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1968年式 VW Type-1 空冷ビートルのオーナーズマニュアル


私が50年以上も前に作られた古い車(ビートル)に再び乗り出した頃のお話です。ここから私の空冷ワーゲンライフが再始動しました。

※下記は当時書いた日記となります。


2015年10月12日

僕のビートルには新車購入時に付属のオーナーズマニュアルが付いていました。最初のオーナーの名前や整備記録なども記載されており、大切にされてきた車だということがよくわかります。

当時のオイル交換のスタンプなんかがあり見ているだけでも面白いです。中身は英語なので解読には難儀しますが、ヘインズ本などに記載されている情報などの裏付けができたりと、これがあるのとないのでは大違いかもしれません。

以前点火タイミングのセッティングをする際にヘインズ本を確認したところ、「1967年〜1970年でエンジン番号がH5で始まるセミオートマ装備のフューエルインジェクションモデルは0度(TDC)に合わせる」といった記載がありました。

僕のビートルは1968年製のエンジン番号がH5で始まる車体なので0度で間違いないと思いますが、「セミオートマ装備のフューエルインジェクションモデル」の記述がよく分からず自信がありませんでした。

現代ではGoogleアプリのカメラでリアルタイム翻訳を使えば「ほんやくこんにゃく」

そこでオーナーズマニュアルの登場です。49ページの「Basic ignition timing」を見ると「TDC」になっていました。ヘインズ本と同じ内容です。マニュアルに書いてあればもう間違いないですね。

クランクプーリーに切り欠きが3つあるこのタイプでは、一番左の切り欠きが0度(TDC)になるので、そこに合わせてセッティングすればOKということです。ということで、今のセッティング方法であっているということで安心しました。

ヘインズ本の情報量に比べオーナーズマニュアルで得られる情報は一部ですが、色々なもので情報収集すればビートルの事をより深く知れて面白いです。マニュアルを残してくれた過去のオーナーさんに感謝です。

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