見出し画像

フラワーエッセンスと私⑤

この空は、

休憩時間。



先日、
(といっても昨年)の私の占星術の師である「関口シュン先生」のセミナーのとき、休憩時間に見えた空。

今回の会場は会議室ではなかったので、お空の見える空間があったの。
ワイドで拡がる空の素晴らしさは知っていたけれど
こんな風に、壁と壁の間から垣間見える空の美しさよ。

大空の規模から比べるとほんの少しの空なのに
フルで見る空より、何倍も美しく感じ、とても貴重な空に感じた。

不思議だね。

なんか、人生って、ときどきこういう場面あるよね・・。
って思ったりもして。

ひとりひとりの人生、皆、其々違いながら、この空を見上げた時の気持ちというか、このときや今、いろんな時間に、自分の中に起きたことを大切にしたいって思う。

さ、
て、
前回の続き。。

私が長い間、フラワーエッセンスの記事を書けなかったのは、フラワーエッセンスについて、自分の辿った歴史を無視して語ることが出来なくて、

こうやって書くにはある程度の客観視というか、(出来てない部分も含みつつ)、今の自分を俯瞰する視点が育たないと書けないな・・。っていうのがあったのね。

これはあくまでも私の中でのことで、皆其々、道程は違うから、フラワーエッセンスとはどういうものか? を、私的な視点を入れないで説明文的に綴るのが、一般的なのだろうけど、それをしようとすると、自分は書けない。

私にとっては、辿った人生が、フラワーエッセンスや占星術、アートセラピーなどに密接にリンクしていて、
例えば、
タロットの大アルカナの22枚が人生を辿って並んでいるように、
運命づけられているような、もし今の時代に生まれてなくても、いまここに住んでないと仮定しても、同じ所をおそらく歩むのではないか。
と、さえ思う。
基点とプロセス→終着点は、所や、時代背景が違えど、もしかしてほぼ似ているのではと、最近そんなことを思ったりする。
ていうくらい、今ようやく人生の輪郭がはっきりしてきた気がする。

窓。

フラワーエッセンス療法を受け始めて2年目。
毎月、セッションを受けて、並行してサイコセラピーも受けて、
自分自身の心の整理整頓、つらかったこと、かなしかったこと、辿って感じて泣いたり笑ったり(気が狂ったと思いつつ(笑))・・・( ;∀;)

2006年だった。
わたしは自宅の窓から庭を見てた。

「フルートが吹きたい。もう一度、フルートが吹きたい・・。」
という思いが こころの奥の方から泉のように湧いてきた。

フルート。わたしは三響がすき❤

フルートは学校生活に馴染めない私を助けてくれた「唯一無二のアイテム」だった。
中学校に入学した時、姉が吹奏楽部に居て、気が付いたら部員確保的に入部させられてた(笑)。

当時は私の身体は小学校4年生くらいの身長しかなくて(´;ω;‘)
身体に合う楽器がピッコロしか無かった。
身長は中二の時に劇的に伸びたのでフルートも吹けるようになった。

今だったら登校拒否しているだろうな・・と思えるくらい学校は辛かったが、唯一、部活(フルートが吹ける)からどうにか通った。
高校も部活の事しか覚えてない。
長い間、モノクロの世界に生きていた。
高校を卒業したタイミングで企業専属の吹奏楽団に入団し故郷を後にした。
約4年間、そこで演奏活動をして、楽団が解散になって辞めて結婚。

1年後に産まれた息子は身体障害があったので、怒涛の病院通い。
いろんなヘルプを受けつつ、私の中からフルートは完全にdeleteされて日々を生きるのに必死だった。そしてパニック障害で倒れしまうわけだが(過去記事参照)・・・。

「フルートが吹きたい!!」


鬱から抜け出したとき、外の光を見ながら、心から思った。

ここからまた歯車が噛み合い、回転をはじめる。

思い切って近所の児童館のドアを叩き、演奏を始めたら、鎖が繋がるように次のステージ、次のステージへの扉が開き、いつしか仕事として演奏するようになり、今もそれは続いている。


死んでいた私のこころ。
身体は生きていたけれど、抜け殻に近かった私のこころに、
フラワーエッセンスという花の雫は 時間を掛けて 一滴 一滴、落ち、
魂に染み込み、心に潤いをもたらせ、
わたしは時間を掛けて、ゆっくり再生していったのだった。


菜の花畑

フラワーエッセンスの(イギリスのバッチレメディ)の中に
「マスタード」(からし菜)がある。
この写真の菜の花はマスタードではないが、菜の花の仲間としてはかなり近い。
「マスタード」は、「沈んだ気分、憂鬱、絶望」を感じているときに、心の中に光をもたらし、人生によろこびを見つけるのを助ける。(フラワーエッセンスレパートリーより)

この光のような柔らかな美しい黄色が心に広がるのって、
寒くて暗くて長い冬が終わった初春に、土手や線路脇に広がる菜の花の黄色。優しい光の色。そのエネルギーが自分の内に拡がるのを想像してみて。

上手く言えないけれど(フラワーエッセンスって体感するものだから)
この花の咲き方、この花々が、沈んだ心に働きかけてくれるって、理屈じゃなくて、すんごい事だと私は思うのね。
自分がフラワーエッセンス療法にめちゃくちゃ助けられたから、今はフラワーエッセンスを手渡したいのです。
ああ、語彙力が足りない・・( ;∀;)🌸

続く。

この記事が参加している募集

最近の一枚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?