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日本大学附属高校 基礎学力到達度テストの話(文系視点)

こんばんは。今日もお疲れ様です。

今回は、日本大学附属生が全員受けるであろう基礎学力到達度テストについて大雑把に書こうと思います。「来年度から日大の附属に入学する」という方や「日大附属校に進学希望している」方向けの記事です。なぜなら附属生(特に2、3年生)はこの話を嫌と言うほど聞かされていると思うから・・

基礎学力到達度テストとは?

基礎学力到達度テストとは、附属生が日本大学へ内部進学するために行われる試験です。基本的には附属生全員が受ける試験となっております。(他大学進学希望など関係なく)

↓試験の詳細 ★は成績の配分

一年時  4月   国語  数学  英語

二年時  4月   国語  数学  英語 ★ 20%

三年時  4月   国語  数学  英語 ★ 20%

三年時  4月   国語  数学  英語  選択科目(社会or理科)★60%(選択科目は100%!!)

試験の機会は4回でそのうち3回が進学の際の成績に反映されます。

令和二年度版割合

2年時  4月30%

3年時  4月   中止

3年時  4月70%(選択科目100%)

令和二年度は新型コロナウイルス感染症の影響のため中止となりました。そのため3年4月の20%が半分ずつ分配され3:7の割合で成績に反映されました。令和三年度の試験も今後の状況で変わってくると思います。

基礎学力到達度テストを使った進学

このテストの成績によって自分の附属生の中での順位がわかります。(附属生は約10,000人)基礎学力到達度テストで進学希望の生徒は各自希望の学部、学科を3つエントリーします。各学部、学科ごとに定員は決まっていますので順位の高い者から埋められて行きます。

Aさん (3000番) 第一希望 法学部〜学科 ❌

    第二希望 経済学部a学科  通過

Bさん (5000番) 第一希望 経済学部a学科  ❌

第二希望 商学部〜学科   通過

志望順位に関係なく、成績上位者から優先して決まります。

カットライン

ここでは文系の人気学部である「法学部」「経済学部」「商学部」の大体のカットラインを紹介します。(私が文系選択なので理系の順位はわかりません、あとマジで大体です・・)

法学部  〜3500 (最終成績)

経済学部 〜4500

商学部  〜5500

これが大体の順位です。(各学部上位学科を狙うのであれば当然上記以上の順位は必要:法学部公共政策学科など)これらの順位を取れないとセレクションで引っ掛からないと散々先生に言われました。特に担任の先生には「5000番を切らないと選べない」と言われていました。選べないは言い過ぎだと思いますが、かなり絞られてしまうと思います。(人気学部に出したところで勝負にならない)しかも年々カットラインは上がっています・・(上記学部に限らず全学部)

標準化点について

順位を決める上でキーとなってくるのが「標準化点」(偏差値みたいな物)です。この標準化点の合計が出願基準を満たしているかが重要になってくるのです。素点の合計ではなく偏差値的な物の合計になるので、「あの教科は苦手だから捨てよう」などと言うのはやめた方が良いと思います。(捨てた教科の平均点が高かった場合終わる。)全教科満遍なく点を取りたいところですね。


おわりに

以上が基礎学力到達度テストについての大雑把な説明です。入学すれば先生方が細かい順位、標準化点の仕組みをみっちり教えてくれるはずです!基礎学テのプロフェッショナルのような先生はいます。

気が向いたら2年半部活命だった私が4ヶ月でどう基礎学力到達度テストを攻略したか書こうかなと思います。

ありがとうございました。







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