見出し画像

「英語は10000時間でモノになる」by 橋本大也

10000時間の勉強時間とは、例えば1日3時間英語に関することをやって、約10年かかる計算となる。ここまでやれば、そこそこできるようになるような気もするが、毎日3時間というのはなかなかハードルが高いように感じる。

自分も英検1級、全国通訳案内士だが、この本で書かれていることで、以下のような点で勇気をもらった。

読書について、「単語がわからず、宙ぶらりんな気持ちで読書することに慣れましょう。大人の本を背伸びして読む子どもの気持ちになってください。難しいページは読み飛ばしてよし、最後までたどりついたら、読めたことにします」と書かれていて、自分もわからない単語を引かないことになんとなく後ろめたさをもって、本や雑誌を読んでいるが、それでいいんだと勇気をもらった。

リスニングについて、「「なんとなくわかる」で終わらせることがリスニング上達の秘訣。意味や意図がおおまかに理解できたら聴けたことにしましょう。1語ずつ書きおこすディクテーションができるまで聴く必要はありません」と言っていて、自分は、著者も推薦しているAudibleでオーディオブックを聴いていて、いつもモヤモヤ感があるが、それでいいんだとこれも勇気をもらった。

ボキャビルについて、「単語を覚えるコツは「覚えようとしないこと」、単語に出会う回数が増えれば自然と覚えるようになる。但し、この方法だと時間がかかるので、時間を短縮するにはボキャビル本で一気に覚えることも有用です」とのことで、自分はやっぱりボキャビル本で多少負荷をかけても時間を稼ぎたい、ただ、本や雑誌を読むときは辞書を引く回数は多くしないつもり。

当たり前のことで、「語学は地道に毎日コツコツ、読み書き、話し聴くの3技能を磨き続けるしか上達しない」ということを改めて認識し、気合を入れてもらった気がする。

評価は、5/5です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?