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オフ会の様相の交流会に参加しておくことの意義


交流会開催報告とお礼

 以前から告知していた行政書士受験生の交流会が無事に開催されました。

行政書士受験生の交流会開催のご案内|テツノトリ (note.com)

 私含めて13名の参加者が集う形で大盛況のうちに幕を閉じました。
大変お忙しい中ご参加してくださった皆様に多大な感謝を申し上げると共に、この場をお膳立てしてくださったエド・ヴォン行政書士法人の先生方、難波士業合同事務所/シェアオフィスのスタッフの皆さまにも厚く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

交流会に参加してみての感想と教訓

 今回はお声掛けする立場で主催してみたわけですが、参加してみてやはり受験生のうちに現役で開業されている先生の話を直にお伺いしたり、同じ受験生の話を生で聞いてみる体験というのは非常に刺激を受けるというのは改めて痛感したところです。
 行政書士試験の受験者数は約5~6万人、身近にいそうであまり同じ境遇の人と遭遇する機会はあまりなく、普段の受験勉強は基本的に孤独なことが多いかと思います。そして短期間での勉強での合格は困難を極め、合格までに年単位費やすことになることもざらにある、長丁場の戦いとなるのが一般的です。人によってスタートラインや勉強する環境も異なり、結果だけが平等という過酷な試験。だからこそ、たまにでよいので刺激を受ける必要はあるのかなと思います。

 私が受験生のうちに現業の先生方から直に話を聞くことの大切さを骨身に染みて痛感したのは去年の夏でした。たまたまTwitter改めXにて食事会の機会を聞きつけてご厚意で参加させていただいたことが一点。また、ほぼ時を同じくしてこれまたTwitter改めX上にて行政書士法人の事務員募集の告知を聞きつけ試しに面接にいってみることとしたのがもう一点。前者のご縁でR5の本試験後にまた別の食事会の機会に恵まれ、後者のご縁で今回の受験生の交流会という縁に恵まれました。

 いずれの事例にも共通して身をもって体感したことは、行政書士試験合格のための勉強と登録してからの実務的な勉強は最早次元が違うものであること。そして合格して登録した後の日々の実務についての勉強の基礎的な部分は、試験勉強を通して得られるものであること。この二点は本当に痛感したところです。

 合格するために勉強した知識がそのまま実務で使えるかといえば全然そういうことはなく、まったくの別物という意見を時折耳にします。たしかに、それはまさしくそうであると思います。しかしながら、受験勉強をしている間の期間のうちに合格した後の世界の様子を垣間見ておくことで、試験勉強での考え方やそこに取り組む姿勢がその後の世界の基礎の部分となることに気づけるのではないかと言いたいところです。実際私も昨年夏頃にそこに辿り着けたおかげで、その後の本試験までの3か月間の過ごし方や意識の仕方が劇的に変わりました。どういう出会いがあるか次第の部分も多分にあるかとは思いますが、少なくとも『試験突破のための勉強ごときで折れている場合ではない』という気持ちを去年の夏以降持ち続けることができました。

 今回交流会を開催してみて、もう少しこういう機会を設けてみたり参加してみてもよかったなと思いました。試験に合格するための勉強は継続すべきであるのは言うまでもないですが、試験に合格するのがゴールの人と、合格後に何をするのか・何がしたいのかが明確な人とでは、試験勉強に対する取り組み方の点で明らかに差があります。それは今回参加された方と直に話をしていて改めて痛感したところでした。可能な限りできる範囲のことはできるだけやってみはしたものの、まだまだやれることはあったし、やりようがあった部分もあった、と反省したくなるほどに。

持参してよかったもの『名刺』

 ちょうど開催前日に、とある先生から他のものは忘れてもいいので『名刺』だけは必ずもっていってください。というアドバイスをXのレスでいただきました。当初の予定では1月中旬は合格発表前のどちらともいえない状況で、まだいろいろと準備が整っていないので、1月中に一旦作成しておけばいいかぐらいで考えておりました。とりあえず、SNS(TwitterやFacebookのアカウント)と氏名のみを記載したものでも問題ないかと思いますのでこれは絶対準備しておいたほうが良い、という強いアドバイスがあり、ちょうど名刺用の用紙は事前に量販店で調達してあったので、午前中のうちに名前とXとnoteのアカウントと顔写真だけとってつけたような応急処置的な代物を急増で拵えることとしました。

 名刺は正直もっていってよかったです!一応私が今回主催してTwitter改めX上で告知してきてくださった方ばかりであり、私のことは認識してくださっていたとはいうものの、名刺交換するというだけで一人一人にご挨拶する機会が確保できたのは非常に大きいものがありました。
 
熊谷先生、本当にありがとうございました。

 正直これはポケモンの対戦オフに参加する際でもやってみてもいいのかなと思ってしまった。顔写真の代わりに推しのポケモン等の写真を入れてトレーナーカードっぽく作ってみる、というのもありなんじゃないのかと。
 ちなみにポケモンの対戦オフでは、ポケモンセンターで販売しているポケフィットなるものを持参して横に置いたうえで対戦される方は割と多いです。猛者の中には、一推しポケモンのお面を自作して被ったりする方もおられたりもします。某京都の大学の卒業式を彷彿とさせます。

ポケフィットの具体例

 
 なお、名刺作成ソフトはネットで無料で拾ってきてすぐに使えます。

ラベル屋さん|無料で使えるラベル・カード印刷ソフト。豊富なデザインテンプレートもご用意。 (labelyasan.com)

 用紙を選択し、テンプレートを選び、必要事項を記入して印刷するだけ。
用紙も量販店で購入する際にサイズや型番が記載されているのでそれを元に選択すればよい。あとは自宅に年賀状が印刷できる程度のプリンターがそれで十分です。名刺と言えば業務用で会社名や事務所名、役職が入ったものを想像しがちではありますが、現状の私は何の肩書もないただの人ではあるものの、SNSのアカウントや私と言えばこれ、というものを混ぜるだけでもご挨拶した際の印象深さが増すのではないかと思います。

他の分野にも通じる話

 ちょうど先週、趣味のポケモンの大会形式の対戦オフに久しぶりに参加してみて、その振り返りの記事も書いていました。

オフラインポケモン対戦イベント『蒼炎』レポート|テツノトリ (note.com)

 同様に対戦オフに参加された方で、参加してみて多大な刺激を受けた旨のオフレポを執筆されている方が散見されました。知り合いがいない、一方的にこちらが認識しているだけの人しかいない、SNS上ではよく知っているが実際にお会いしたことはない、だけども言ってみるかなどうしようかなと悩んでいる人がもしいれば、都合のつく限りは全力でそのような機会に参加したほうがよいと断言します。特に同じ分野の勉強や活動に取り組んでいる人が身近に見当たらない人こそ、是非参加してほしいものがあります。SNSやブログ等で資料を読んだりするのも勿論勉強にはなるのですが、直にそれを書かれた方の話を聞くと、文章では表現しきれなかった『思い』や『考え方』の部分も拾うことができ、やはりライブならではの良さというものがあると実感できます。以降のSNSでのお付き合いにしても、一度面識があるとその後のやりとりもまた一つ変わる部分もあります。

『一歩踏み出して、自ら経験を拾いに行く姿勢』

これはいろいろな物事にも通ずる、大切なものではないかと思います。そういうわけで、1月2月とまた別の機会にお邪魔したり、またお声掛けしたりする機会もあるかと思いますので、その際は是非よろしくお願いいたします。




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