かき氷山

『かき氷山』

山から遠ざかって久しい


体と心にこびり付いた

都会の垢を落としに

山を歩きたい


そんな想いとは裏腹に

今は

仕事のスケジュール的にも

運動不足の体的にも

現実

山が遠い


目の前のかき氷を

スプーンで削りながら

好きな山の姿を

器の中に真似ている

山への想いは

募るばかり


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