見出し画像

新卒1年目OT.私が目指す場所

皆様初めまして
茅ヶ崎リハビリテーション作業療法学科4年 篠田 謙志郎と申します.
実は3/8に卒業式がありまして無事卒業することが出来ました.
本当に濃密で思い出深い4年間だったんだと実感しております.
そのため,3月いっぱいは自己紹介で大好きな茅ヶリハの名前を使わせていただこうと思います☺︎

最近自分の思考を整理するには「語る」ことが重要だということに気が付きました.そして,noteを用いれば思う存分語れるのではないか!!!と思ったので何となく自己満足で書いてみます.きっと書きながら書きたい事が浮かんでくると思います.これが主体的に語るパワーだと思います.


はじめに

さてさて!
4月から新社会人そして,作業療法士としてスタートします.

新たな門出と際しまして,目標を立てたいと思っておりました.
ただ,目標を立てる前に大切にしていきたい心構えがあるので今回はそちらを記載しようと思います☺︎


本題

私は3〜4年時にかけて沢山の学会に足を運びました.
先輩方の発表,先生方の講義を現地で幾つも見ました.
そして堂々と振る舞われているそういう方々がかっこよくて
「あ…私もこうなりたいな…」と純粋に,そして強く強く思いました.

ただ,今考えると,視野が狭い私にとってこれは危ない状態だったんだとも思いました.なぜならば,
「こうなりたい」という希望が
「早くこうならなきゃ行けない」という謎の焦燥感に変わりかけていたからです.

そんな焦燥感を感じかけている自分を変えてくれたのがこの一冊です.
『作業療法の曖昧さを引き受けるということ』著  斎藤佑樹 上江洲聖

表現が正しいか分かりませんが,読んでいてすごく心が痛いのです.
とにかく心に刺さります.
恐らくそれは,4月から臨床に出て,良くない方向に進む可能性があったから.


・心の底から対象者を尊敬し,伴走するする姿勢.
・自分の仮説を正当化するために,事実への解釈を歪めていないのか.
・自分の枠組みに当てはめて理解した気になっていないか.
・自己の作業療法を進める上の障壁として対象者の行動を捉えていないか.

本書を拝読して特に感じた部分・大切にしていきたい部分です.


また,以前の実習を振り返り
対象者のことを考えてるようで考えられていなかったんじゃないか.
「対象者を考えている自分」が中心で「対象者」本人が中心では無かった気がします.
一言に集約すると「浅すぎた」そう感じました.

謎の焦燥感に駆られていた私ですが,院外活動,キャリア形成,学会発表.全て,目の前の対象者とに関わりがあってこそのものであり,1番疎かにしてはいけない部分を本書で再確認させられました.

このまま突っ走っていたら,1番大切なことを忘れていたかもしれない.
その怖さと共に,気がつけて良かったという安堵感が滲みます.

拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました.
4月から作業療法士1年目.
分からないこと・知らないことばかりだと思いますが,分かっておきたい姿勢・心構えを学びました☺︎

この記事が参加している募集

仕事について話そう

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?