夢が叶うまち、福知山。
しばらくnoteをサボってしまいました。
ここから駆け巡る2ヶ月の前に、先月開催したあることについて触れないわけにはいかず、遅ればせながら書き留めておきます。
2023年10月、とある二人の少年の夢を叶えるイベントを主催した。
設立日が、【7月7日七夕】である我々福知山ユナイテッドは、【福知山を、夢応援のまちへ】というメッセージを掲げて活動する中、シンボリックなイベントとして、『七夕ユナイテッド』と題した企画を立ち上げました。
明石家さんまさんと中村玉緒さんの某番組のごとく、ガチで大人が子どもたちの夢を叶えるあの企画です。。笑
2つの「夢」と社会課題
今年、選ばせてもらった2つの夢がこちら。
1つ目が、「中学校にバスケ部がないから、指導者になってそのチームを日本一にしたい」という小学校5年生の夢。
まさに、我々が取り組む部活動の地域移行の課題ど真ん中。
今福知山では、行く学校によって最小2つの部活からしか「選ぶ」ことができない。確実に機会格差が起きている。これを学校のことだから「仕方ない」で終わらせずに、選択肢を残す・増やすために活動を進めているのが福知山ユナイテッドである。
その課題に向き合わないわけがない。200以上ある短冊の中から、この願い事を見た時に、心にグッと来るものがあった。
2つ目が、「福知山に音を気にせずプレーできる屋外コートがほしい」という願い。
これもまた、部活動の地域移行に紐づく社会課題である。今地域の公園が続々と「肩身の狭い場所」になりつつある。僕らの頃は、毎日のように大きな声で、時には近所の家にボールを蹴り込んでしまうくらい遊び続けていた公園が今「ボールが使えない」「花火もできない」、あげくの果てに「声がうるさい」という理由で大人が居場所を奪っている。
そのくせ、「運動不足」の子どもが増えていると大人は言う。どの口が言うてんねんと。
部活動の地域移行は、ただ「中学校の3年間」をどうにかすればいい話ではない。地域の生涯スポーツ・文化環境の中で、この3年間の課題を皮切りに生涯活動全体を見直す絶好の機会である。
僕は、この2つの想いに応えてあげたい。
その直感で叶える夢を決めさせてもらいました。
諦めるな。夢は叶う。
そして夢が実現する日がやってきます。
まずは、1つ目の夢。
叶えるからには、思い切ったことをやりたい。
その中で出た答えが「日本一を知っている人から教わること」。
そこでスタッフの尽力もあり、今回何度もチームを日本一に導いた実績のある京都・洛南高校の吉田先生に直接指導を受ける機会を創ること。
なんと、、吉田先生は小学生に教えた経験がないようで、その機会をここ福知山でつくれるという最高の機会となった。
当日、僕は連日の疲れで最後まで見ることができなかったが、後から送られてきたこの写真を見て号泣した。
「目指せ日本一」
シンプルかつ、力強いこのメッセージを受け、彼はどう感じてくれたのかな。ここから彼がどんな人生を歩んでくれるか楽しみで仕方ないし、叶わずともいつか今度はユナイテッドに戻ってきてくれる日を楽しみにしている。
そして、2つ目の夢。
こちらも、中途半端なことはしたくない。
そう思って企画したのが、「バスケコートを屋外につくること」。
いきなり常設は難しかったけど、、、笑
いつもお世話になっているTHE610BASEさんや福知山バスケットボール協会の皆様の力をお借りして、音も声も気にせず遊べる1日限定の屋外コートが完成した。
ユナイテッドスタッフや夏に福知山に戻ってきた元Bリーガー藤田兼士朗くんのサポートもあり、こちらのイベントも本当にいいものとなった。
今回2人の学生はもちろん、関わった方々に伝えたいのは「福知山だから」とか「田舎だから」とかで諦めるな。夢を持ち、勇気を持ち、挑戦すれば願いは叶う。七夕という機会であっても、言語化して伝えることで伝わるものはある。そういう「きっかけ」を創ることが大人の役割であり、福知山ユナイテッドが掲げる「ミッション」そのものなのだから。
2023年、集大成。
そして、僕らはここから年末にかけて4つのイベントが控えている
もう11月11日だ。15日に1回の計算でイベントを行うことになる。
2年前のクリスマス、たった「1つ」のイベントからスタートした僕らだからこそ、今、これだけ福知山中や全国を巻き込んだ動きになりつつあるからこそ、やっぱり1つ1つのイベントは大事にしたい。
この出会いから、誰かの何かの人生が変わるかもしれない。
誰かのきっかけになるかもしれない。
この2ヶ月のイベント、楽しみにしていてください。
福知山中にワクワクをお届けできるように準備します。
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