つい1週間前。

ありのままを書こうと思う。

僕は第104回薬剤師国家試験を受験した。二日間の日程で行われる国試は、朝から夕方までかかる過密スケジュールだ。
1日目が終了し、2日目の一コマ目が終了する前、僕は突然呼吸がしにくくなるのがわかった。呼吸する度に左肺に痛みが走る。一度に取り込める酸素が少なくなり、自然に呼吸が荒くなる。これはまずいと思い、試験の部屋を別室に変えてもらった。

午後から残りのふたコマの受験さえ乗り切れれば、あとは病院に駆け込もう。ここで病院に行くことになればこれまでの勉強、労力をが水泡に帰すことになる。それは嫌だ。その時点ではまだうずくまって受ければなんとかなった。

ふたコマ目が終わる直前、突然呼吸ができなくなった。暑くもないのにブワッと全身に汗が吹き出した。

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