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Harry Brightmoreのコール その①

 今日は、Harry BrightmoreのCOXレコーディングから学べそうなことを書き出します。完全にCOXにしか興味なさそうな話。一年前くらいに一度研究してたけど、改めて。HarryはU23GBのコックスで割と有名人。2017のヘンリーで優勝したときのコールがCoxed Singleに載っている。コメント欄に書いてあることもかなり参考になる。

https://youtu.be/qmwPP97fY4Q

スタート:僕は(日本は?)6本(5本)からスタスパの流れになっているけど、ここではBuild1、2、3での立ち上げからトップスピードまで重めでしっかり立ち上げ、そこからドライブスピード意識に切り替えている。多分、意識的にLegの言い方も変えている。この区切り方は参考になる。僕の感覚だと、スタートでの船の動きは(しっかり立ち上げ)→(フルレンジ意識のトップスピード)→(Dスピード意識でさらに加速)の三段階に分かれている気がする。従来のコールで問題が発生するのは、スタスパに入るコールの時点ではまだ第2段階であってトップスピードに乗り切れていないこと。スタート7本目の意識に必然的になる。すると、第3段階はいつ来たの?って感じになるのではないだろうか。あまり適切でない位置で意識を切り替えている気がする。コールの言い方だけでは漕手もわかりずらいので、このギャップをクルーで共有したうえで改善策を考えたらより良いスタートになるかも。
 スパート後半(30秒→40秒)でどんなコールをすればいいかは未だによくわからないが、ハリーは割と黙っている。黙ることのメリットは、切り替えで抑→揚に変化させられることだろう。スパートで揚にしすぎると、コンスタントリズムしっかりの抑イメージになる。コンスタントの入り方は自分の中で課題で、このあたりの言い方ひとつでリズムが変わっているのが易々と分かるので、これは一つの方法としてやってみるのもありかも。
 Brooksでは、40秒ルールの後、リズムコール→シフトコールになっている。リズムコールの後は、ファイナル乗り込みのコールでリズムを整えさせて、1枚下げてシフトコール。あまり、コンスタント切り替えのイメージはないのかもしれない。30秒→40秒で乱れてきたスパートをリズムコールである程度引き締め、シフトでギア重くする感じ?僕のイメージだとスパート固→コンスタント柔にすると艇速が落ちるリスクがある気がする(だからコンスタントの入りが難しい)。リズムコールでCalm・Breathとか言って抑(やや柔)にしたうえで、強めのシフトコールを入れることでギア重くっていうコンスタントイメージが作れるのかな。これも、コンスタントの入り方でどういうイメージにするべきかクルーで共有してそれに適切なコール(言い方も)した方がいい気がする。
 Brooksの中でコンスタントってワードが存在してない可能性もあるし、スパートって言葉が存在してない可能性も。あとは、先行型のレースであることとか、シフト入れたのが400Mなのでだいぶ引っ張っている気もする。いろいろと要素はある。

このヲタクっぽい文章、完全に備忘録Noteですね。
明日は400m過ぎたあたりからの考察。コールの言い方はその背景に実現させたいイメージがあるので役立つなぁ、と改めて精聴してみると思う。この取り組み、今までの中で自分的には一番成長できそうな気がするぜぃ。何時間でもやってられる。

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