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ブラジルで11月2日はお盆!

キリスト教で11月2日は
「死者の日」または「万霊節」といい、
全ての死者の魂のために祈りを捧げる日です。

ポルトガル語圏では
この日は祭日で、
人々はここに合わせて
家族で生まれ故郷に向かい、
お墓参りをします。

そう、
まさに「お盆」ですね!

ポルトガル語では、この日のことを

Dia dos Finados

伯葡語【ーア・ドゥス・フィ―ドゥス】
欧州葡語【ディーア・ドゥシ・フィードゥシ】
(「死者の日」)

と言いますが、

日系人社会には「お盆」という人が多いです。w

一方、
この2日前のハロウィンはというと、
日付も近いことから
いかにも関係ありそうですが、

こちらは
ケルト文化由来で、
ケルト人にとっての一年の終わりである
10月31日に
死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたのだそうです。

つまり、
ハロウィンについては
キリスト教とは関係ないので、
ブラジルなどの場合は、
日本同様、

「アメリカ映画とかに出てくる
ハロウィンとかいうあれってなぁに?」

という程度だったものが、

何故か最近流行り始めたといった感じです。


とはいえ、

視える人々に言わせると、
この時期になると
「有象無象がウヨウヨと…」
なんてことも聞きますから、

この時期にあの世から
「皆さん」こちら側においでになるということには
違いないのではないでしょうか。

とりわけハーフの人とか
そうでなくとも
西洋に身内が住んでいる故人などは、

日本のお盆の時期にも
西洋のこの時期にも
降りていらして、
こっちに来たり、あっちに行ったりと
忙しく過ごしていらっしゃるのかもしれませんね!👀

というわけで、
ブラジル日系人が
「お盆の時期に云々」
という話をしているのを耳にしたら、

案外11月頃の話だったりするかもしれませんよ!

というお話でした。w

本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!

この時期、ブラジルの墓地はお花とロウソクで彩られます。

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