退職手続きから次へ

退職手続きをし、改めて支援員との契約も解除してきた。

問題は山積だったがダニアレルギーでの退職だと支援員には事前に伝えていた。
しかし、本人は納得していなかったらしく、オフィスでもダニやホコリはあるがなぜあの職場がダメだったのかと聞かれた。
それは研究機関に確認して欲しいと言いたくなったがオフィスにはない植物に寄生するダニ。休憩室に漂うゴキブリのフンやダニの死骸、細菌を放棄し掃除を拒む法人のやり方がこういう結果を招いたんだと認識している。

雨風は多少防げても大雨になれば足元は水浸し。砂埃や雑草に囲まれながら、それを吸いながら休憩や食事をしなくてはならない。ネズミ、たぬき、ハクビシンなど様々な野生動物がやってくる環境。直接は見ていないがハウスの中にもそういった夜間の訪問者による糞害はあったはず。

モニタリング面談の時しか来ない人間が常時働いてる人への影響はわからない。
さらにアレルギーとなれば発症原因も人それぞれで仕方のないこと。そこを何故だ、どうしてだと深掘りしても体質的なことは私にはどうにもできない。それを聞いてくること自体が失礼なことであり、時間の無駄。

今後はどうするのか。
そんな人間に話す理由はないので適当に流した。
A型について何か聞いてるか。
退職した職場についての説明を再度した。私には新しい情報を提供されていないからこれ以上の情報は持ってないと示したかった。
他にもA型はあると、やたら勧めてくるが二度と行きたくない。

発達障害の特性からして、結果的に私には合わない職場であった。合わないどころではなく、正反対なぐらい。
それでも何か対策はできないかと模索し、行動した自分はすごいと思うしダラダラと合わない環境に居続けることを選ばなかった決断の早さはさすがだと思った。

ただハローワークからは15日で辞めてもいいと言われたがそれだけは断った。どうしても31日までは在籍していたいと。
通院もあるが何よりも自分の気持ちの切り替え時間が欲しかった。いきなり辞めるのは簡単だけど、それにより不調が出るのならば日数を減らし少しずつ次への準備を勧める時間に当てたかった。

得たものはとても多い。
私はこれが不得意だと胸を張って言える。
強いストレスが出た時の対処法を探すこともできた。

そしてだった4ヶ月だけど一緒に過ごしてくれた利用者には感謝しかない。
得意分野を凄く褒めてくれたお陰で次へ進む勇気をくれた。
不得意な分野でも凄いよね!器用なんだね!と決して否定はしなかった。だから長期間精神的に潰れることはなかった。

今後も同じ障害者仲間として関係を続けたい。

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