見出し画像

55・仮説をたてるってどういうことか ~ あくまで想定であって妄想じゃねぇーぞ ~

画像1

しかし暑い。毎年の事だが暑い。毎年、今年は去年よりも絶対に気温高いよねってだいたい口から出ているのではないかなと思う。

でもまぁ、人間不思議なモノで多くの場合は感覚で話す。もちろん、どーでもいい話は感覚で話すのが気楽でイイ。

じゃぁ、実際のところはどうなのよ?って気象庁のデータを見たことあるか?

気象庁発表のここ30年ぐらいでみた夏の東京の気温

うん、確かに30年前に較べると1度程度だが上がっているというデータがある。

で、夏のこのジリつく暑さは温度だけじゃないわね。ハワイなら30度だって暑さを感じないわね。

日本の夏が何で暑いのかといば、こりゃ湿度の影響だ。

ここ30年の湿度の変化を気象庁でみてみると

これをみると、平均湿度はあまり変わっていない。

ということは、最近の夏が暑いのは気温上昇のせいだというのが判る。気温が高くなって湿度が変わっていなければ空気中の水分量は大きくなるから、ゲリラ豪雨も起きやすくなるのは、そりゃそうだなと言うのは、素人でも判るわね。

ちなみに、湿度って言うのは気象用語では本来「相対湿度」というらしい、鷲も知らなかった。

で、仮説の話しですわね。

コンサルティングセールスは何度も書くが、お客様の経営上や業務上の課題を発掘してその解決策をお客様に提案する。

その課題は、お客様からいただく情報や、前もって調べる様々な関連情報から「こう言う課題があるのではないか」という仮説を立てて、その仮説を検証して行く商談テクニックとなる。

で、そうすると仮説をどう立てるか。それだけ高い仮説が立てられるか。

この辺が肝のなかの肝になる訳だね。

で、仮説の構成をザッとに式にすると、

課題となる仮説 = ①(仮説のきっかけとなる状況 + その裏打ちとなる客観的事実) + ②(現状のビジネスの実態 + その状況と事実から推測できる問題点) + ③((世間の一般的な課題 + 業界特有の課題から導かれる外部環境の影響) / お客様の目指す方向性)

数学的にはありえん式だが突っ込みはナシで。だいたい3つの塊を元に考えて行かないといかんわけだ。

で、まずは①の話し。

タイトルにもあるが、仮説は想定である。

そりゃそーだ。他人様の商売のことなんか外部の人間は判らんのが大前提。なので、何らかの情報と思考をもとに作り上げないといかん。

ただ、作り上げるにもまったく根拠とは言わずとも何らかの客観的な事実が含まれていないのは、タダのでっち上げ。あまりキレイな言葉ではないが妄想だわ。

ヘタすれば、オマエデンパダシテルノカ?と思われかねない。

少なくもと、仮説のスタート地点としての事実はしっかりもってないとダメよって話し。

おっと長いな、続く。

With exon.co.jp DNA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?