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フラワーエッセンスと自分史③

このひとつ前の記事の続き。↓


「フラワーエッセンス」という言葉に、何故か心の奥で大きな反応があり
(なんだか分からんけど知りたい!!) 私は検索しまくった。


当時(たぶん2004年だったと記憶している←具合が悪すぎて記憶も曖昧だが。
ひたすら調べまくった。
そしていろんな経緯はあったけど
(これも説明しだすと長くなるので今は省略)
京都の療法家の方を見つけた。

高原大輔さんのサイト↓

京都までは遠いかと思ったけど、実家に帰りつつ寄れば遠くないから、出向こうと思った。
(いまから思えば具合が良くないのに よくそう思えたと感心する)

思い切ってメールを出したらお返事が来た。


「京都までいらっしゃらなくても東京でセッション出来ますよ。東京でいかがですか?」的な内容だったと記憶している。

約1か月後、わたしは東京に行った。


最初、何を話したんだったろう・・。
今の自分の苦しさ、様々な事情、おそらく時間の許す限り話したと思う
(よく覚えてないが、当時は前回も書いたように、義母の自死、自分自身の鬱、トラウマ、自分のキャパシティを超えた現実、これ以上一歩も先に進めない現状・・。)
療法家の高原さんは、ただ、じっと ずっと 話しを聴いてくれていた。
黙っているが、開いていて、
私は「受け入れられている」を体験した。

受け入れられるということ。


私は成育歴の中で、自分が受け入れられていると感じた事が無かったのだと思う。
叱られたこと、叩かれたこと、それでは駄目だと否定されつづけたこと。
何でも 早く、早く、しなければならないこと。
(この「早く! ← (方言で「早よしねま!!」 ← 訳 「早くしなさい!!」は、未だに私の中に毒として残留していて無駄に焦ってしまう。
気が付くたびに「急ぐ必要は無い。」と自分に言い聞かせ 落ち着かせ 
リセットする・・を繰り返す。

占星術の視点からは、自分は太陽も月も「不動宮」なので、基本、急げない体質。)幼い頃から、本来であれば、いきいき流れる筈の「感情」を堰き止めているため、自身が乖離、硬直している状態。
そういうベースを持ちつつ必死に何とか頑張って生きて壊れた状態。

話す言葉は途中で止められる事も無く、否定もマウントも無く、ひたすら耳を傾けてくれる人に、初めて出会ったのは衝撃だった。

セッションの時間の最後に、今の私を助ける内容のフラワーエッセンスを組んでもらった。
高原さんとのセッションは約3~4年継続したと思う。
それと同時に、あるスクールでフラワーエッセンスやアルケミーの講座に通い始めた。
(今はそこには通っていない。その件はまたいずれ。)

フラワーエッセンスは美しい自然の中、大地に根を張って生きる植物たちが咲かせる花々を摘んで、そのエネルギーパターンを水にプリントし保存したものである。

(本当は更に奥深い説明というか内容なのだが、これを読んで下さってる方の混乱を避けるため、簡単に書いてる。← のちのち 必ず説明していきます)

初めてフラワーエッセンスを摂って眠った日の夜、私は美しい空を飛ぶ夢を見た。

幸福感に包まれており、魂は高揚し、空は大きく輝いていて、鳥のように光のように空を飛んだ。
普通なら、「ああ、なんだか良い夢を見たなぁ・・」で忘れてしまうのだろうけれど、あまりのリアルだったので今でも思い出せる。
そして 更に忘れないもうひとつの理由は、

次の日の夜も同じ夢、幸福感で空を飛んだ

のだった。

こんな夢を2日も見るなんて?? いったいどうしたのだろう。

当時は鬱病だったので、見る夢はいつも白い無機質な建物の中に私は居て、その建物は迷路になっていて、どんなに彷徨っても迷路から出れない・・。
そういう夢を繰り返し見ていたのが、いきなり空を飛んだので、ぶっ飛んだ。
「何これ?」
フラワーエッセンスに違いない。と感じた。

ここで勘違いしてはいけないのは、私が体験したフラワーエッセンスの感覚は特殊だったということ。


殆どの方は、
「あ、そういえば何かが違う気がする・・よくわからないけれど」的に、緩くゆっくりエッセンスは働きかけてくれる。

私が何故こういう体験をしたのかは今も分からないけれど、今から思えば「フラワーエッセンス」の世界に入るイニシエーションだったのかもしれない。
あるいは、今までの生き方が余りにも本来あるべき自分とズレていたのと、HSPという過敏な体質のおかげかもしれない。

フラワーエッセンス療法を受け始めて約2年くらいの間、私は「何か」に包まれている感覚があった。

見えないベールのようなもの。
そのベールは生きていて、いつでも私をホールドしてくれるだけでなく、心の中にもふんわり存在していて、常に見えない何かと共に居るようだった。
(今はその感覚は薄れていて、エッセンスは摂り続けているが、平均的な効き方になっている。)

そうそう、あと、当時はずっと泣いてたっけ。
哀しみや苦しみの涙ではなく、優しい涙がはらはらと零れ落ちる。
家事をしていいるとき、散歩している時、車を運転しているとき(信号や停車して涙を拭う) 心の中の何かが生き返って浄化のように 涙がいっぱい流れた。

私は気が狂ったのではないか??

とさえ思った。 フラワーエッセンスの事を 友人知人に話しても、当時は誰も分からない。通じない。
私が変なのではないか? と、疑うほど孤独でもあったが、
療法家の高原さんと、エッセンスを知る前に偶然知り合った友達のMちゃんが、なにひとつ否定せず私の話を聴いてくれて 私の変化を受け入れて支えてくれた。
夫も日に日に元気になっていく私を辛抱強く見守り、支えてくれた。

あ・・長くなったね。

続きは次回に。

★私は今、当時の願いが叶って、フラワーエッセンスの専門家になり、目の前の人のお話しを聴き、エッセンスを組み合わせ、手渡す、というお仕事をしています。★

数年前に知り合い、ご縁があって 今も毎月セッションに来てくださっている「まいすさん」が、フラワーエッセンスのことを記事にしてくださいました。

※ まいすさんが書かれているように、フラワーエッセンスの効きかたや反応には個人差があります。

私自身も、薬を止めることが出来たり、量が減った体験をしていますが、フラワーエッセンスを摂った全ての人が同じようになるかといえば、それは「NO」だと経験から知っています。
鬱病を経験した自分としては、薬は敵ではなく、上手につきあって生活の質を上げる助けでもあることを身をもって体験しているので、無理はしないほうが 絶対良いと思います。
フラワーエッセンスは断薬のためのものではなく、「まいすさん」が言うように

「自分は生きていていいんだ。世界にたったひとりの自分、価値のある自分。」を思い出させてくれるもの。
心が辛いときに、自身の持つ「強さ」を「優しさ」を、本来の自分を思い出させてくれるもの

なのではないかと。

レジリエンス=逆境から立ち上がる強さ

を、思い出させてくれるものではないかと、感じている。

この事も また未来のページに書きますね。

☆今日はここでおやすみなさい。

続く。

春の野にて。



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