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進歩(進化)は変化の偶々うまくいったもの

前に読んだ本に書かれていたが、ある大学教授が写真の授業で、学生を二つのグループに分けて成績を評価した。一つのグループは写真を撮った枚数で評価し、もう一方のグループには撮った写真の質で評価したものだ。

その結果、写真の出来が良かったのは、全て写真を撮った枚数で評価したグループだったという。そのグループの学生は、たくさんの写真を撮る過程で、構図や光の当て方を様々試し、失敗から学び、最終的に良い写真を撮影することができたのだという。

これを、実生活に当てはめてみると、よい成果を出そうとするよりも、とりあえずやってみて、その結果から学んで改良を加えていくことで、結果としてうまくいくということにならないだろうか?

とかく、よい結果を出そうとすると、他人の成功例を調べてまねてみることもあるが、まずやってみることも重要なのだろう。

そして、それから偶々上手くいったものが、成功例となるのではないか?

上手くやろうとすることは、反対に失敗を恐れることにもつながりかねず、挑戦への意欲を弱めかねない。

歴史上の進化・進歩も数多くの失敗事例を経て、出来上がったものも多い。というか、ほとんどそうだろう。

失敗を怖がらないで、意欲的に挑戦して、その結果からさらに学んで進歩していけばいいではないか。


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