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暗中 №/01-01【不良セクタ】

報復攻撃を遂行したヤマダは、警官隊の包囲網を潜り抜けて撤退を敢行。
「興亞インターナシヨナル・トレーデイング」の一室にある「顧客対策室」へと帰投したヤマダは、食わせ者の課長と接見して作戦の経過を報告する。
危険なヤマを乗り越えて疲労困憊のヤマダは、夢幻ともつかない世界に迷い込んでしまった。そして、彼の背後に待ち受けるトラブルの予兆……。
人生の搾り滓が奏でる血の味の哀歌、その幕が今開く!

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From Twitter "逆噴射プラクティス" inspire

ランデブーポイントにエンジン音が響き渡る。
私は脇目も振らずアスファルトを全力で駆け抜けた。
前方の十字路に黒塗りの日産・フーガが走りこんで急停車し、ハザードを点灯させた。
車内から跳ね開けられる、助手席のドア。
「乗れ!」
長髪で髭もじゃ、ヒッピースタイルで年齢不詳の運転手が叫んだ。

暗中 ANTI YOU

漆塗りめいて艶やかなその車体は、IMPULのコンプリート・カスタム。
車体側面には「亀山トランスポーター」の白抜きステッカー。
実態は犯罪組織も御用達の、プロの運び屋集団だ。
私は助手席に転がり込んだ。
運転手はシートに落ち着き、ドアを閉じる暇も与えずに車を急発進させる。
「時間通りだな」

- OUTSIDE OF THE MONOCHROME -

私の呟きに、ヒッピーは長髪を掻き揚げると鷹揚に頷いた。
「スウィートハートの居場所は、こうしてちゃあんと見えてンぜ」
ダッシュボードのタブレット端末に、GPSの位置情報を示す点滅信号。
私は薄ら寒いものを感じて、右後ろの首根っこに埋め込まれている"首輪"を右手でさすった。
「最優先事項さ」

№/01 FATHERHOOD
FRAG/01 DEAD MEMORIES

ヒッピーが嘯いた。「何しろ、KITはお得意さんだからな」
アクセルを更に開ける。改造フーガは快調に吹け上がり、細い路地をかなりのスピードで飛ばしていた。
「俺たちがどんな薄給でこき使われてるか、お宅にも教えてやりたいね」
「賃金交渉なら組合を通してくれ」
彼は嘲い、耳のイヤホンを正した。

ダッシュボードの無線端末は警察無線を傍受しているのだろう。
「尾行は?」「見えない」
ヒッピーが方向指示器を出し、大通りへとハンドルを切った。
「検問を張られる前に逃げ切るぜ」「頼りにしてるよ」「だといいが」
ヒッピーがアクセルを踏み込む。
私は、上着の下からMPK短機関銃を取り出した。

「頼むから、そいつを車の中でぶっ放さないでくれよ」
私は銃からサイレンサーを外すと、マガジンを抜いてボルトを前進させた。
「ああ。高くつきそうな車だ」
「いい車さ。仕事で転がせるなんて運転手冥利に尽きるね。こいつを転がすためなら俺は何だってやるぜ」
車は都市郊外を目指して加速していく。

それから私は尾行を警戒し、数回車を乗り換えた。
二人目の運転手は工事現場の似合いそうな筋骨隆々の丸坊主で、トヨタ・RAV4の車内にはカーフレグランスの香りが充満していた。
カーナビTVには洋物で3Pのレズビデオ。
「美人さで言えばロシア物が一番だな」男は画面を見るともなしに言った。

三人目の運転手はタクシー運転手風の白髪で気難しそうな男。
コラムシフトで旧型のメルセデス220Sを、制限速度きっかりの恐ろしい安全運転で黙々と転がした。
乗り心地は絶品で、彼は操作の一挙手一投足に細心の注意を払っていた。
男は極端に寡黙で、最初から最後まで、ただの一言も発しなかった。

「首尾は」パンツスーツにショートカットの女が、私を一瞥もせずに問う。
「現在に至るまで尾行なし。他は報告の通り」
興亞の社員であるこの女・サコンジは頷くと、ボルボ122Sアマゾンをシフトアップしてアクセルを吹かした。
オフィス街の遠目に、興亞インターナシヨナル・トレーデイングが見える。

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地下駐車場。エレベーター。雑多な社員とすれ違うフロア。
サコンジと隣って私は歩き続ける。
セキュリティゲートにはIDカード。幽霊社員の私はIDを持たず、代わりに生体ICの「首輪」付きだ。
一先ず、私たちは資材課の第3調達部・試料庫別室を目指した。
そこはつまり、KITの「隠し武器庫」だ。

ポニーテールにあばた顔のOLが合流した。彼女はキヨカワ。資材課第3調達部の所属だ。
「お帰りぃヤマちゃん。無事してた?」
馴れ馴れしく接されるには、私も彼女も些か年を取り過ぎていた。
サコンジは横目で、不快さを顔に出して割り込んだ。
「……資材を返却しに来た。同伴の上確認を」「はいはい」

セキュリティ端末に、キヨカワがICカードをかざした。
「入室、16時37分……と。一々チェック項目が多くて面倒臭いわねぇ」
電子ドアがスライドして開くと、その奥にはロッカーが林立する殺風景な試料庫。中央にはステンレスの大きな机。
「さ、出してヤマちゃん」私は貸与された武器弾薬を供出した。

「思うんだけど……あんたたちって、付き合ってるの?」
サコンジが怪訝そうに眉根を上げた。
「えっ違うの? じゃああたしが貰っちゃおうっかなぁ?」
キヨカワは書類に記入する手を止めると、私を上目遣いに見て言った。
「早くしてくれないか」「おや? もしや妬いてる?」
サコンジが舌打ちを放つ。

「そういうのは年収が高くて、若くて将来のある男に言うことだ……」
私はキヨカワに肩を竦めて応えた。
キヨカワは鼻で笑うと、「それもそうね」と微笑し、しかし冷淡に答えた。
「ヤマちゃんのそういう……軽いジョークを真顔で切って捨てるタチ、あたし嫌いじゃないの」
サコンジが無言で冷笑した。

「粋がりおってあの色情狂。いけ好かん」
サコンジが大股で歩きながら吐き捨てた。
様々なセクションが雑多に入り乱れるフロアの奥の奥。
辿り着くは第7会議室。セキュリティ端末に、彼女はIDを叩きつける。
代わり映えしない小さな会議室。
壁面には隠し端末。虹彩認証とテンキー錠の二重セキュリティ。

強迫神経症めいた多重セキュリティをパスすると、壁面が横にスライドして、向こう側の隠しオフィスを露わにした。
そここそがKITの秘密諜報部隊「顧客対策室」だった。
そこの空気感は他のオフィスとは何か決定的に異なっている。
ここは会社の調和を乱すはぐれ者や、私のようなならず者の巣窟だった。

「ようキツネ。生きてたか?」
褐色の短髪を撫で上げ、端整な顔に不快な薄笑いを浮かべた同僚・タカハシが軽口を投げかける。
この男は私の顔をキツネに似ていると嘲い、キツネの仇名を好んで使った。
タカハシもまた、私と同じく通俗な偽名で、それはIDを持たないトラブルシューターの証左であった。

「何とか生きてたよ」
私は皮肉笑いで片手を挙げた。奴は鼻を鳴らすと、興味を失ったようにデスクのPC画面へと視線を戻した。
私はオフィスを横切って課長のデスクへと一直線に向かった。
上等な革椅子に腰掛けていたのは、皆がゴリラと陰に呼ばわる、屈強な体格をスーツに包んだ食わせ者の中年男だ。

スギモトというその男は誠にゴリラのような体格で、ゴリラのような風貌でゴリラのように毛深い手指をしていて、これはもうゴリラそのものだった。
私は彼を見る度に、動物園の存在意義について考える。
「タバコは吸うな」
これは私に対する彼の決め台詞であって、言わば挨拶のようなものだった。

デスクには年代物のピューターのコンポート。上には山積みされたライム。
スギモトは一つを手に取ると、ポケットナイフを展開して二つに割った。
鎚目の美しいピューターのカップにライムを搾り、ジンジャーエールを小瓶からカップに注いでステアした。今日はゴリラにしては手が込んでいる。

私はその手際の良さに少し感心した。スギモトが即席で作ったのは、サラトガクーラーというノンアルコールカクテルだった。
「最近は猫も杓子も戦争景気に浮かされて、そこら中がおこぼれに預かろうとするハイエナだらけだ……」
うんざりするようにスギモトは言って、クーラーをごくごくと飲み下した。

「東南アジア方面の話をしているのだとすれば、残念です」
私は肩を竦めて言葉を返した。
「ああ……」スギモトは喉を鳴らしてカップを置くと、デスクに両手を組んで肘を突いた。
「情報と人材の引き抜き合戦で、誰が敵で味方なのかも時として曖昧となる。全く嫌な世界に、我々は生きているものだなァ?」

「そういう縺れて絡まった糸巻きを、インテリジェンスと銃弾で良い塩梅に解き解すのが、我々の務めというわけですな」
私は皮肉をさらりとかわす。
「失った情報、機会……それを得るために費やされた人的、資金的リソースは壮大な無駄だ。あの敷島産業のブタを金をかけて処分することもまた同様」

私はあの社長の脂ぎった顔を脳裏に浮かべ、頭を振った。
「さればこそ、逃げたブタを小屋に戻そうと試みたわけですか。結局は自滅しましたがね」
「守銭奴のクズは往々にして土壇場で道を誤る」
スギモトは辛辣に切り捨て、カップを手に取った。
「情報を売った金で兵隊を買った。我々に殺されるためにだ」

「一人では些か荷が重い仕事でしたよ」私はいかにも皮肉っぽく告げた。
「連中の得物は、また例の密造拳銃(ゴースト・ガン)だ。最近良く出回ってますな」
「三文の銀玉鉄砲を持ち出す内は、一人で充分というわけだ」
課長は嫌味な笑いで増員の嘆願をかわした。
このゴリラめ……私は心中せせら笑った。

この男は目の前でそいつをぶっ放されたことが無いからそんなことが言えるのだ。
あれの完成度は三文の銀玉鉄砲どころじゃない。山奥の鉄砲鍛冶がせっせとこさえる数打ち物にしては出来すぎている。
あんな代物が場末の闇市で大量に出回っているのだから、物騒な時代だ。
「生きて還れたのは運が良かった」

「貴様の運がどうあれ、現実に生きて帰れたのだから問題無い。動員する兵隊は必要に応じて調整する。何か他に意見は?」
「ありません」
スギモトは満足そうに頷くと、カップのクーラーをぐっと呷った。
「報酬は規定通りだ、二人分は期待してくれるな。手当を割り増してやるからそれで我慢しろ、以上」

忌々しいゴリラめ。私は心中毒づくと、オフィスの片隅にある自分のデスクについた。卓上PCを立ち上げると、小型カメラで記録した戦闘フッテージをダウンロードして再生した。
これは実益を兼ねた私の趣味で、朦朧とした熱量を孕むその生の戦闘映像を見返すことには、ある種の恍惚すら覚えた。

立ち塞がる敵。目の眩むようなマズルフラッシュ。
私は映像に集中する余り、現実の背後に警戒を怠っていた。
撃つ、撃つ、撃つ……咄嗟に隠れて銃弾を回避し——
「何をしている」
背後からの声がそれを咎めるように遮った。
振り返ると、サコンジが幾らかの恐怖を含んだ目で私を見据えた。
「正気なのか?」

「これまでの戦闘を記録してるんだ。研究に役立つと思ってな」
「そいつはヤバ過ぎだ。見なかったことにしてやるからさっさと消せ、一つ残らず全部!」
「断る」私が首を振ると、サコンジは私の襟首を引き寄せた。
「お前、頭がイカれてるのか!? 課長にバレたら殺されるぞ!」
押し殺した怒声で強いた。

背後のPC画面では、手榴弾入りのドリトスが弾けて世界が揺れた。それから映像は爆心地に向け移動し——
サコンジは声にならない悲鳴を噛み殺し、口を両手で塞いだ。
私は黙ってメディアプレイヤーを閉じる。
彼女が垣間見せたその恐怖の表情に、不覚にも幾許かの興奮さえ覚えた。
「イカれてるだろ?」

私はフッテージを記録したディレクトリを開くと、全選択コマンドを押して削除を実行した。
「これが、私たちが目にする日常業務ってヤツだ」
実は外付のUSBメモリにもフッテージをダンプしてあるが、そのことはサコンジには黙っておく。
「こいつの気持ち良さは、この世のどんな名作映画にも勝るぜ」

私は吐き捨てると、PCをシャットダウンしてUSBメモリを引き抜いた。
「そいつを寄越せ!」
ハッと何か感づいた表情でサコンジが言うと、片手のメモリを引ったくり、止める間も無く力任せに圧し折った。
「おい」
「黙れ。ガンカメラ紛いのことは今後一切ナシだ、いいか? 絶対だぞ」

サコンジはくの字に折れ曲がったメモリをポケットに入れると、信じられないものを見る目で私を一瞥して立ち去った。
「おいおい何なのアレ……痴話喧嘩?」
横合いからタカハシが割り込んで囃し立てた。
「殺しの映像を記録してたのがバレて怒られた」
「うっわマジで! 俺にも見せろよ」
「全部消した」

「はぁ?」タカハシは明らかに落胆した様子だった。
「バックアップのメモリもあいつが圧し折った。これで全ては水の泡さ」
フッテージは私と切って切り離せない身体の、魂の一部だ。
私は息を吸うように嘘をつく。
「つっかねぇなキツネ……」
タカハシが踵を返すと、私は息をついて椅子に沈み込んだ。

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夕餉の匂いが立ち上る日暮れ。
遮光カーテンを締め切った部屋に、ぼんやりと幻想的に漂う紫煙。
PCから伸びるDVIコード。
プロジェクタから放たれるノイズ混じりの光線。
まっさらの壁は自分だけのスクリーン。
私の身体は全てのことを止め、胸だけをときめかせながらただその光景を見つめ続ける。

それは音の無い世界。音の無い絶望と恐怖に満ちた世界。
過去の自分が確かに感じた世界の記憶。
忘却というスクラップヤードに埋もれた記憶。
私は三原色の外部記憶を手がかりに、自らの心の膨大な埋立地を掘り返す。
それは巡礼。その名は恍惚。
過去の追体験には堪え難い痛みと抗い難い高揚感が同居する。

私には判る。全てが分かっている。
音の無い世界を埋め尽くす銃声、炸薬の破裂音。
頭蓋が、手足が、内臓が破れ、砕かれ、引きずり出され、名も知らぬ戦士たちの断末魔が響き渡る戦場の狂騒。
咥えたタバコの先から灰が崩れ落ちることも気に留めず、私は過去の私が巡った生と死の狭間をリピート再生する。

気づけば私は、暗い森の只中に囚われている。薄汚れて破れたソファに腰掛け、積み上げられた無数のブラウン管を眺めている。
それらは昆虫の複眼めいて様々のフッテージを、あるいはノイズを映し、並行する画像情報の奔流には脳髄が歪曲する快さが在った。
同時多発的記憶遡行。この世の摂理ではない。

「何を見ている?」
傍らには男が座っている。それは私が勝手に男と思っただけで、実際に男なのかどうかは判らない。奇妙なウサギ頭は私に語りかけた。
「"ただ今"。先ずは、"おかえり"と言っておこうか。ところで、お前は一体何を見ている?」
「……わからない」フムン、とウサギ頭は唸ってみせた。

「自分でも良くわからないのか?」
「わからないけど、私はこれを見なきゃいけないんだ」
ラタキアブレンドの薫香。
ウサギ頭を横目に見ると、彼はメシャムのパイプに火を起こしていた。
「何故見なきゃならない?」
「わからない。だがそれはきっと義務なんだ。すべきことを魂が要求してる気がする」

全身がビリビリと粟立った。身体を衝撃波が突き抜け、そこらじゅう至る所を目に見えない弾頭が、破片が、超音速で通過していく。
「思うに、お前は危ない均衡を保っているぜ」
私は答えない。
「お前は記憶することを止めろと言われたはずだぜ?」
直撃するライフル弾。私の右顔面は四分五裂し吹き飛んだ。

「知ったことか。これら全ては、私の砕けて散り散りになった魂の一部だ。それは肉屋の秤に乗せて切り売りできるものなんかじゃないんだ」
「少なくともお前はそう思いたいようだがな。お前が望むと望まざるに関わらず、これから否応無しに知ることになろうぜ。自分自身が崖っぷちに立たされてることを」

「お前は誰だ?」ウサギ頭がピクリと両耳を揺らし、紫煙を棚引かせる。「お前がそれを聞くのか?」「どういうことだ」
ウサギ頭は黙り込み、すぅ……と長くパイプを吸い込んだ。ダルそうにソファに沈むと、もうもうと煙を吐き出す。
「お前は答えを知っている。答えを知っていることも知っている……」

弾頭が立て続けに身体で弾けた。ソファが襤褸切れに替わり、手足が千切れて腸が飛び出す。
「お前は誰だ」
「お前は自分がなすべきことを知っている。俺の役目は、お前に知っていることを思い出させることさ」
「お前は——」殺到する弾着。
私の精神は、血煙と肉片に変わり崩壊する私の肉体を俯瞰した。

ガンガン、ガンガンガン。
アパートのドアを繰り返し叩く音。私はすっかり疲れ果て、どこか遠い世界に響き渡る銃声のように、それを意識から追い出した。
「——マダさーん。いるんでしょー。聞こえますかー」
ガンガン、ガンガンガン。
「ヤマダさーん。おッかしいなァ——」
こんな時間に一体誰だ。

ふっと静寂が戻る。私は着衣を焼いた手巻きタバコの吸いさしを、億劫な手つきで拾い上げると灰皿に投げた。
ソファにもたれると、おもむろにまどろみが襲い掛かった。
プロジェクタは暴力のフッテージを飽きもせずに垂れ流し続けた。
私はそれを忘れねばならないし、忘れた後でまた思い出さねばならない。

睡魔が死を司る女神のように、私の諸手を包み込む。
——ガチャッ。ガチャッガチャッ。
ドアから聞こえる金属音。
私はハッとして、眠りの誘惑を頭から振り払った。
——カッチャ、カッチャ、カッチャ——ガッ、チャン。
玄関の施錠は思った以上に呆気無く破られた。
私は今度こそ正気に引き戻された。

暗中 ANTI YOU - OUTSIDE OF THE MONOCHROME -
№/01-01 DEAD MEMORIES 終

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