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2022年、Stray Kidsという 「希望」 に出会った


二ヶ月ほど前に、このようなマシュマロを頂戴しました。


はじめまして!
突然なんですが、なぜこんなにスキズという存在に心惹かれるのかを考えていて(暇人でお恥ずかしい)
出た答えが「正を正として表現し続けて、その光が世の中を照らして導いてくれるような、美しさを感じられるから」なのかな、でした。
このことを誰かと共有したくて、にしてもあまりにも抽象的で…
でもMAYさんの考え方ならもしかしたら共感?してくださる部分があったりしないかな…と思って送ってしまいました。烏滸がましくて申し訳ないです。
(※ご本人に掲載及び、noteで遅れてのご返信になることをご了承頂いております。)


こちらのマシュマロを拝読した時、深く深く共感し、そして信頼して共感を求めて下さったことに心から感謝の気持ちを抱いたことを、よく覚えています。

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今年2022年、私はStray Kidsという「希望」に出会いました。

ふとしたきっかけで彼らに出会って以降、彼らの音楽とパフォーマンスはもちろん、些細な言葉・行動からもたくさん癒され励まされ力を貰ってきました。

Stray KidsはStray Kidsとしての「夢」をメンバー自らが一貫して掲げ続けています。


“Our goal ever since we debuted was to reach as many ‘stray kids’ as possible,” Bang Chan continues, “to deliver our music and give strength to people who really need it.”

バンチャンは続けます。「デビュー以来ずっと私たちのゴールは、できるだけ多くの ‘stray kids (迷い彷徨う人々)’ に出会い、本当に必要としている人々に僕達の音楽を届け強さを与える事でした。」(筆者抄訳)
billboard.com

その意思が強く表れたのが彼からが初期から常に大切にしているフレーズである
 “Stray Kids everywhere all around the world” 
だと思います。
迷い彷徨う人、辛く悩み道を見失っている人々は世界中にいる。Stray Kids本人達だけではない。互いにどこにいようと、そういった人々とStray Kidsは共にある、という意味だと解釈しています。

まずアーティストとして自ら”Stray Kids”と名乗り、つまりは決して完璧ではなく道半ばにあるのだと常に提示していることは、実はほんとうに稀有で意味のあることだと改めて思っています。

世の中が厳しく道が険しくともそれを隠すことなく、世界中の人々・私たちSTAYと ““共に”” もがき苦しみ、それでも自分達の正義や明るい未来を信じて突き進んでくれること。
決して一人じゃないと思わせてくれながら、彼らの夢への道を ““共に”” 歩ませてくれること。

決して当たり前じゃない、彼らだからこそできることだと思っています。

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急に少し私の個人的な話になりますが、私は特定の宗教への信仰心を持ちません。
でも、それぞれにとっての “神” への信仰心は強く美しいものだと思っており、実際に歴史上の偉大な美術や建築物…分かりやすく例えるとサグラダ・ファミリアや古くはピラミッドもそうです。信仰心が彼らを突き動かしたということを考えると、心の底から尊敬の念が湧いてきます。

そしてこれは私の一意見であり、違う意見の方を否定するものでは決してないのですが… その “神” が実在するかしないかというよりも、“信じる気持ち” と “それにより突き動かされる行動力” こそが真実なのではないかとずっと思っています。

なぜこの話をしたかと言うと、私にとってはStray Kidsが未来で今掲げている目標を実際に達成し(世間的な)成功を収めているかというよりも、“夢を目指している今のその姿” が真実で、何よりも眩しく、力を貰うものだと思っているからです。

そして今Stray Kidsを信じるSTAYの気持ち、今STAYを信じるStray Kidsの気持ちも、これもまた真実であり、この関係性は言葉にすると “愛” だなと思うのです。
I love youや 사랑해요 を「愛してる」と単純に日本語訳するのは実はニュアンスが違うとは思うのですが、でも、Stray KidsとSTAYの間に横たわり、繋ぎ合わせてくれる関係性は “愛” という言葉でしか表現できない気がします。
だからこそ “You make Stray Kids STAY” という言葉が心の奥底まで響きます。

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今年STAYになって、Stray KidsとSTAYの距離感の近さ…というよりもStray Kidsが開示してくれるプライベートに驚いたり、スケジュールのあまりの忙しさにどうしても心配する気持が拭えなかったり、人の人生を消費してしまっているのではないかという罪悪感に苛まれることも多々ありました。

でも今、気持ちは変わりつつあります。
Vlogやbubbleでメンバーがプライベートを見せてくれることを「プライベートでまでカメラ回して仕事しないでいいよ」と思うのではなくて、彼らがきっと自ずとSTAYにシェアしたいと思ってくれているのだろうと信じています。そして、ほんとうにプライベートで過ごしたい部分はプライベートで過ごせているだろうと信じていて、メンバーがStray Kidsとしてシェアしてくれたコンテンツは彼らの意思のもとで収録・公開されてるはずだから純粋に有り難く享受しようという気持ちです。

そして私達でさえ人によって見せる顔や性格が違うように、彼らにStray Kidsのメンバーとして以外の面があることは当たり前であり、きっとそれは尊重されているのだと信じています。彼らが選択した道を彼らの意志で進んでいる、彼らが常にStray Kidsとしてありたい姿を私達に見せてくれていると信じて、その姿を応援することが私達にできることだと思っています。

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また個人的な話になりますが、以前から少し触れることがあったように私には長年の持病があり、実は特に今年の前半は寝たきりで過ごしていました。諦めようと思ったことも何度もありました。

そんな中で彼らに出会い、”夢を信じて進む” 彼らの希望の光に照らされ、“手を取るように共に歩ませてくれる” 彼らに勇気づけられ、実際に病状も良くなりつつあります。そしてTwitterでもたくさんの素敵な出会いがありました。
私もひとりの迷える ‘a stray kid’ だったけれど彼らが出会いにきてくれ、そこから ‘STAY’ になれて今がほんとうに幸せです。

なかなか自分の生活や治療でいっぱいいっぱいで、いつでもリアルタイムで活動を全て追ったり、随時感想を言葉にすることは難しい状況も増えてきましたが、それもある意味では元気になった証拠でもあります。そしてそんな時でもいつでも、彼らの歌に、パフォーマンスに、言葉にやはり力を受けながら過ごしています。

2022年はStray Kidsに出会い、STAYになれて、STAYの皆さんに出会えて、こうして素晴らしい年だったと振り返ることができて今、ほんとうにほんとうにしあわせです。
このしあわせは、後に何が起きたとしても揺るがない確かな事実であり、今の私の一部分です。

来年はどんな年になるのか分かりませんが、来年もStray KidsとSTAYの皆さんと一緒に過ごせることを今からしあわせだと感じています。

Stray Kidsや私生活において身近で支えて下さっているたいせつな方々はもちろん、こうしてこの記事を読んでくださっている、今年アギテイMAYとしての私に出会って下さったみなさんにも感謝します。

みなさまどうぞ、良いお年をお迎え下さい。


2022年12月31日 年末によせて

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