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新年度にICT活用で越えたい壁

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

新年度はICT周りを仕事しているとなかなか鬼門の時期です。色々なトラブルが起こるのがこの時期だという実感があります。

徐々にトラブルも落ち着いてくると経験則としては感じていますが、なかなかこの記事は忙しいですね。

暗中模索だとなかなか大変だと思うので、個人的な経験則として、この時期に超えておくとよい一つの壁を紹介しておきます。

まずはコミュニケーションとして

ICTは色々なことを実現できる強力なツールです。それだけにやれることが多すぎて、自分の手を離れてしまうことに先生方は不安を覚えるというのもよく分かります。

ただ、どうやっても規制、抑制という方向性は悪手にしかなりません。

むしろ、安心して使えるようにしていくためには、第一歩として「ICTを通じてコミュニケーションを取れるようになること」を強くオススメします。

ICT関係の第一のトラブルは「コミュニケーション」に関連するようなトラブルが多いです。

そのため、授業や教室の中で十分にコミュニケーションをとる練習をしておくことをオススメします。

例えば……

  • Classroomなどのストリームにコメントを書き込む

  • メールを使って先生や友達とやり取りが出来る

  • チャットを使ってのやり取りができる

  • グループ機能を使ってやりとりができる

などなど。

テキストを使ったコミュニケーションで、どういうことが難しいのか、どういうことに気をつけたいのかをトレーニングしておくと、かなり見通しは明るくなるはずです。

上記のSTEAMライブラリーの教材は小学生向けですが、かなり重要なレッスンになっています。そのため、場合によっては中高の授業で分析させても、間違いなく効果があると思います。

オンラインの、テキストによるコミュニケーションはハードルが上がりますが、乗り越えたときには非常に波及効果も大きいので勝負するにはよい側面かと思います。

ちなみに

もっと体系的に校内のGIGAを進めたい場合には、Google for Education認定トレーナー/コーチの辻先生が作成されているGIGAチャレンジを、参考にされるとよいです!


過去に書いた入門シリーズ


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