットが多くあるのだろう・・・が、今回はパスすることに。そして、そのままフェリー乗り場であるDevonportへと向かいました。

「2WG」で、「Wagga Wagga」という地名を表現しているのではないかと勝手に推測しています


早朝、メルボルンの港からオーストラリアの首都・キャンベラを目指しました。VIC州とNSW州の州境にあるAlburyではキレイな駅舎を見つけ、入り口のトビラがセンサーで自動開閉になったことに「Wow!」と声を上げてしまったのはちょっと恥ずかしい話・・・。

キャンベラに入る前にNSW州の「Wagga Wagga」「Yass」の2つの町を通過し、首都エリアに入りました。キャンベラがある所は州には属さず、ACT(Australian Capital Territory)という特別地域になっています。

ショッピングセンターの近くに車を停めて、歩いて探検しようと考えたのですが、この選択が大きなミスでした。歩き始めてみると意外にも広い・・・というより、行きたい場所までが遠すぎて、歩いていくだけで汗が止まらなくなるぐらいです。

おそらくキャンベラの大体の場所が駐車場代がかかるとは思いますが、ここはケチらず毎回、車を動かすようにした方が最終的に時間の短縮になる気がしました。

ぼくは、国会議事堂のような「Parliament House(パーラメントハウス)」から「National Museum of Australia(ナショナルミュージアム)」までの徒歩距離を調べて、約50分ぐらいと出た時は、開いた目と口が閉じ切りませんでした・・・(笑)。なので、車まで戻ってから移動しました(笑)。

さらに、求めていた草間彌生さんの常設展示が「ナショナルミュージアム」ではなく「National Gallery of Australia(ナショナルギャラリー)」だと分かり、すぐさま方向転換しました。

キャンベラ後は、NSW州に再び入り、Wollongong→Dubbo→Bourkeと内陸のアウトバック方面へと進んでいきました。

キャンベラとWollongongの中間に「Goulburn」という街があり、ガソリンを入れようと立ち寄りました。通りすがりに巨大な羊を見かけ、近くで見てみると、その臆することなく堂々と遠くを見つめている姿にド肝を抜かれると同時に、「フフッ」と笑いをこらえることもできませんでした(動かないモニュメントでありながら、そのシュールな顔つきが面白かったせいかもしれません)。

テンションが上がって、写真を撮っていると地元の子どもたちが寄ってきて、ぼくのことを「(写真)撮ってあげるよ」と言ってくれたので、カメラを渡してみた。

別れた後、写真を見てみるとぼくでは決して撮ることのできない写真たちが、メモリーには刻まれており、それらをとても愛おしく尊く思いました。有難き一期一会だったと感じざるを得ません。楽しい出来事をありがとう!

***

来週には、3カ月ぶりにシドニーに入っていきます!

そろそろ旅の終わりも見えてくるころです。

気を抜かず、ゆっくりながらも早足で進んでいきたいと思います。

WollongongにあるLighthouse


Dubbo周辺、NSW州の内陸部でEV(電気自動車)の充電ポートをよく見かけた。都市部よりもEVの普及率が高いのだろうか、気になった


Dubboのコミュニティセンター(アートギャラリーやカフェが入っており、住民の憩いの場となっている)は、元々高校だった木造建物をリニューアルしているそう

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