碧涙-aru-ASDと解離性障害

2022年5月、発達障害の診断結果が出た。 それに伴い、色んな障害名がついた。 発達…

碧涙-aru-ASDと解離性障害

2022年5月、発達障害の診断結果が出た。 それに伴い、色んな障害名がついた。 発達障害、解離性障害 20年間普通に仕事してきた私が障害者枠での就労を目指して歩み始めた記録と障害に対する偏見や苦悩などを独り言のように書いていく場所にしたい。

最近の記事

退職手続きから次へ

退職手続きをし、改めて支援員との契約も解除してきた。 問題は山積だったがダニアレルギーでの退職だと支援員には事前に伝えていた。 しかし、本人は納得していなかったらしく、オフィスでもダニやホコリはあるがなぜあの職場がダメだったのかと聞かれた。 それは研究機関に確認して欲しいと言いたくなったがオフィスにはない植物に寄生するダニ。休憩室に漂うゴキブリのフンやダニの死骸、細菌を放棄し掃除を拒む法人のやり方がこういう結果を招いたんだと認識している。 雨風は多少防げても大雨になれば足

    • 花粉症の原因は職場

      ある日、突然ハウスの中でくしゃみが止まらなくなり、その後寒気からの発熱。 風邪にしてはおかしいけど37.5℃の発熱があるなら帰宅するしかなかった。 しかし同夜に体温を計るも平熱に戻る。 翌日も熱はおろか、風邪の症状も消えていた。 おかしい、、、。 毎年、若干だけど花粉シーズンになると目が痒くなる。もしや本格的に花粉症デビューしてしまったかもしれない。一度しっかり検査してもらおうと思い耳鼻科へ。結果は1週間後となった。 検査結果の前日。 利用者だけになった時にベテランから

      • 退職を決意

        適応障害を再発させたっぽい。 人生で3回以上繰り返してるからもう感覚でわかる。これは確実。 こうなる前に何度も解離を繰り返してて、短期的な記憶喪失や通勤ルートだけ覚えてるという謎の現象もあった。 2/26月、他の利用者に愚痴をこぼしてたところ、 世話役の社員の前で「農園長アレルギーなんだよね」という思いがけない形で暴露されてしまう。 散々聞いてもらって違いますとも言えず、すんなり認めると、農園長は雑な言い方しかできない、生まれつきのしかめっ面だから仕方ないと。 共感してる

        • 支援員という名の雑音

          A型に入社して約3ヶ月。 一般で仕事してた期間が長い私にはA型独特の世界に馴染むだけでも一苦労。 もういっそう馴染まなくていいか!とも思った。 ここはあくまでもお給料が発生する訓練施設。そう割り切ると少し気持ちが楽になった。 障害者枠で働くとなった頃から各所の支援員を名乗る大人たちに理解されず衝突を繰り返し、その都度体調を壊して足止めをくらってきた。 その代わりハローワークの専門援助部門の方々は私の「自己解決できる能力」を高く評価し、誰かに相談したいのではなく、ただ話を聞

          A型就労、2ヶ月目

          昨年末に就労を再開し、丸2ヶ月経とうとしている。新たな環境というだけでも戸惑うのに、障害特性による今までにない言葉の嵐にメンタルが悲鳴を上げた。 元々、モニタリング面談は苦手。 支援員の「最近どうですか?」の近況確認は私にとって強いストレスとなる。これにより解離が発生し、日常どころか仕事で教えてもらった一部内容も吹っ飛んだ。 その影響で社員から教えたのになぜ覚えてないのかと怒られた。 最初に説明したはずだ、解離性障害で健忘があることを。日常生活だけでなく、仕事内容が飛んでし

          趣味の話

          リリースは2002年、私が配布音源として貰ったのが2004年頃。ちょうどPENICILLINに飽きてきた頃で赤坂BLITZにビラ配りをしに来てた違うバンドのライブに何度か通ってた時に偶然、高田馬場AREAのイベントに参加してたバンド「CANDY(キャンディ)」。当時のチケットにはバンド名の後ろに活動拠点が記載されていて、CANDY(北九州)と書いてあることに驚いた。 まだ修学旅行ぐらいでしか地方に行ったことがない社会人2年目の小娘が一回りぐらい離れてる大人の男性バンドの曲を

          A型就労から始めよう

          A型就労支援の見学に行った。 今回は事務職とは真逆の農業。 ただ20年もの時間を一般枠で過ごしてきた身としては最低条件として交通費が出るところに絞り込んだ。運転免許がないので電車とバスを使わないと通えないからだ。 今まで障害者枠の事務職での見学では毎回、見学する前後に強烈な体調不良に陥ってた。今考えるとあれは拒否反応だったのかもしれない。 とにかく前職が闇黒企業だったのでパワハラで体調を崩す奴が悪いという考えだったから余計なのかもしれないがとにかく事務職=トラウマになって

          A型就労から始めよう

          「潰しが効かない」は本当の理由?

          相変わらず障害者枠で仕事を探しているが一向に採用に繋がる気配がない。 というのも私自身、20代の時点で一般枠の事務職面接で資格やスキルの高さで引かれた経験がある。こんな高いスキルはいらないと。 言葉の通り受け取ってしまう発達障害の特性からスキルで引かれたと認識しているが、実は他に問題点があったのかもしれない。 障害者枠での仕事はスキルよりも無理をしない、体調を崩さないを大前提にしている。 簡単な事務を一般枠でバリバリ働いてきた人間にやらせると考えた時、普通の人ならすぐ辞める

          「潰しが効かない」は本当の理由?

          心の傷

          ジャニーズ事務所の性被害問題で連日、ネットやニュースで取り上げられているのを見る。 気にしてみてるのではなく、情報として入ってきてしまう。 性被害と暴力的な虐待や他人か身内か、被害を受けた側にやってもショックの度合いが違うかもしれないけど、共通しているのは「心に大きな傷を負っている」こと。 これは当事者しかわからない苦しみだし、相手が誰であろうと辛いものは辛い。 最近の私はちゃんと心が「辛い」を発信できるようになった。即座にとはいかなくても、コップの水が溢れないと気づか

          自分軸を探しに

          生まれてから「自分軸」で行動したことがなく、必ず誰かに認められたいとか喜ばれたいという気持ちが強く自分は影のような存在だと思って生きてきた(いきなり重い書き出しだぞ)。 というのも何をするにも自分は何がやりたいのかが全くわからない。 仕事の問題点や改善点は自分の意見として言えるのに、自分のこととなると白紙のままペンが進まない。 これは幼少期から自分軸で考えるという経験がなく、自分を押し殺して生きてきたり、そういう環境に身を置いてこなかったことが原因らしい。思い当たる部分が

          特例子会社の実習を辞めた

          前回受けたパーソルダイバーズのショックからくるメンタル不調を引きずったまま、次の特例子会社の職場見学へ足を運んだ。 【職場見学】 8月上旬、とあるビルの一室に入ると何をやってるかわからない、ごちゃごちゃしたフロアが目に入った。ここに毎日通うのかが第一印象。 商談スペースに通され管理者Aから簡単な説明を受け、セキュリティのかかった作業フロアに案内される。 聴覚過敏がある私は普段、イヤホンで音楽を聴きながら街中を歩いてる。人の声が1つの雑音の塊ではなく、1つ1つ違う音として感

          特例子会社の実習を辞めた

          不採用で正解だった

          2023年夏、一次面接をオンラインで受けた。 個室でひとり、同行者もおらず緊張と不安で潰されそうだった。 就労経験がある私への質問は下記の通り 1.自己紹介、志望動機、仕事を辞めた理由 2.就労移行施設を辞めた理由と行って良かったこと 3.障害について 4.就労支援について 5.通院、服薬の状況障害の深堀り(症状、診断時期、病院を変えたかなど) 私自身、両親からの虐待を30代半ばまで受けており、障害が判明したのは40代になってから。 毒親は家から出て一人暮らしをすることや

          不採用で正解だった

          カミングアウト

          最近、幼馴染や中学生からの友人などと繋がってるSNSで解離性障害と発達障害についてカミングアウトした。 解離性障害の原因や症状なども包み隠さずオープンに書いた。 理由はしつこく飲み会の誘いが来ることと、これで縁が切れるならそれでもいいと感じたから。 更にイジメを実行した面々が複数人含まれていたので、その対象者に対する復讐みたいなものもある。 アラサーになると、子供のこと、親の介護、自分の健康問題などで話したくても話せないストレスを抱えるようになる。 私自身、自分の病気の

          就労移行施設を辞めた

          12月、長かった就労移行施設を辞めた。 結論から言えば、訓練する内容は未就労者がパソコンのスキルアップや何ができるのかを探す場所だった。 私のように長年事務職で仕事をしてきて、自主的にスキルアップしてきた人間には、学ぶことがない場所だということを学んだ。 ただ楽しかったのは、そんな未就労の訓練生から受ける仕事とは?の相談。 事務職に就きたい場合はどういうスキル、MOSの資格は本当に必要なのかなど。 MOSも日商PC検定も自主的に取得して仕事で使ってきた身としては、面接の

          就労移行施設を辞めた

          診察メモのありがたみ

          発達障害と解離性障害の診断を下してくれた病院を受診してる時は必ず「受診めも」というものをスマホに残してる。 紙に書いてもいいが、スマホなら見返すこともできて非常に便利。 読み返すと解離性の方は自分で対処していくしかなく、何が不快で我慢するとどうなるのか。 毎日、人体実験してるような感覚。 それが、例えばつまずいて転んで血が出るようにすぐ目に見える結果が出るなら苦労はない。 過去のメモを見ると、 ・人格が変わったようになったり、気分変動が激しい →過去の辛い体験が強すぎるか

          診察メモのありがたみ

          解離性障害の原因

          先日、祖母の1周忌に参加してきた。 一人暮らしが許されてる弟とはお盆以来の再会。 家を出ることを許されない私は助けを求める相手がいない。 祖母宅は田舎の個人医院のため、レントゲン室や現像室もあった。 とにかく祖父は優しく、記憶の中では仕事が終わると腰が曲がりランニングシャツにステテコで室内をウロウロしてるか、食後の野球中継をウトウトしながら見てる(聞いてる?)不思議な存在。 しかし祖母は真逆で、現像室や押し入れに閉じ込められる。いとこが悪さをしても、末っ子が好みのアイス