結果にコミット!0から始める超実践型リスティング広告〜基礎編〜

本書は、動画講座の「結果にコミット!0から始める超実践型リスティング広告(完全版)」の一部をテキストにまとめたものとなっています。

本書だけでもリスティング広告の十分な勉強になりますが
さすがに、動画の全てをテキストに落とし込むのは難しいです。

なので、リスティング広告を、より本格的&丁寧&深く学びたい場合は
こちらより動画講座を受講していただけたらと思います。
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本書で解説するもの

今回、広告の中の「リスティング広告」を解説していきますが、
まず始めに考えてほしいことがあります。

なぜ、リスティング広告(広告)を使うのか、です。

今までに集客の相談、ビジネス全体の相談に乗ってきましたが、
ここの認識がズレていると、いかに勉強したとしても空回りしますので、
最初に考えてほしいのです。

どうでしょうか?

「ネットから集客をしたい」
「集客ができていないから」
「WEB広告を0から学びたい」
「自社商品の売上をUPさせたい」
「オフラインで売ってきたがネットでも売りたい」

という方が多いと思います。実際、このような方は多いです。
ですが、これを押さえないといけません。

「ビジネスの全体像」についてです。

WEB広告を使ってビジネスをするとしたら
大きくわけて2つの形があります。

1:
広告

LP(リスト取りページ)

フロントエンド商品

バックエンド商品

2:
広告

LP(フロントエンド商品)

バックエンド商品

※LP(ランディングページ)は、広告をクリックした人が訪れるページのこと
メールアドレスを取り、その後メルマガでアプローチしていく方法と、
いきなり商品を販売していく方法がある
※フロントエンド商品は、お客さんに初めて売る低価格商品のこと
※バックエンド商品は、フロントエンド商品の次に売る高めの商品のこと

1つ目のモデルは、
広告からメールアドレスを獲得し、商品の魅力を伝えていき、
フロントエンド商品の販売に持っていきます。
その後、フロントエンド商品を買ってくれた方に
バックエンド商品の販売をします。

なぜメールアドレスを登録してもらうのかというと
顧客名簿があれば、いつでもアプローチできるからです。

ビジネスは、お客さんがいないと始まらないですが
そのお客さん集め(集客)が
もっとも時間がかかり、お金もかかるのです。

仮にメールアドレスを獲得してしまえば
次からアプローチするときは、
お金などかけずにアプローチできますし
2度目の商品や3度目の商品も紹介できるので
顧客名簿(メールアドレス)を集めたほうがいいのです。

また、フロントエンド商品とバックエンド商品と分ける理由は
いきなり高額商品を買う人はほとんどいないからです。

なので、フロントエンド商品でお試ししてもらい
満足してもらったら
バックエンド商品を買ってもらうということです。

これは、スーパーの試食品と同じです。
この場合、無料でサンプルを配布して、商品を買ってもらっているわけです。

メールアドレスを集める際は広告を使っていくので
広告費がかかってきます。
なので、理想は、

広告費=フロントエンド商品の売上

に持っていきます。

そうすれば、
実質0円でアドレスを獲得できることになります。
この場合、バックエンド商品が1つでも売れれば
そこから利益になっていきます。

もちろんすでにアドレスがあるわけなので
2個目の商品、3個目の商品と売っていけば
どんどん利益が増えていきます。

メールアドレスを獲得しないと
常に集客にお金がかかり、赤字リスクがぐっと上がるので
顧客リストを集めるのは必須になります。

2つ目のモデルは、
いきなりフロントエンド商品を売っていくので
メールアドレス(顧客名簿)を購入者だけのものにしよう、
というものです。

本来、月5000円かかるサプリだけれど
初回限定100円ですよ

といった切り口でやっていきます。

そうすればお買い得感がでますし、
100円だからお試ししてみよう、ということで
購入してくれます。

メールアドレスは
お金を払ったことがある人と
払っていない人の2つに分けることができます。

もちろんお金を払ったことがある人のほうが
2度目の商品や3度目の商品も買ってくれやすくなります。

なので、いきなり質のいいリストをGETできるのが
2つ目のモデルになります。

私達がやっていくのは、ビジネスなので
「利益」を出さないといけません。なので

・そもそものビジネスモデルの破綻(利益がでない)
・商品の需要がない(特にその分野に愛情がある場合は注意)

だとしたら、

商品が売れても赤字になる or そもそも集客できない

ということになります。

広告は広告費がかかりますので、
これらは大丈夫か、をまず確認することをおすすめします。
とは言っても、実際に運用しないと、

商品が売れるかどうか、
需要があるかどうか、
利益がでるかどうか、は見えづらい部分です。

ですので、テスト運用して、
商品が売れない or 赤字になるだとしたら、
扱っている商材を変更(改善)する必要がある、というのをご理解ください。

いくら広告スキルを学んだとしても、需要がない商材は売れないのです。

本書は、マーケティング本ではないので、
ビジネスの設計やコンセプトなどには触れませんが、
広告を通じてどのように、
LPやフロントエンド商品を変更すべきかなどには触れていきます。

また、リスティング広告は、極めよう!と思ったら
かなりの広告費&手間&時間が必要となります。
結果として、途中で挫折したり、
専門書などを手にしても難しい言葉や細かい設定が多すぎて、
どうすればいいのかわからなかったりしがちです。

なので、本書では、実践する、というのをベースに
小難しい単語や設定は極力省き
結果を出すために簡単かつシンプルな方法をお伝えしていきます。

あなたは、リスティング広告マニアになりたいわけではなく、
ビジネスで結果を出したいわけですよね?
であれば、難しいことにチャレンジするのでなく、
簡単な方法で着実に成果を上げていきましょう。

また理解しやすいように、全体像から解説していきます。

リスティング広告とは

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