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日経電子版 for Educationを導入したという話

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

今年度は教育ICTの責任者として校内のツールなどの充実の仕事をしています。

その一環として、今年度は日経電子版 for Educationを校内に導入しました。

NIEとしても活用出来そうですし、もちろん探究学習としても利用をしていきたいと考えています。

全員が新聞にアクセスできる

このサービスの一番のメリットは、一人一アカウントで全員がそれぞれ自由にアクセスできる点です。

オンラインの新聞のサービスは他にもいくつかあるのですが、同時にアクセスできる数が40人程度であったり、学外からのアクセスが出来なかったりと制約が多くて授業の使い勝手としては、やや難しい面もありました。

しかし、このサービスは一人一アカウントとなるため、授業で同時に何人でもアクセスができますし、自宅でも利用できるので宿題としての活用も考えられます。

本気で授業で活用しようと考える時には、やはり自由に利用できることは重要ですね。

電子版であるメリット

紙の新聞ではなく、電子版であることでかなり大きなメリットがあります。

例えば、日経新聞電子版で提供されているサービスには「経済指標ダッシュボード」という統計データのページがあります。

2024/04/13 確認

このページでは経済指標がグラフで表示されるだけではなく、CSVデータのダウンロードなども可能です。

そのため、例えば情報の授業で何か分析を自分たちなりにやってみるという使い方もできますし、探究学習で自分たちの欲しいグラフを作ることなども可能です。

また、電子版だからこそ「動画」コンテンツの提供もあります。新聞を読むのは少し大変でも、動画を習慣的に見るようになるだけでも、かなり差が出てくるのではないかと思います。

どのような授業アイデアがありそう?

日経新聞電子版 for Educationで提供されるコンテンツは、通常の日経新聞電子版と変わらないため、かなりのボリュームがあります。

そのため、授業でどのように使っていくかということについては悩ましいところです。

個人的に少し帯単元的にやってみて面白そうだなぁと思うのが、記事を読んでその感想をPadletにリンクと一緒に投稿して交流するような使い方は面白そうだと感じています。

できれば、学年を超えた交流のような使い方が出来ると面白いかもしれないと思っています。教員も参加して、自由に意見を述べるという場の設定ができれば、面白いのではないかと思っています。


今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。

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