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AI英会話ELSAを続けているという話

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

実は今年の四月の初めからAI英会話アプリのELSAを年間契約してコツコツと毎日練習しています。

ELSA Speakは、ゲームのように楽しみながらネイティブに伝わる発音に近づける「発音矯正機能」があります。
この機能を使えばアプリが自分発音を採点し、改善案を提案してくれるのでいつでも、どこでも、何度でも1人で練習できます。

https://elsaspeak.com/ja/ より。2024/05/03確認

自分の英語のレベルは読むことについては語彙不足は否めないものの、調べながら読むことができるくらいで、他の技能については日常的に使っていないこともあって、なかなか上手く使えないです。

もう少し、アウトプットを頑張ろうということと、AIを使った学びとはどういう感じなのだろうという関心から試しに使っています。

気楽に始められる

このアプリのウリであるAIによるトレーニングは、初心者が気兼ねしたり怖がったりせずに、気楽に練習をできるということに強みがあると感じます。

自分もそうですが、いざオンライン英会話などで人と話せと言われてしまうと、相手にどのように思われるかということなどが気になって、かなり気持ちとしては億劫になります。

そもそも日本人とだって饒舌にお喋りできない自分がどうして外国語で会話が弾む理由があるだろうか…などと考えてしまうのでよくないのです。

その点、ELSAであればダウンロードしてアカウント登録した段階から、気楽に話し始められるし、AIからは何も意地悪なことや辛辣なリアクションはされないので、非常に気楽ですね。

黙々と練習できる

ELSAが重点的にトレーニングしてくれるのは、主に発音に関することです。そのため、各トレーニングのフィードバックについても、発音についてかなり厳しい判定が返ってきます。

単語レベルの練習もあれば、熟語レベルの練習もあり、また、英会話形式でそこそこ長い文章を読む練習もあります。

自分のようにちゃんと英語の発音のトレーニングを受けたことがない人は、びっくりするくらい、発音が合っていないんです(笑)。

カタカナ英語でいいよというレベルでなく、そもそも読み方が思いこみで間違っていた(笑)。

だから、80%以上のよいスコアを取ろうと思ったら、1単語の練習だって十数回読み直しをする羽目になりがちなんです。これは、人間が相手に同じことをやったらきっと諦められるのだろうな…(笑)。そんなことを考えてしまいます。なお、実際はAIなので容赦なくやり直し要求が続きます。

結構、ハードです

実際にAIを使った学びを体験してみて思うことは「これはなかなかハードだぞ…」ということです。

前述の通り、AIは一切、手加減をすることもなければうんざりすることもないので、正しく出来るまでやり直しを淡々と要求してきます。

だから、自分も何とかよいパフォーマンスを出せないかと考えて、何度も繰り返すのですが、これがとにかくエネルギーを使います。

自分でどの程度までこだわるかは決めて良いのですが、スコアが出てしまうとどうしても粘ってやりたくなります。しかし、レベルが上がるほど、読むべき例文が長くなりますし、早口言葉のように感じられるようなややこしい発音の例文も出てくるようになるので、かなりハードです。

的確に弱点分析されているので、1ヶ月使い続けた現在は、RやTHやなどの日本語にない発音のレッスンを相当に詰め込まれており、下がもげそうになっています。

自分は大人なので、決めたことをとりあえず淡々と気持ちに左右されずに続けることはできるのですが、これはおそらく生徒に「やっておけ」では上手くいかないのだろうと思います。

きっと、適切に成果をフィードバックしたり、難しくて困っていることを質問したりできる先生が近くにいることで、安定して活用が出来るようになるのだろうなぁという感じがします。

ICT端末を使った動画学習やAI学習をくじけないで取り組むためのコツがなんだか分かりそうな…そんな学習体験をしています。


今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。

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