現場実践note7:オガサカスキーに合った脚の運動を身につけよう(小回り編)

こんにちは、スキー教師のスノダノブユキです。

この記事では2021年2月27日に白馬五竜スキー場で行われたオフ会の内容+アルファをご紹介します。

現場で行われたことなので、実践的な内容になっています。
オフ会に参加できなかった人のために、わかりやすく書いています。
現場では難しいor時間がかかるので言わなかった理論的な話も書いていきますので、ぜひお読みください!


今回のテーマは「オガサカスキーを扱い方(小回り編)」です。

まずオガサカの特徴からお伝えします。
オガサカスキーにはこのような特徴があります。
・トップが食いつかない
・バタバタする
・トップが動かしやすい
・操作しやすい
・クセがない
・脚の操作を身につけやすい
・反応が素直

トップが食いつかない、バタバタするは良くないイメージですが、、、、、

バタバタするのは、日本を代表するSAJのデモですらバタバタしてるので、もうこれはマイナス面ではなくこういう仕様なんでしょう。。。


バタバタはどうでもいいとして、今回お伝えしていきたいのは、オガサカスキーのトップの特性を活かした運動を身につけるです。

オガサカはトップが食い込んでこないので、それに合った運動をする必要があるということなんです。

例えば、フィッシャーとかアトミックとかヘッドなんかはトップが雪面に食いついて捉えて曲がろうとします。トップの捉えが敏感なんです。

それに対して、オガサカは反応してくれないです。

反応してくれないので曲がり過ぎない、視点を変えると谷回りを表現しやすい・トップを動かしやすいのです。


ここからは谷回りをいかにきれいに、そしてルーズにコントロールするかということを書いていきます。オガサカの特徴を踏まえての内容ですが、理論はどのスキー使っても関係ないので、谷回りの運動について知りたい人はこの先を読んでみて下さい。

基本は小回り向けの内容となります。


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