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育休は「はじまり」でしかない

こんにちは、こんばんは
こかげです。

今日は #POLA さん支援のお題
#育休から育業へ
に乗っかって書いてみたいと思います。

ちなみに我が家はすでに子ども二人とも小学生。
育休期間はとっくに終わっております。

そしてうちの夫は自営業なので

育休取る=無収入になる

を意味しますので、育休は当然取っておりません。
ですが、私はここで「自営業に育休なんて関係ないんだかんね!」と言いたいわけではない。(もちろんそこに絡む問題はありますが別の話)

昨日こんなことがありました。

ママならこんな気持ち心当たりあるのでは?


昨日私ちょっと体調を崩してまして、いつもより早く就寝したのです。
ですが、1時間くらい寝たと思ったら、夫に起こされました。

「次男が布団を汚しちゃった。代わりの布団ある?」

私と同時くらいに就寝した次男ですが、粗相してしまったらしい。

(しんどいから寝てるんだけどな…)

と思いながら、圧縮袋に入れてあった代わりの布団を手渡し、私はベッドに戻りました。

翌朝。

昨日よりはかなり気分もよくなって起きることができました。

出勤前の夫と出くわすと

「昨日汚しちゃった布団、物干し場で汚れは取ったつもりやけど、暗いし寒いし完全にはできなくて布団は一応干してあるけど…布団カバーの方は全然できてないから頼むわ…」

物干し場(床と屋根はあるが外)に見に行くと、布団カバーは布団から取った状態で床に放置、布団は辛うじて物干し竿に干してある状態でした。

・・・

わざわざ暗くて寒い外でやらんでも、お風呂場でやったらいいのに…

ママが心に留めておいた方がいいこと


こんな出来事があって、以前の私なら

「やってくれてありがたいけど、ちょっと考えたらわかんないかな…」

て思っていたかもしれません。でも今育児の本当に大変な時期は乗り越えて思うのは、やっぱりパパには

「当事者になる場数」が圧倒的に足りない

という事実があるのだと思うのです。

ママだって最初から出来ていたわけではありません。

夜な夜な子どもの吐きもどしやおねしょの始末をし続けることで、

「汚れた布団はこうやって始末するのがいいんだな」

と経験で学んでいくわけです。

「子どもがぐずったときは、こうすると気持ちを切り替えやすくなるんだな。」

「テレビに夢中になっているときは、何を言っても聞いていないから、この番組が終わってからお風呂に行くように言おう」

「機嫌が悪いときに下手に言い返すと火に油を注ぐだけだから、今は放っておこう」

といったように、

こういうときはこうした方がうまくいく確率が高い(絶対ではないけど)

というデータを、ママは日々試行錯誤しながら集めている状態なわけです。

なぜならママが子どもと一緒にいる時間が長いから。

ほうっておいてもどんどんデータが蓄積されていくんですよね。

だからそれだけ情報量の多い自分と、データの蓄積をしようと思ってもできないパパに、何も言わなくても同じようにしてほしい、というのは無理難題なんだな、と。

育休を一緒にデータを蓄積する時間に


すなわち。

これから育休を取得されるご夫婦に少し先輩として提案させていただくとすると、

育休期間を二人で

「一緒に育児の当事者になり、一緒に試行錯誤し、一緒にデータを蓄積する期間」

と捉えられてはどうかな、と思うのです。

ママにとってもパパにとっても、赤ちゃんからの子育ては試行錯誤の連続です。

その中で女性と男性という脳の構造の違う二人が、それぞれの目線で、なかなか自分たちの思い通りにはいかない子ども、に向き合うという経験は

きっとママ一人で子育てをするよりも、いろいろな視点が得られ、

困ったときも、自分ひとりでは思いつかなかった対処法が見つかることもあるかもしれません。

それに子どもと一対一で向き合っていると視野が狭くなりがちですが、

パートナーが子どもと接している場面を第三者的に見ることで、

自然と状況をメタ認知できたりもする。

そして本当の正念場である育休明けに向けて…

育休明けからが本番。そのための助走期間に。


二人で

「大変なことも多いけど、これからも試行錯誤しながら、乗り越えていこう」

そう思える土台のようなものが二人の間にできたら、素晴らしいなと思うのです。

たとえ育休明け以降はママの方が子どもと関わる時間が長くなってしまったとしても、

育休中に蓄積した「試行錯誤した子どもとの関わり」という経験値があれば、

ママが困ったときも「今〇〇に困ってるんだけど、どうしたらいいと思う?」

という相談をきっとしやすくなるし、より的を得た提案がしやすくなると思うんですよね。

現状、育休後も完全に家事育児分担をハーフハーフにすることは難しいご家庭が多いと思います。

でも、だからこそ。

育休という限られた期間を育休後に続く、より長い子育て期間への助走期間、準備期間として、

ゲームで言うならいろんな武器やアイテムや知恵を仕入れて本番のバトルに備える期間として

捉えられるといいのかなあと思いました。

長文最後までお読みいただいた方がいらっしゃったらありがとうございました。






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