飲み会に出席せざるを得ない空気を作り出す巧妙な仕組み

私は最近、気付きました。

会社の飲み会について。


社員の性格を見るに、どうも

「うぇ〜い、飲み行こうぜ!」

な人種はいないはずなのですが、

飲み会というのは定期的に開催されます。


どっちかと言えば、

「早く帰って一人の時間を満喫したいです」

の人が多いはずなのに、

みんなその飲み会に出席するのです。


んで、その飲みの場でとある上司が熱く仕事のことなんか語り出しちゃったりすれば、若手はまた、

なんとも言えない顔をし出しちゃうわけです。


その顔を見て思うこと、

みんな飲み会行きたくないでしょ


かくいう私も、行きたくない会社の飲み会があります。

でも、その飲み会は、断りづらいんです。

よっぽどのことがないと。


さて今日はその巧妙なカラクリがわかりましたので、

解説します。

其の一、歓迎会

会社に入って最初の関門が、歓迎会です。

これは自分のことを歓迎してくれる、

という名目の会です。


つまり、これ欠席できません。

「あ、すいません、その日ダメなんです」

なんて言おうものなら

「あ、わかった!いつ空いてる?」

と、決して逃してくれません。

そして参加したが最後、その部署で開催される飲み会には定期的に参加せざるを得なくなります。

歓迎会では歓迎される側の会費がなし、もしくは他の参加者よりも安くなるのが一般的です。

これも巧妙に仕組まれた罠です。

効果は主に2つ。

①歓迎会自体を断りづらくする

②今後の飲み会さえ断りづらくする

特に後者はタチが悪く、

歓迎会で会費を負担してもらうこと

=今後の飲み会出席券を購入すること

に他なりません。

入って間もなくウキウキしている時期であればなかなかそこまで想像できないでしょうが…

其の二、幹事

晴れて歓迎会に出席すると、回ってくるのが幹事。

主賓でいられたのも束の間、

次は幹事が回ってきます。


お察しの通り、幹事は飲み会を欠席することができません。


「企画だけやるけど、当日のことはよろしくね」

なんて通用するわけがありません。

当日仕切ってこその幹事です。

さて、お分かりでしょうか?

歓迎会→幹事という仕組みによって、もう飲み会に出席せざるを得ない空気が出来上がっているのです。


この仕組みによって少なくとも2回の飲み会には出席しなくてはなりません。

其の三、同僚

こうして、飲み会に出席する、という流れを作られてしまうわけですが、

幹事からの卒業を果たせば以降、

参加の義務はなくなっていくでしょう。


がしかし、ここで断りにくくなる仕組みがさらにもう一つ、

同僚という仕組みです。

要するに、同じ仕事環境にいるので、

便利な断り文句である

「すいません、その日仕事なんで」

が使えません。

だって、みんな同僚がどんな仕事してるか大体知ってるので。


まとめです。

嫌な飲み会には参加せざるを得ません。

なぜなら、上で挙げたような巧妙な仕組みが出来上がっているからです。

これをかいくぐって全ての飲み会をブッチするには強靭なメンタルが必要です。

もし、そんな人がいれば、その人は大物です。

すぐに会社から独立して、

自分の力で稼ぎ始めるでしょう。


そうではない人、


頑張りましょう!

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