元ファースト・レディのミッシェル・オバマの著作。今回の本の内容は、現在のような不安定で不確実な世界を生きていくために、これまで彼女が出会った出来事や人との関係を通じて、学んだり身に付けたりした人生訓について書かれたもの。

中流家庭のアフリカ移民の家庭に育ちながら、プリストン大学及びハーバードロースクールを卒業し、有名弁護士事務所の弁護士、そして大統領夫人と輝かしい経歴ではあるが、彼女は家庭をより重視して、バリバリのキャリア一辺倒の人ではないというのがこの本で書かれている彼女の考え方から理解できる。

英語の原書ということもあり、連続して読むことができずに、読み終えるまで読み始めから少し時間が経ってしまい、読んだときの感動が薄くなってしまった。そして今回のこの本は、前作の自伝と比べると少し迫力がなかったかもしれない。

評価は、4.5/5にしておきます。