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「逆説のスタートアップ思考」by 馬田隆明

「コンサルが読んでる本100+α」で紹介されていた本の1冊。題名の逆説は何に対して逆説かと言えば、それは大企業がやっているビジネスのやり方に対しての逆説であって、スタートアップ企業にとっては当たり前の考え方ややり方だということだと理解している。

アイデアは不合理なものを選ぶ、戦略として小さな市場を独占する、プロダクトは多数の「好き」より少数の「愛」を感じるもの、ということを説明している。

スタートアップも最初は中小企業なので、一般的な中小企業に求められる戦略と類似しているが、いつまでも中小企業で終わらず、短期で飛躍するために次の戦略へ移るのがスタートアップ思考ということである。

最後に、今の不確実な時代を生き抜くための「逆説のキャリア思考」も説明しており、自分のキャリアを考える上での新たな視点を与えてくれた。

どこかで読んだりした内容も含まれているとも感じたが、納得させられる考え方、ものの見方が示されて、おもしろい本でいろいろ参考になった。

評価は、5/5です。

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