Sky the cat

イギリス在住。スコティッシュの夫と9才と11才の娘と生活しています。

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マガジン

  • イギリスと新型コロナウイルス

    イギリスで生活する私たちが、日々、直面しているコロナ禍の現状です。

  • 小学生の娘による英語講座

    イギリスで生まれ、育った娘たちが、生粋の日本人である私に英語を教えてくれてます。

  • 読書は楽しい

    読書の記録をまとめてみました。自分で読んで楽しかった作品、娘たちに読んであげて楽しかった作品の記録です。

  • 猫だより

    猫に関するあれこれ。

  • アボカド栽培日記

    ロックダウン中のイギリス。在宅勤務中で家にいる時間が増えたので、アボカドの成長を観察しています。

最近の記事

卒業前の悲劇〜コロナで自己隔離

卒業を前に自己隔離イギリスの学期末は、8月。そう夏休み前のこの時期が卒業シーズンなのである。長女は6年生。この8月をもって、幼稚園、小学校と通い続けた学舎とも、友人、先生ともお別れして、新たな出発をする。 今週が卒業前の最後の週だったが、残念なことに、先週半ばクラスから新型コロナの陽性者が出てしまい、クラスごと10日間の自己隔離をすることになってしまった。卒業前のイベントがたくさん予定されていたが、全てキャンセル。友だちや先生との最後の時間も、台無しになってしまった。娘は大

    • 白夜のイギリスで祝う星の見えない七夕

      七夕の日を祝わないイギリスで、七夕飾りを楽しんだ。いただいた笹に、願い事を書いた短冊を吊るした。旦那は意味も分からず、娘たちの依頼を受け、願い事を書かされていた。 旦那、私、次女が「みんなの幸せ」を願う中、長女が「犬が欲しい、アトピー性皮膚炎が治って欲しい、おもちゃが欲しい」と自分の事ばかり願っていた。それはそれでいいのだが、次女にからかわれた挙句、二人でケンカになってしまった。しまいには、長女も、二番目の願いとして「世界平和と世界の幸せ」を2枚目の短冊に書いていた。 幼

      • 新型コロナのワクチン接種完了(2回目)

        2回目もアストラゼネカ製ワクチンを接種 5月に1回目の新型コロナのワクチン接種。父の死があり、日本に一時帰国していたが、イギリスに戻ってきて、早速、ワクチンの2回目を接種した。1回目のアストロゼネカ製に引き続き2回目も同社のワクチンだった。 ファイザー製とアストロゼネカ製の混合接種で、より強い抗体ができるという研究結果がをニュースで見て、「選べるなら、ファイザー製を打ってもらおう」と思い描いていたが、私の接種会場では選択肢の提示もなく、自動的に前回と同じアストロゼネカ製に

        • コロナ禍で日本からイギリスに帰国

          父の死に際して、イギリスから日本に一時帰国していた。ショックで何もできない母を手伝い励まして、死後にしなければならない山積みの手続きを大半片付けて、イギリスに戻ってきた。 イギリス入国に必要なこと日本は、イギリス政府が規定する黄色国。コロナの危険度に合わせ、各国、赤、青、黄色と区分されているのだ。黄色に区分されている国からの入国は、以下の準備が必要。 ①入国の72時間以内に検査された陰性証明書 ②イギリス入国後2回のPCR テストの予約(2日目と8日目) ③イギリス政府の

        卒業前の悲劇〜コロナで自己隔離

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        記事

          北海道も緊急事態宣言へ

          東京都、京都府、大阪府、兵庫県に加えて、北海道、岡山県、広島県も緊急事態宣言が発動されることとなった。 先週父が亡くなったので、イギリスから一時帰国。東京から北海道への国内線に乗せてもらえないので、東京で14日間の隔離生活中。北海道の実家、父のお骨に対面するまで、もうしばらく耐えねばならない。 そんな中、北海道も緊急事態宣言の対象地域になってしまった。特に、札幌市は医療逼迫していて、コロナ診療だけでなく、救急医療もパンクしているとか。実家は札幌市から離れた地方の町だが

          北海道も緊急事態宣言へ

          隔離生活〜Netflixざんまい 家族編

          父が亡くなり、イギリスから日本に帰国している。コロナ禍の規制のせいで、14日の隔離生活中。北海道の実家に、未だにたどり着けずにいる。ホテルでの隔離生活中、Netflixを見ている。父の死の影響か、家族のストーリーばかり見ているようだ。 ① Chef (シェフ)職を失ったレストランシェフが、フードトラックで成功するまでを描くロードムービー。離婚して元妻と暮らす息子と一緒にマイアミからフードトラックで地元に戻る旅が家族の絆を深めていくストーリー。 美味しそうな食べ物、陽気な音

          隔離生活〜Netflixざんまい 家族編

          父の葬儀の参加者がコロナ陽性者と判明

          先日、執り行われた父の葬儀。私は、イギリスから日本に向かったものの、コロナ禍の規制に翻弄され、葬儀に参加できなかった。その葬儀の参加者の一人が新型コロナ検査で陽性となったとの連絡が実家の母からきた。 5月4日 感染判明の親戚が知人と会食(ここで感染した疑い) 5月6日 通夜 5月7日 葬式 5月9日 発症 5月11日 検査 5月12日 コロナ検査で陽性の結果 今日、感染が判明した親戚は、5月4日に知人4人と会食したそう。会食した仲間も感染していたことがわかっていて、すでに

          父の葬儀の参加者がコロナ陽性者と判明

          隔離生活 Day3

          イギリスから日本に帰国中。イギリスからの帰国者は、検疫所の指定するホテルに3日間ほど隔離される。 朝7時のコロナ検査隔離3日目の朝、検疫所のスタッフが、朝7時に、コロナ検査のための唾液回収容器を配布した。唾液の採取前30分は、うがい、歯磨き、水飲みは禁止なので、朝起き抜けの、喉がカラカラの状態での採取となってしまった。歯茎から血が出てたみたいで、唾液に血が混ざってしまったが、「これぐらいなら大丈夫」と言われてホッとした。 そして、午後1時頃、電話がかかってきて、「コロナ検

          隔離生活 Day3

          イギリスではコロナ関連の死亡者ゼロ〜17日からロックダウンさらに緩和

          今週月曜日、イギリスでは、コロナ関連の死亡者がゼロだったと報告された。ワクチン接種も進んでいて、すでに3500万人が少なくとも1回のワクチン接種を済ませている。現在、接種対象は40歳以上。2020年12月から始まったワクチン接種もずいぶん進み、この夏には全成人の接種が完了することになっている。 ロックダウンがさらに緩和5月17日から、イギリスのロックダウンがさらに緩和されることが発表された。クリスマス前から今まで、ずっと我慢してきたことが、できるようになる。 室内で、ほか

          イギリスではコロナ関連の死亡者ゼロ〜17日からロックダウンさらに緩和

          隔離生活 Day2

          イギリスからの帰国者は、日本に入国後、3日間、検疫所指定のホテルに隔離される。今日は隔離生活の2日目。イギリスにいる旦那と電話で話していたら「刑務所生活みたいだね」と言って、ゲラゲラ笑っている。部屋から出られない、食事も選べないとあっては、そう言いたくなる気持ちもわかる。それでも、今、父と母に会いに行かなければ、後悔することになるだろうから、耐えるしかない。 毎日の日課検疫所から、指示されている日課は以下の3点。 ①健康観察チャットへの入力 毎朝、8時頃に体温を計測して

          隔離生活 Day2

          隔離生活 到着日&Day1

          イギリスから日本に入国後、3日間は検疫所が指定するホテルに滞在しなければならない。部屋から一歩も出てはいけないという厳しい隔離生活。 バスでホテルに到着出国手続きが、全て済んだ後、隔離メンバーで一緒にバスに乗ってホテルに向かった。バスドライバーが、防護服に身を包んでいた。感染者を運んでいるという設定なのだろう。 到着したのは「東横イン成田空港」。13階の部屋に通された。部屋からは、空港と森が広がっているのが見える。 ▲部屋からの眺め(昼) ▲部屋からの眺め(夜) 食

          隔離生活 到着日&Day1

          イギリスから日本に入国〜空港でのきびしい検疫

          今日、イギリスから日本に到着した。過去10年これまで何度も帰国しているが、今回の検疫は、かつてないほど厳重だった。一つひとつのチェックポイントが離れていて、空港の端まで行って、また端に戻ってきて、上に行って、また下に戻って。手荷物が多い人は大変そうだった。 書類が揃っているかの確認飛行機を降りて進むと、椅子が並べられていて、まず着席させられる。一人ひとりにスタッフが来てくれて、事前確認として「書類が揃っているかどうかの確認」をしてくれた。この後、各資料は、またそれぞれのチェ

          イギリスから日本に入国〜空港でのきびしい検疫

          イギリスから日本行きの飛行機はガラガラ

          イギリスから日本に帰国を敢行している。コロナ禍で、両国帰国が厳しい中だが、父が危篤となり帰国を決めた。 まずは、イギリス国内の地方空港からオランダのアムステルダム空港へ。そこで、乗り換えて成田空港へと向かう。 どの空港も、空いていた。今まで夏休みのホリデーシーズンに帰省していたので、こんなに人がいない空港を見たことはなかった。 日本政府指定の検査証明書で空港スタッフ混乱?最初の空港でチェックインする際、航空会社スタッフがとても混乱していた。というのも、「日本政府が指定し

          イギリスから日本行きの飛行機はガラガラ

          オンライン葬儀

          昨日、父が亡くなった。イギリス在住の私はコロナ禍という壁に阻まれ、父の死に目に立ちあうことも、父の葬儀に出席することも叶わなかった。私も娘たちも大好きだった父にずっと会いたいと思い続けていた。コロナ禍で帰国ができない日々が続く中、コロナ終焉をずっとずっと耐えて待っていた。 私が住むイギリスでは、海外への出国は違法。特別な理由がない限り出国できない。そして、日本はイギリスを入国拒否国に指定しており、現在のところ入国までにさまざまな要件をクリアしなければならない。規制が最大限に

          オンライン葬儀

          海外在住の相続人が必要なもの

          父が危篤状態なので、イギリスに住む私は、日本への一時帰国の準備を進めている。コロナ禍で、イギリス政府は国民の海外への出国を禁止しているし、日本政府はイギリスを入国拒否国としているので、いくつものハードルを乗り越えていかなければ父までたどり着けない。 神奈川に住む妹は、すでに実家に移動済みで、父に何があっても対応できるように母と共に準備を進めてくれている。遺影、戒名、たくさんの書類と手続きと遺産相続。彼女たちも、途方にくれている。 遺産相続に必要な書類「署名証明」「在留証明

          海外在住の相続人が必要なもの

          ウーバーイーツを初体験

          ワクチン接種の副作用?体がだるいイギリスは、今日、祝日で休み。娘たちと何か楽しいことでもする予定だった。その想いとは裏腹に、昨日接種した新型コロナウイルスワクチンの副作用か、一日中、体全体がだるくて、注射部分の左腕が重く、動かすと痛みがあった。最低限の家事以外にはする気分になれず、子どもたちの要望もあって、初のウーバーイーツに挑戦した。 ウーバーイーツ初体験。癖になりそうな気軽さまずは、アプリのストアに行ってウーバーイーツのアプリをインストール。そして、注文するのみ。娘たち

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