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テンパる時に、寄り添うコトバを

近所に素敵な夫婦が営むアウトドアカフェがあるのですが、
そこのマスターが元バスフィッシングのプロの方で、
私が釣りをはじめたいと伝えると、去年暮から毎月、
釣りを教えて頂いてます。いつもありがとうございます。

つい、先日も釣りに連れていって頂いたのですが、
その教え方に学ぶことがたくさんあるので、
今日はその1つをご紹介したいと思います。

私も講師としてモノを教えている立場ではあるのですが、
釣りに関しては、まったくのど素人。
投げ方から、ルアーの付け方からまったくわからないので、
ゼロから指導を受けています。

先日も、キャスティング(釣竿を振って、ルアーやフライなどの仕掛けを飛ばすこと)をしている中で、時々、放つタイミングを間違えて、糸が絡まるときがあります。

そんな時、「うわ〜、やっちまったなぁ〜!」と、初心者のわたしは結構、内心テンパるわけです。
予期せぬ時代に、混乱をし、失敗という文字が頭の中をよぎるんです。

そんな時、マスターは必ず僕のもとに駆け寄ってくれて、
「大丈夫ですよー、全然大丈夫です!これならすぐです!大丈夫!」
そう言って、優しく私の竿を預かってくれ、ささっと隣で糸の絡まりを解いてくれます。

「糸くらい自分で直せ!甘ったれてんじゃねぇ!」と言われても仕方ないことですし、それを見ながら、毎度申し訳ないなと思うんですが、徐々に糸と共に緊張も溶けて、「また頑張ろう!」って勇気をもらえます。

プロからすると、当たり前のことでも、初心者にしたら一大事なことが結構ある。そんな時に、教える力量が問われるのかなと。スキルがある人が必ずしも、よいコーチとは限らない。

まずは、寄り添ってあげて、安心させる言葉を投げかける。
少しでも挫けそうな時に、最大限味方になってあげる。

プレイの技術より、寄り添う姿勢

そんなことを改めて大事にしようと思った1日でした。

参考になればうれしいです。

よい1日を。

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