見出し画像

iPhoneカメラ最短距離で_02

以前「iPhoneカメラでも寄ればボケるかな」という記事を書いてみたのですが、その時に使っていたBLACK EYE のTELEレンズの続きです。


iPhoneとBLACK EYE PRO PORTRAIT TELE G4

BLACK EYE PRO PORTRAIT TELE G4  右:iPhone12miniにつけた状態

フード被せているのは、テレレンズをつけるとノーマルよりも寄れなくなってしまうため、クローズアップレンズをさらに付け増しするためです。(フード先端に52径のネジが切ってあります)

スマホカメラってピントが合いすぎるくらいパキっとパンフォーカスというイメージがあります。それで、ちょっとバックがうるさいかなと思ったらついついスマホ用マクロレンズに頼ってました。
ただ、それだとやはり接写という感じで大きいものは撮れないし、合焦範囲がごく狭いのでアングルも限られてしまいます。
で、あれこれ試しているうちに、今更ですが、スマホでも最短撮影距離近くまで寄れば、バックはそこそこボケることに気がつきました。

iPhone12miniノーマル

左:Phone12mini カメラアプリオート 右:ProCameraアプリマニュアルフォーカス最短距離

右が目一杯寄って手前の花から6cmくらい、直径4センチあるかないかの花です。幾分背景ボケとなってますが、もう少しバックがボケてくれればありがたいところ。スマホ用のテレアダプタレンズを試してみました。

iPhone12mini + テレコンレンズ

iPhone12miniノーマルiPhone12mini + BLACK EYE PRO PORTRAIT TELE G4

望遠効果というか確かに少し画角が狭くなってますが、バックは期待したほどにはボケてくれない。カメラレンズの感覚だと焦点距離が長くなるとボケ量も多くなりそうなものですが、焦点距離の絶対値が小さい(35mm判換算で26mmとはいえ実焦点距離は4.2mm)のでいたしかたないのでしょう。
ちなみにBLACK EYEのこのレンズは公称2.4倍テレだったと記憶してます。が、実際にはiPhone12miniにこれをプラスして、感覚的には換算45mmくらいのようです。
それと、焦点距離が多少延びても逆に寄れなくなる(最短撮影距離がiPhoneレンズ面から14cmくらいになってしまう)ので手前の被写体がかえって小さくなってます。
もう少し背景が分離しやすいバックで撮ってみました。

iPhone12mini + テレコンレンズ + クローズアップレンズ

iPhone12mini + BLACK EYE PRO PORTRAIT TELE G4 右はCloseUpレンズNo.4追加

花の前がちょっと前ボケになっているので手前の花まで10cmくらいでしょう。右はCloseUpレンズ(No.4)を着けてもう少し寄ってます。デジカメの標準レンズほどボケませんが、まあまあ意図した感じです。

左:FUJIFILM X-A3 Tamron BBAR 28mm f:2.8
右:Phone12mini + BLACK EYE PRO PORTRAIT TELE G4 + CloseUpレンズNo.4

左はTamronの28mm開放(APSカメラなので換算42mm)。
iPhoneの方はクローズアップレンズの分、望遠よりになってるはずですが、やはりボケ方はかなり違います。
機会があれば、他のスマホ用テレレンズやカメラ用のテレコンバーションレンズを試してみたいもんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?