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入谷鬼子母神

こんにちは。

今回は入谷鬼子母神です。

下谷にある眞源寺(万治二年、日融上人により創建)境内にあります。

鬼子母神のお話は皆さんご存知かもしれませんが
軽くおさらいを…

鬼子母神は、鬼神・般闍迦(ばんしか)の妻で
インド仏教上の女神のひとりである。
性質凶暴で、子どもを奪い取っては食べてしまう悪神であった。
釈迦は鬼子母神の末子を隠し、子を失う悲しみを実感させ
改心させたという。
以後、「小児の神」として、児女を守る善神となり
安産・子育の守護神として信仰されるようになった
(入谷鬼子母神掲示案内板より抜粋)

なんとも怖ろしい神から善神へ改心させたという話は
いかにもお釈迦さまらしいですね。

また、7月上旬には境内及び門前の道路沿いは「朝顔市」で賑わいます。
入谷名物となったのは明治に入ってからとのことですが
十数軒の植木屋が朝顔を栽培し観賞させたのが始まりといわれています。
当時、この辺りは〝入谷田圃〟と言われ、朝顔や蓮の栽培に適していたそうです。
一時期途絶えたものの、昭和25年に復活、下町情緒豊かな初夏の行事として親しまれています。

今年も朝顔市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催中止ですが
近い将来賑わっている市へ行きたいですね。

また、下谷七福神のひとつ「福禄寿」を境内にお祀りしています。

七福神巡りに興味のある方はもう訪れているかもしれませんね…

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入谷鬼子母神
台東区下谷1-12-16 眞源寺内
下谷七福神(福禄寿)
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