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Googleドキュメントをお手軽翻訳する時には

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

今日はスライド、スプレッドシートに続いてドキュメントのTipsです。あ、今日は「データ探索」ツールの話ではありません(笑)。

Googleドキュメントってお手軽に翻訳する機能があるんですよという紹介です。

イチイチ翻訳サイトを開かなくても…

本日の例文はこんな感じです。ChatGPTに準備してもらいました。

年末年始の挨拶

この文面を翻訳する時に必要な操作を紹介します。

やはりメニューバーの「ツール」をクリックします。その中にある「ドキュメントの翻訳機能」がドキュメント全体を自動的に翻訳してくれるツールになっています。

メニューの中に「ドキュメントの翻訳機能」があります

この翻訳機能はドキュメント全体を翻訳し、新しいドキュメントとして出力してくれる機能です。

そのため、「ドキュメントの翻訳機能」をクリックすると…

新規ドキュメントのタイトルの設定ができます

新規ドキュメントのタイトルの設定やどの言語に翻訳するかを選択することが出来ます。

今回は「英語」に翻訳してみましょう。

翻訳完了

ということで、ものの数秒でドキュメント全体が丸ごと翻訳されました。

翻訳の精度は…?

気になる翻訳の精度ですが、翻訳に使っているものが「Google翻訳」なので、出力はそのレベルになりますね。DeepLほど流暢な感じにはなりませんが、まあ…意味を取れないことはないかなぁという位の感じでしょうか。

例えば、以下の例文を翻訳させてみましょうか。

あ、ちなみにドイツ語です。これは。自分はさっぱり読めません。

Googleドキュメントでこういう文章があったとします

翻訳ツールで翻訳させてみると…

翻訳っぽい日本語訳がちゃんと出力されています

内容としては理解できないこともないけど、少し不自然かなぁという印象ですね。

手軽に使える割にはちゃんと理解できるという意味では十分なのかもしれません。

使い道はどこに?

海外のICTツール関係のオンライン学習コースで意外とGoogleドキュメントでレジュメが配布されていたりすることが少なくないのですよね。

たとえばCommon Sense EducationのレッスンプランのハングアウトなどはGoogleドキュメントです。

Googleドキュメントを自分のドライブにコピーした後に、この機能を使って日本語に翻訳すると、ざっくりと内容を把握することが可能です(そのまま配布するのは止めた方が良いです)。

海外の資料に手軽にアクセスして、どんどん翻訳をかけて勉強していくという時には威力を発揮するかと思います。

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