カーブを曲がったら桃源郷のようだった。
仙台市内は桜は満開を過ぎている。
今日は名取の山の方に用事があって、ナビを頼りにずーっと走る🚗
トンネルをふたつ越えたら道端に桜が咲いてるなぁ。綺麗だな、と思い、目的地に着いたら、まるでプレゼントみたいに沢山の桜の木が🌸満開だった。

今年は桜は見れないかもと思ってたから、凄く嬉しい。

車を降りて木の下にいく。
ただただ眺める。

ああ、この気持ちは恋に似ている。
好きで好きで仕方ないからずっと側に居たい。手を伸ばすと触れられるのに、どんなに触れても遠いのだ。
桜はどうしてこんなにも切なくて遠いのだろう。目の前にあるのに。
明日はもう今日とは違う咲き方になっているんだろう。そして散っていく。散ってしまったらもう会えない。来年まで会えない。
それが切なくて、いま、この時を感じ続けていたい。瞳に焼き付けておきたい。と思って写真を撮るが、写真に写すと違うものになってしまう。まるで指からこぼれ落ちる砂のような、過ぎゆく時が圧倒的に迫ってくるような刹那。

大好きなんだよー。
桜、桜。
今年も会えて嬉しい。

そう思いながら、その場をゆっくり惜しげに立ち去る寂しさ😢❤️

うん。これは恋ですわ😍🌸