ラプトル

30代、一児の父親。子育て相談の仕事に従事中。保育園&療育に通う5歳のお転婆娘に振り回…

ラプトル

30代、一児の父親。子育て相談の仕事に従事中。保育園&療育に通う5歳のお転婆娘に振り回されつつ、日常を駆け抜けています。趣味はお酒とランニング。育児に関することを、あれこれ綴っていきたいと思っています。

最近の記事

3つの「あ」

父子ペアトレから少し離れます。 気紛れなB型です(^_^;) 子どもの発達やコミュニケーション、行動が気になったりするとき。 そんなときに覚えておきたい、「3つのあ」 それは… ①「あせらない」 ②「あわてない」 ③「あきらめない」 ー平岩幹男著「ライフスキルトレーニング」より なるほど。 上手くできなくっても、なんとかしなければと 「あせらない」。 他の子と同じように早くできるようにしようと 「あわてない」。 それでも、なかなか出来るようにならないと 「あ

    • 父子ペアトレ①「子供の行動を3つに分けてみよう」

      父子ペアトレ① 「子どもの行動を3つに分けてみよう」さっそく始めたいと思います。 (決定的に絵のセンスがないことはお許しを) ○注目のパワー!「ねえ、この見て見て~!」 「あのね~」 「ほら、できたよー!」 そんな言葉を口に出すとき。 多くの子どもは「注目」を求めています。 大人でもそうですが… とりわけ子どもは、親や大人たちから注目を得ることを強く欲しています。 そして、この「注文」には2種類あります。 それは「肯定的注目」と「否定的注目」です。 ・肯定的注目

      • 父子ペアトレ 導入~我が家の紹介

        これからペアレント・トレーニングを始めたいと思います。 本当なら皆さんとあれやこれやと意見を交わしつつやりたいところですが… 今回は一人語り、一人ツッコミで進めていきます。 お見苦しいところも満載でしょうが、お許しください。 ※※※※※ まず始めるにあたって。 これから題材とする父子、すなわち我が家のことをば、簡単に紹介したいと思います。 【家族】 3人家族(パパ、ママ、娘)+猫(元野良、13歳) 【親】 30代、昭和生まれ。学生時代に付き合い結婚。 なかなか子

        • 父子ペアトレ はじめに

          父子で実践!ペアレント・トレーニングと称して、父子ペアトレを始めていくにあたって。 はじめに、その内容や進め方を簡単にまとめておきたいと思います。 本当はグループで実施する方が効果的なプログラムです。 グループだと個人や家族内の問題には触れずに課題中心に着手しつつ、他の家庭と情報共有することができる。 子育ての大変さや醍醐味を分かち合えるメリットもあるので、とても良い効果を発揮できます。 ここではセッションの内容&私個人の実践を報告していきますが、ご意見、感想、もしくは

        3つの「あ」

          父子ペアトレ 基本的な考え方

          「なんでそんなことをするの!」 「何回言ったら分かるの!」 子育てをしていれば、ついそんな言葉出してしまうこともあるなかと思います。 本当は、そんなこと言いたくない。 でも言いたくなくても、何度も何度も同じことがあれば、我慢することは難しい。 そうなると、こちらも辛いですよね。 そしてそれが積み重なれば、例え親が意図しているわけではなくとも。 子ども自身「自分はダメな子だ」「悪い子なんだ」と感じ、自己評価が下がってしまうもの。 できることなら、子どもの健全な成長を

          父子ペアトレ 基本的な考え方

          父子で実践!ペアレント・トレーニング(以下、父子ペアトレ)

          突然ですが 「父子で実践!ペアレント・トレーニング」と称して、これから家庭内においてペアレント・トレーニングを実施していきたいと思います。 ※本当はペアレント・トレーニングが発展した背景、概論、発達障害などについても触れていたのですが、操作ミスで全て記録が消えてしまったので…書く気力は残っていません… なので、ごく簡単に… ペアレント・トレーニングでは、子どもの行動変容を目的として、親がほめ方や指示などの具体的な養育スキルを獲得することを目指します。専門家による療育場

          父子で実践!ペアレント・トレーニング(以下、父子ペアトレ)

          親ができる幼稚園、保育園の登園支援

          今朝、娘が保育園に行く前のこと。 「先生にお手紙書く!」と急に言い出しました。 内心、いや時間ないでしょ!と思いましたが(^_^;) 何かと朝は特にバタバタ。 そしてこちらも余裕がなくなりがち。 娘にとって保育園に行くことは、それなりに我慢をして過ごすこと。 集団生活。思い通りにいかないことも多く、泣いたり叱られたりも多々あるようなので。 できる限り登園前は娘の気持ちに寄り添いたいと思っています。 とは言いつつも、急いでいる時に駄々こねが始まると「あーもう!時間な

          親ができる幼稚園、保育園の登園支援

          虫退治

          4歳の娘のおはなし。 昔に比べて機嫌良く過ごすことも増えてきましたが、それでも時々、何かが乗り移ったかのように機嫌の悪くなる時があります。 何をするにもグズり。 何を言ってもグズり。 そんな時はもう放っておくしかない! 時間の経過を待つのみ。 と心に決めても、目の前でぐずり続けられれば、こちらもシンドくなってしまいます。 怒るまい、怒るまい…と我慢していたはずが 「いい加減にしなさい!」と言ってしまい、子どもはますますギャン泣き。 あぁ、またやってしまった…

          テキトー育児のススメ

          某、高田純次氏は「テキトー」であることを掲げ、「適当でいいじゃない~!」と謳っているわけですが… 子育てにおいて、この「適当であること」というのはとても大切だと常々感じています。 そしてこの適当という言葉。 意味を調べてみると、大きく3つの意味が込められています。 ①ふさわしいこと。 ②程度が程よいこと。 ③やり方がいい加減なこと。 日常的に使われる「適当だな~」は主に③の意味デ用いられる訳ですが… ふさわしく、程よい具合に、いい加減に。 どれも全て育児に

          テキトー育児のススメ

          赤ちゃんのお世話について。

          今でもはっきりと覚えている、娘が赤ちゃんの頃。 そりゃぁもう凄い泣き声で。 夜もなかなか眠りにつかず、3時間、時には4時間泣き続けることもざらにありました。 抱っこで寝かしつけていたので、腕が腱鞘炎に。 ブロック注射打ちに行くほど抱っこ三昧。 背中にスイッチついてるでしょ! なんでまた泣いてるの~(泣) とにかく、抱っこ抱っこな赤ちゃんの頃でした。 4歳になる今でも「抱っこして!」は変わりませんが(そして重い)。 そんな「赤ちゃんのお世話」について思うこと。 オ

          赤ちゃんのお世話について。

          はや2月に。

          というわけで、もうとっくに新年もあけまして(^_^;) 寒い冬、コロナ、真っ只中。 緊急事態宣言も出ており、今までのように伸び伸びと育児、生活できないこともあるかと思います。 そんな中でも時は経ち、子どもも育っていくわけで… 日々、気づきや心に留めておきたいこと、沢山あるのですが、一旦遠ざかるとなかなか足が向かずにいる自分です。 またポツポツと更新して、あるこれ留めていきたいと思います。

          はや2月に。

          感情の正体

          先日、4歳の子どもからこんな事を質問されました。 「ねぇパパ、羨ましいってどういうこと?」 保育園のお友達が爪にマニキュアを塗ってきているようで、娘も塗りたい!と言って聞かなかった時のことでした。 話の中で 「羨ましいんだね?」 と答えた時、ポカンとしてそう言われたように思います。 「羨ましいって言うのは、他の人のことを、いいなぁ…って思うことだよ」 なんて教えてあげて。 そしたら、一瞬「へぇ…」となったものの。 しばらくマニキュアマニキュア言ってましたが(^_^

          感情の正体

          子どもと性教育(概論)

          このnoteを読んで下さっているのは、もう皆さん大人であること、を想定して書いていますが… 『 性について 』皆さんは子どもの頃、どのように学んでこられましたでしょうか。 以下、性に関する記述を中心に論じます。 なお読み進められる方のみ、見て下さい。 ※※※ 普段業務に就いていて「子供の性に関する悩み」を挙げられる方は少なくない、と感じています。 性的描写のある、いかがわしい漫画やアニメ、ネットを見ている。 学校や実社会において、性的トラブルがあった。 など。

          子どもと性教育(概論)

          挨拶から広がる世界

          4歳になった我が家の娘。 外で人に会うと、何故か進んで挨拶をしています。 「こんにちはー!」 小さい子どもから挨拶されれば、そう簡単にスルーできませんよね。 今日は「挨拶の重要性」について思うことを簡単に綴りたいと思います。 ※※※ 我が家のことになりますが… 子どもができる前から、今の家に住んでいます。 集合住宅。 住民と顔を合わせれば挨拶はします。 が、それ以上の話をする関係には特になりませんでした。 ですが、子供が産まれてからは一変しました。 赤ち

          挨拶から広がる世界

          子供の気持ちを切り替える。

          お風呂に入って欲しいのに、テレビを止められない… ご飯の準備ができたのに、遊び続けている… マイペースに動く子ども。 こちらの思うように行動してくれなくて、時に苛立つこともありますよね。 ただしかし、子どもの立場で考えてみたら。 自分の思いを中断して親のペースに合わせなければいけないのは、実は難しいことかもしれません。 「ご飯できたよー!」 「分かった!」 ですんなりと動いてくれるのは、むしろ凄いこととも思います。 (そんな物分りの良い子どもであれば、、と思った

          子供の気持ちを切り替える。

          秋を感じ、秋に学ぶこと。

          10月になりました。 蝉の鳴く声は聞こえなくなり、辺りにはトンボの飛ぶ姿があちこちに見られるように。 季節はすっかり秋。 一気に涼しくなりました。 体調崩さないように過ごしていきたい、ですね。 暑さが和らぎ、外で過ごすにも快適な季節。 子供の熱中症リスクも多少軽減(とはいえ気をつける必要ありますが)。 何より子供に付き合う親自身、しんどい暑さから解放されるだけでも良いですよね。。 そんなわけで、公園遊びにも勤しめるようになるわけですが… あえて公園に行かずとも良し!

          秋を感じ、秋に学ぶこと。