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”悔しさ”という名のブースター

「うまくいかなくて悔しい」

そんなことは日常よくあることで。

たとえどれだけ好きなことをしたところで、
上手くいかないことなんて山ほど出てくる。

何かに挑戦すれば、失敗することも多々あって。

「なんでこんなこともうまくいかないの。。。」
ってため息をつく日も。


もうあきれてしまって
自分が嫌になりそうになることだって
たくさんある。


でも、
漫画の主人公たちはなんかわかんないけど、
「くやしーーーーーー」って言った後
猛練習して、成功する。

ずっと不思議だった。

なんでそこでそんな頑張れるん?って。
なんでそんなのめりこめるん??って。

だって失敗したんだぜ。
上手くいかなかったんだぜ。
ふつーにへこむやん。

すぐ前をむいて進めるのがわけわからん。


主人公たちみたいに
”こんな風になりたい”って思いつつも、
なんでこうなれるんか不思議だった。

彼らは笑顔でみんなこういう。
「だって好きだから。」

すきだったらできるんだ。
そうなんだ。
じゃあ私がそう思えないのは、
「好き」が足りないから?

ってずっとおもってた。

そう思うようになってから、
自分の好きって気持ちは嘘?
と思えてしまったんだ。


でも、そうじゃなかった。

自分が好きかどうかはまた別だ。
そりゃ好きなものの方が頑張れるかもだけど。

主人公たちみたいに頑張れなきゃ、
好きじゃないってのはちがう

って今日実感した。
感覚として。
言語化できそうなほど鮮明に。
だから言葉に起こしてみようとおもう。

「今までの自分」と
「主人公たちや今日気づいた自分」との間には
どう”違い”があるのか。


単刀直入にいうと、
「悔しさ」という感情のパワーのベクトルをどこへ向けるか
が答えだった。

きっとうまくいかないことに対して
「くっそーーー‼」だったり「悔しい。。。。」
って感じることまではきっと一緒。
(思う度合いは人それぞれだろうけど。)

で、

大事なのはそのあと。

その悔しさのパワーをどこに向けるか。

今までの自分に向けるのか。
言い訳をして他者や違うことに向けるのか。

はたまた、
これは自分にとってそれほど重要でないから大丈夫だ。
と言い聞かせて、気持ちを慰め、
なかったものとしてとらえて、
逃げるのも選択肢の1つだろう。

これまでの自分はこんな感じだった。
うまくいかないことがあると、
「こんなこともなんでできないの」って自分を責めた。
そして受け取り切れない部分を慰めや違うところに向け、言い訳をした。
言い訳をしている自分に気づいて嫌になることも多々。。。


でも、今日違うかった。

何が違うかったかというと、
悔しさのパワーベクトルを「未来へ」向けること。

上手くいかなかったというのはやっぱり悔しい。
「もっとあーしとけばよかった」がなかったわけでもない。

でも、一番大きかったのが、
「今回うまくいかんかったけど、これ出来たらかっこよくね?」
「絶対たのしいよね??」
っていうワクワク感だった。

そこから分析が始まった。
管楽器の授業の実技テストだったんだけど、
ブレスここで取ればいけるんじゃね?
ここのフレーズを。。。だったり。


今日は上手くいかなかった。

だけど、自分を責めることも
何かのせいにすることもなかった。

ただ”悔しかったという気持ち”と
”勉強させてもらったなぁと嬉しい気持ち”が
まじっている感じ。

「もっと練習したい!!」
「もっと楽器のことについて知りたい!!」
って気持ちが大きかった。
推進力がすごかった。
努力するためのブースターを手に入れた気分(笑)

悔しさはブースターになるんだ!!って知った。
威力えげつかった。

だって後悔より、ワクワクが止まんないんやもん。

悔しい気持ちは悪いもんじゃない。
自分を更にレベルアップさせてくれるブースター

そのためには、
「もし、○○できるようになったらカッコイイよね‼」
と【未来】を描き、ワクワクすること。

そうやって悔しさのパワーを未来へ向けてあげる。
それだけで、悔しい辛い思いが自分の力になってくれる。
また少し楽しくなる。
その先の世界へ。。。









いつもありがとうございます。