中国という国

久しぶりの投稿になります。

サボっていたわけではなく、記事を書いて、公開するかどうか迷ってしまい、下書きが溜まっています…

今回は中国経済について私の考えを書きます。

来年からNISAがはじまるので、その枠を何で埋めるかを考えておりました。
そして、香港の怪しい製薬会社の株を買うことにしました。
この株は、旧NISAと親の口座でも保有しており、合計360万円保有しております。

私は今後も中国が成長すると考えており、台湾有事のリスクはみんなが認識しているより小さいと考えています。
資産がゼロになる可能性が1%で、10倍になる可能性は20%くらいある。リスクに対する儲けが大きいので賭けました。

中国経済に対する批判的な意見は多く、社会主義だとか、一党独裁で自由が軽視されているとか、不動産バブルで経済が崩壊するとか言われています。
私の父親は、いまだに中国が社会主義で非効率な経済を営んでいると考えてます。

本当にそうでしょうか?

たしかに、個人塾の規制を国が主導で行い、教育関連銘柄が暴落したり、最近だとゲームの課金規制でテンセントが10%以上暴落しました。このような独特なリスクが中国株式市場には潜んでいます。

塾代で一家が破産しようが、ゲームの課金で多重債務に陥ろうが、民主主義国家は自己責任です。歪な社会構造を是正するために規制が入ったと考えれば、必ずしも悪とは言えません。

様々な問題を抱えておりますが、中国経済は成功しています。
その証拠に、私達の生活はメイド・イン・チャイナで溢れています。中国製不買運動はとても厳しいでしょう。iPhoneもテスラの電池も中国製です。

しかし、感情的な理由で中国株を避けている投資家が多いです。特に香港市場はとても割安になっています。

世界一大きい銀行の株価が純利益の4倍以下ですよ。指数に投資しても、10年で年利15%くらいは取れると思います。

感情は真実を曇らせます。
中国アレルギーの投資家は、新興国としてインド株を買いますが、バリュエーションと国債金利の観点からも、中国株のほうが儲かると思います。
1960-2011のあいだで、嫌われ者のタバコ株がいちばん儲かったのと同じ理屈です。
(ちなみにタバコ株も保有しています)

中国は日本の仮想敵国なので、反感のバイアスがかかるのは自然なことであり、メディアもネガティブな報道をします。

日本人が中国経済の崩壊を望んでいるようで、正直気味が悪いです。
そんなことが起こったら国内経済は打激を受けるし、国益になりません。

本当の愛国心は他国を見下すことではなく、その実力を認めて、国益になるように立ち回ることです。

国内は需要が細っていくので、国が豊かになるためには、他国の経済成長にあずかるしかありません。
その手段の一つが外国への投資です。

GDP(国内総生産)とGNP(国民総生産)は今後も乖離していくでしょう。
同じことを考えている人が少なく、不安ではありますが、金儲けのため、国益のためにも投資を続けていこうと思います。









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