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ドバイ万博2020初日の様子&会場内をお見せします

2013年に開催が決まり、急ピッチで砂漠を会場に仕立て上げたドバイ。2020年に開催されるはずでしたがオリンピック同様延期に。そしていよいよ開幕しました〜!2018年1月までドバイ勤務だったので、私はこの日を今かいまかと楽しみにしていました。

さて、初日の開幕日から早速行ってきましたのでレポートしていきます。

会場に着いたらすること

車で行く場合は必ず、パーキングした場所のロット番号を写メしておくこと。パーキングはすんごく広いので。しかも駐車したところからさらにシャトルバスでゲートに向かわなければ行けないので、番号を控えておかないとどのシャトルバスに乗ればいいかもわからなくなります。帰りは、ゲートにいるスタッフにロット番号を伝えるとどのシャトルバスに乗ればいいか教えてくれます。

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メトロで行く場合はこちらの記事も参考にしてください↓
https://note.com/cheersonoka/n/nc161a66504d9

ゲートの様子

まずはこちらがゲート。

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でかい。こんな感じの網網したゲートが3つ?くらいあるので、遠くからこの網網が見えたらそこがゲートと思えばOK。

チケットカウンターの様子

次に、チケットを見せるところ。初日はすごくすごく空いていました。メディアの方ばかり。ここでワクチン証明を見せて、荷物検査してから、チケット確認。初日は日本パビリオンの方に行きたかったので、Sustainability Gateというゲートに駐車しそこから入場しました。市内からは一番遠い駐車場。てか日本パビリオンがなぜがメインゲートから一番遠い位置にあるんです。残念。なのでメインゲートに駐車すると日本館まで徒歩20分くらいかかります。

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ちなみに、会場の混み具合も、全然です。各パビリオンすぐに入れますし、混雑の様子はないです。一部日本のメディアが「日本パビリオンが2時間待ち」という報道をしていましたが、実際は、2時間待ちというプラカードを持っていただけで、20分くらいで入れました。

ドバイ万博の3つのテーマ

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今回のドバイ万博には3つのテーマがあり、「Sustainability」「Mobility」「Opportunity」で、日本語で解説するとそれぞれ、「持続可能な社会作り」「今後人流が増える世界をより良くするために」「全人口に平等な機会を」といった感じ。

テーマにも沿うような会場作りになっています。

サステイナブルな会場作りに注目!

例えば、乗り捨て可能な自転車が随所に設置されていたりします。

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あとこういう機関車みたいなのが走っていたり、とっても可愛いw

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ドバイは石油の国で有名ですが、石油が50年以内に枯渇するというのを危惧して、早くから持続可能な街づくりに徹しています。下の画像は、天井部分に植物を装飾し、日光を遮っているのです。地面を見ると日影部分が多くなっています。

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下記の画像も同じで、こちらは鳥デザイン。

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こちら、奥に見えるフラスコみたいな形のも同じ。なんかのオブジェに見えますが、きちんと日光を遮っています。

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ソーラーパネルも、このようにデザイン化されています。ドバイはこういう建築と一体化したソーラーパネルを設置するのが得意な気がする。街中にもこういうのたくさんあります。

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そして、ペットボトルのゴミを減らしましょうということで、随所に飲み水が設置されています。ドバイの水は絶対に飲めないので、こんなのは初めて見ました。ちなみに初日は熱湯でした。ドバイの暑さでタンクも燃え上がっているのでしょう。万博会場での水がさすがのイベント価格(といっても500mlで180円だからまあいいけど。。普通は50円くらいで買えるので)なのでありがたいです。無料ウォーター。

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ちなみに、ドバイ万博のオフィシャル水サポーター?のこちらの企業のブースではフルーツフレーバー付きの水や炭酸水なども無料でいただくことができます。

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しかし正式にはこちらのブース内で販売されている専用ボトルの購入が必須のようです。

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私は知らずに自分のペットボトルを差し出しましたが無料でフレーバー炭酸水を注いでもらいました。次回からはボトル買ってね!と言われましたが。

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ゴミ箱もちゃんと設置してあります。ドバイはゴミの分別だなんて概念ないんですけど、一応、3つに分かれていました。大きく分けると「オーガニックゴミ」「リサイクルごみ」「埋立地行きゴミ」。日本とは分別の種類が違いますね。ちなみにこのゴミ箱、中でゴミを5分の1のサイズまで小さくできる機能を持っているようです。

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ロボットを探せ

万博会場にはいくつかのロボットと出会えます。

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この子は、Opti(オプティ)といって、Opportunity エリアの公式キャラクターです。公式キャラクターがロボットになったのはこの子だけのようなので可愛がってください。

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Opportunityエリアのマネージャの方にパビリオンを紹介してもらう機会がありいろいろ教えてもらいましたが、スタッフの方がスマホで操作できるようになっていて、状況に合わせてスタッフがいじりますw 女の子がロボットの目の前にいた時に、ロボットの目をハート型になるように操作したら女の子がとっても喜んでいました❣️

ロボットの近くでスマホをいじるスタッフがいたら、多分その人が操作していますので見つけてみて下さい。

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フォーメーションとっているのを発見してめちゃくちゃ可愛かったwこの姿を見れたのはラッキーかも!

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そしてこちらはパトロールロボット。ちゃんと人間の動きを把握していて、このロボットの前を横切ると「俺はセキュリティ担当だ!そこをとおせ!」と英語で言われました。

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ゲートの近くには、パンフレットを運んでいるロボットに遭遇。人間が近づくとちゃんと止まってくれますwこうやってどんどんロボット社会になっていくのかというのを感じさせられました。

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4つ目のロボットは、Talabatというフードデリバリー会社(日本でいう出前館ですね)のロボット。実際に会場内でオーダーされたフードをデリバリーしているみたいです。

Al Wasl Plaza(アルワスルプラザ)は夜必見

夜は昼とはまた違う雰囲気を楽しめます。夜の方が各パビリオンが綺麗にライトアップされるので美しいです。そして夜までいたら必ずAl Wasl Plazaという会場の中心にあるドームに通りすがるだけでもいいので行ってほしいです。

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このドーム。ドバイ万博のシンボルでもありますね。

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中央にはこのようにステージが立っており、夜はコンサートのようなものが度々行われています。

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夜もパフォーマンスが行われているので、落ち着いてみたい人は準備されている座席に座って鑑賞もいいと思いますが、外からでもこのようにプロジェクトマッピングが綺麗に見えるのでおすすめ。一日の最後に「ああ、万博だあ」という気分になりますw


ということで、初日は各国のパビリオン巡りよりも、会場の作りや雰囲気ばかりに気を取られ、あまりパビリオンは回れませんでしたw いやあ、思っていたより楽しいw

最後に、、会場内にはこ〜んな可愛いデザインのベンチがたくさんあります。これ、実はアラビック文字をかたどっています。可愛いですよねえ。

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終わり


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