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【2022年4月】雑誌とかを読んだよ!な話

 雨音が近づいてきていますが4月編です。比較的お財布に優しい月でした。


bis【5月号】

P.4-15 ④与田祐希
   (撮影:角田航 文:Megumi Shimbo)
P.86-87, 90-91 筒井あやめ
   (撮影:Yusuke Shimahara)

【概要】
与田祐希はプライベートの過ごし方や春にやってみたいこと。注目の後輩や与田家の話などが聞ける。また、今号から与田が気になっているトピックスを紹介する連載『YUUKI'S THINKING』もスタート。筒井あやめはスキンケアコスメの紹介。

【雑感】
 愛犬もちお とのツーショット表紙が目印。これはあやめちゃんとチェルシーの表紙がいつか実現するという布石でもあるのでしょうか。ダンスの表現力をあげるためにも身体を動かすようになったという与田ちゃんですが、最新曲『Actually...』で彼女のパフォーマンスに賞賛の声が集まっていることとの連繋を考えてしまいます。

 与田ちゃんがやきまる(くん)を持っていることは番組等でも触れられていましたが、炉端焼き器も持っているとのこと。普段から居酒屋飯に舌を鳴らしている彼女には、与田丸水産の開店を真剣に検討してほしいところです。


CM NOW【vol.216】

P.4-23 ②鈴木絢音(撮影:前康輔 文:吉田光枝)
P.26-27 ②秋元真夏・齋藤飛鳥
P.31 山下美月

【概要】
 鈴木絢音は自分の特技とそれに伴い断捨離をしたというエピソードや、SNSの運用方法など。後輩たちとの関係から理想の先輩像、グループの中のお姉さんメンバーへの思いなどが綴られている。秋元真夏・齋藤飛鳥は「バイトル」の記者会見の様子。山下美月は「PDACH JOHN」のミューズ就任の紹介。

【雑感】
 絢音ちゃん×前さんといえば、3、4年前の雪国をイメージしたグラビアがめちゃくちゃ良かった記憶があるのですが、今回も至高のペアでした。前さんの日常と被写体、どちらの自然さも消さない調和のとれたグラビアが好きなのです。

 インタビューで印象的だったのが、絢音ちゃんの先輩としての振る舞い方について。

メンバーが困っていたり、ちょっとしんどいなと思っていたりするときに「もっと頑張りなよ」とか、「こうしたらできるんじゃない?」と言うんじゃなくて、まずは今まで頑張ってきたことを認めてあげたい。それが、また頑張ってみようかなと思える活力になる気がするので、そういった心に寄り添った言葉をかけられる人になりたいです。
CM NOW【vol.216】

 日本政府の皆様におかれましては各コミュニティに鈴木絢音を配置する法整備を進めていただきたいものです。これは勝手な憶測ですが、「今までの頑張りを認めてもらうことで次への活力に繋がる気がする」というのは彼女自身の経験談だったりするんですかね。

 卒業したお姉さんメンバーの名前とともに、自分はまだそこには近づけていないと口にした絢音ちゃん。そんな彼女が憧れの女性像として挙げたのはルパン三世に登場する峰不二子でした。絢音ちゃんが予てより樋口日奈さんを慕っていることと通ずるものを感じます。そんな樋口日奈さんは過去にこんな言葉を絢音ちゃんにかけています。

絢音ちゃんがどう考えているかわからないけど、これからもっと美しくなって「お姉さんメンバー」としてグループを支えていく存在になるんだろうなと思います。
EX大衆 2021年11月号

 1期生や同期に甘える子どものような絢音ちゃんも大好きですが、憧れからのお墨付きをもらい、先輩としても尊い品格を持つ絢音ちゃんのお姉さんメンバーとしてのこれからにも注目したいと思います。

 追記:インタビューを読んだ数日後に10th YEAR BIRTHDAY LIVE に足を運んだ身として『せっかちなかたつむり』をパフォーマンスする絢音ちゃんに万感の思いを抱いたのは言うまでもありません。


UteenB【No.1】

P.2-21 ①筒井あやめ(撮影:西条彰仁)

【概要】
 10代のアイドルや女優を特集するアップ・トゥ・ボーイのムック本。創刊号のカバーに選ばれたのは筒井あやめ。インタビューでは先輩になった気持ちや、最年少のバトンを渡した5期生・小川彩とのエピソードを聞くことができる。

【雑感】
 インタビューが少ないのがちょっと残念。他のページをめくってみても同様のボリュームなので、グラビアメインの雑誌と考えて良さそう。そのグラビアには、あどけなさが残るあやめちゃんが彩られており、雑誌のコンセプトに忠実だという印象を受けました。

 成人年齢引き下げの影響もありますが、あやめちゃんがもうすぐ成人を迎えるという事実が信じられませんね。いつまでもお姉さんたちに二の腕ごと可愛がられるぽぽちゃんであってほしいものです。5期生はティーンエイジャーがメインなので、これからの登場も期待できそう。


EX大衆【5・6月合併号】

P.1-11   ③与田祐希
      (撮影:西田幸樹 文:大貫真之介)
P.12-14 ③秋元真夏×鈴木絢音
    (撮影:自撮り 文:大貫真之介)
P.15-17 ②岩本蓮加
    (撮影:橋本龍二 文:奥村百恵)
P.18-19 ②向井葉月
    (撮影:松田忠雄 文:大貫真之介)
P.20-25 ①伊藤理々杏
    (撮影:大辻隆広 文:大貫真之介)
P.64-65 ②佐藤璃果×矢久保美緒(連載)

【概要】
 与田祐希は46時間TVで披露した『逃げ水』の弾き語りに関する話から、今の大園桃子と関係性。与田が考える「ふつう」の価値観などを知ることができる。秋元真夏×鈴木絢音の対談では、2人が仲良くなったきっかけや加入当初の同期の印象、キャプテンとしての心構えなどが語られている。岩本蓮加は主演映画『世の中にたえて桜のなかりせば』から、演じた咲との共通点や今後の俳優業への思いなど。向井葉月・伊藤理々杏・連載「乃木坂の星」では、3月に行われた北野日奈子卒業コンサートとアンダーライブにかけた情熱と、アンダーメンバーであることの誇りについてそれぞれの思いを聞くことができる。

【雑感】
 合併号なだけあってボリューミー!与田ちゃんの「ふつう」論、興味深かったです。

── 自分が「ふつうの人間」だと気がついて落ち込んだり、非凡であるように振る舞う人もいると思うんです。

与田:(前略)ふつうがダメなわけじゃないし、自分にとってのふつうがほかの人から見たら「ふつうじゃない」かもしれない。ふつうの基準だって人によって違うんだから、気にする必要はないと思うんです。
EX大衆 2022年5・6月合併号

 と、ここまでは割とよく目にする考えだと思うのですが、このあとがおもしろかった。

逆に、とことん気にするのも楽しいかもしれない。「どうしたら自分を好きにれるのか」と追求する気持ちも大切だから。一番良くないのは、ひとつの考え方に自分を縛ることだと思うんです。
EX大衆 2022年5・6月合併号

 「ふつう」を正しい・間違ってるの二元論で語るのではなく、ゴールを「自分を好きになること」に設定したうえで、そこまでのプロセスは多様性を認める感じがととてもいいなと感じました。「B.L.T.」2020年5月号での幸せ論もそうですが、与田ちゃんはちょくちょく唸らせてくるようなインタビューを聞かせてくれますね。

 真夏さんリスペクト軍団対談では、2人の間柄の歴史を感じられました。真夏さんリスペクト軍団は表立った活動こそそれほど多くはありませんが、こうして2人が見えないところで信頼を深めているのだと知れて嬉しかったです。

 15ページにどどん!と登場するこちらを見つめる蓮加ちゃん、どえらい美人さんです。吸い込まれるような瞳を持つ蓮加ちゃんがオススメする映画『きみの瞳が問いかけている』は早速マイリストに。

北野日奈子「乃木坂46の一員である限り、選抜メンバーを目指すのは当たり前のことじゃないですか。でも、そんな当たり前のことも見えなくなってくるくらい、先の見えない、厳しい道のりを葉月は歩いているんだと思います。(中略)私は、アイドルでいる限り、表題曲を歌うアイドルでいたい。だから葉月にも、選抜を目指す気持ちが少しでもあるなら、それを大切にしてほしいと、伝えました」
アップトゥボーイ 2021年9月号

 これは昨年、葉月が選抜に対する悩みを日奈子ちゃんに持ちかけたというエピソード。この話が葉月サイドからも語られています。また、まあやが裏でもアンダーメンバーたちの支柱になっていることも明かしており、アンダーメンバーのザラつく心を解してくれる先輩たちがいかに指折りのメンターであるかが窺えました。

 アンダーライブの目玉もある全員センター企画で矢久保は『マシンガンレイン』を選択しました。

前回のアンダー期間は「初めて」だらけで、先輩についていけるように必死に過ごしていました。そんな期間をアンダーメンバーとして活動することで、“4期生” から“乃木坂46”の矢久保美緒として認められた気持ちになった思い出の曲が『マシンガンレイン』でした。
EX大衆 2022年5・6月合併号

 かつて、先輩である久保史緒里さんは3期生だけの活動が続くことを「修行期間」と称し、複雑な心の内を吐露しています。4期生として加入した矢久保もそれに似たような感情を抱いていたようで。今回『マシンガンレイン』を選曲した理由は、彼女が初めて参加したアンダー楽曲だから、くらいにしか考えていなかったので、このインタビューで深層に近い気持ちを知れてよかったです。

 熱狂の渦のなかにあったアンダーライブで、終盤 理々杏ちゃんがMCで感極まって涙を流していたことは印象的でした。『錆びたコンパス』の落ちサビでメンバーと共にファンが腕を振り上げる様子は、声を出せない今の環境でも伝わる勇壮な声援だと思うので、それがメンバーやライブの炎を燃やす薪になっているのなら嬉しい限りですね。


日刊スポーツ【4月19日】

P.20 ①清宮レイ(撮影:野上伸悟 文:横山慧)

【概要】
 「ラヴィット!」月曜シーズンレギュラー就任が発表された清宮レイが、番組への意気込みや将来の目標を語る。

【雑感】
 初回放送の序盤こそ緊張の面持ちを浮かべていたものの、すぐに朝日のような笑顔で塗り替えたレイちゃん。毎週月曜日の朝はピーカンです。

 クイズという名の大喜利コーナーでは「どんどん手を挙げていきたいです」という意気込みを見せ、「乃木坂どこへ」で鍛えた積極性を覗かせる場面もありました。CM間のアイキャッチやオープニングの食リポなど、ラヴィット!は短い時間でインパクトを残すことが求められる現場だと思うので、そこで癒やしや笑顔を速達できるレイちゃんは番組との相性がピッタリだと感じます。オズワルドの伊藤はがんばれ。

 最近は特撮の出演に意欲を燃やす発言を見かけるレイちゃんですが「朝の顔」と聞いて一番に名前が浮かぶメンバーがレイちゃんなので、ニチアサ出演もきっと叶えてくれるはず。十数年ぶりに日曜に早起きをして、魚肉ソーセージを食べながらテレビにかじりつく生活が訪れることを期待しています。


Platinum FLASH【Vol.18】

P.4-25 ③久保史緒里(撮影:田中智久)

【概要】
 前半は「乃木坂46のオールナイトニッポン」のパーソナリティ就任後の周りのリアクションや、どういった番組にしていきたいかなど。後半は新加入の5期生のことや今後の夢などが語られている。

【雑感】
 キャップのサイズが合ってないこともあり、バントの構えが絶妙にダサくなってしまう久保史緒里さん、愛おしい。久保下ダサポーズのファンです。

 5期生から見た自分たちが、3期生にとっての1期生にあたるという視点は新鮮でした。乃木坂46の血を脈々と継ぐ彼女たちは既に立派な先輩ですが、後輩の側面も経験していることは大きな違いで、それは1期生にはない強力な武器になるのではないかと感じます。

 久保てゃんはこれまでもモバメやブログなどで夢を口にし、それを掴みとってきました。夢ノートの分身でもあるこのインタビューが更なる価値を生む日を心待ちにしたいと思います。


2022年4月のいっちゃんいいやつ

 ベストインタビューは「EX大衆」の与田ちゃん。アイドルとしての話だけでなく、メンバーの価値観や人生観を知れる読み物も好きです。グラビアは「CM NOW」の絢音ちゃん。思わず表紙買いしちゃったもんね!「UteenB」は「ハイクオリティービジュアルマガジン」の謳い文句を掲げていますが、出版業界のえらいひと!ハイクオリティーインタビューマガジンの刊行も待ってますから!おしまい!

2022年5月22日
エメリンゴ

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